ほろ苦いココア味のクラッカーに優しい甘さのバニラクリームを挟んだお菓子であるオレオは、誰でも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
実は現在、このオレオと類似した「ノアール」と呼ばれるお菓子が発売されていることをご存知でしょうか。
- オレオとノアールって同じもの?
- オレオとノアールを比べて判ること
- 食べすぎるとどうなるの?
今回は、こちらについて詳しく解説していきます。
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目次
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オレオとノアールの違いって何?
まずは、オレオとノアールそれぞれの特徴と違いについて解説していきます。
オレオとは
オレオは、日本では1971年に「ナビィ」という商品名でヤマザキナビスコより発売が開始されましたが、1970年代に一度販売が終了しています。その後、10余年の歳月を経て、改めてヤマザキナビスコより「オレオ」として発売されました。
この際に使用された「このおいしさ、世界記録」のキャッチコピーを覚えている人も多いのではないでしょうか。その後、30年以上愛され続けたオレオですがライセンス契約の終了に伴って2016年からは「モンデリーズ・ジャパン」が販売権利を継承し現在に至っています。
なお、モンデリーズ・ジャパンへの販売権利継承の際に、使用原料が変更となっており現在のオレオはヤマザキナビスコ時代のオレオとは味が異なります。
ノアールとは
ノアールとは、オレオのライセンス契約が終了したヤマザキビスケット(旧ヤマザキナビスコ)が、オレオの後継菓子として新たに販売を開始した製品です。ライセンスの関係上、「オレオ」という商品名が使用できないため新たに「ノアール」という名前を付けて販売することとなりましたが、製品自体は「オレオ」と差異はありません。
違いは?
オレオとノアール、どちらもココアクッキーでバニラクリームを挟み込んでいることは同じですが、明確な違いが2つあります。
製造場所が大きく異なる
現在のオレオ(モンデリーズグループから販売)は中国北京の工場で生産されていますが、ノアールは日本国内の工場で製造されているという特徴があります。
使用されている原材料に差がある
オレオとノアールの原材料欄をそれぞれ比較してみます。
オレオ
小麦粉、砂糖、植物油脂、ココアパウダー、コーンスターチ、食塩/膨張剤、乳化剤、香料、酸味料、酸化防止剤(V.C、V.E)
ノアール
砂糖、小麦粉、ショートニング、加工油脂、ココアパウダー、乳糖、ぶどう糖果糖液糖、コーンスターチ、カカオマス、乳等を主要原料とする食品、食塩/膨張剤、乳化剤(大豆由来)、香料
食品の原材料表示は、使用量が多いものから書くのがルールです。2つの製品を比較すると、小麦粉と砂糖の順番が異なっていることがわかります。また、ノアールにはオレオには使用されていない、ショートニングやココアパウダーの表記がありますね。
一方で、オレオには膨張剤以下5種類の食品添加物が使用されているのに対し、ノアールには3種類のみの食品添加物が使用されていることも違いと言えるでしょう。
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オレオとノアールの比較
カロリー・糖質
オレオとノアールの1枚あたりのカロリー・糖質量を比較しました。
製品名 | カロリー | 糖質(炭水化物) |
オレオ | 49kcal | 6.9g |
ノアール | 52kcal | 7.1g |
多少の差異はありますが2つの製品のカロリー・糖質は、おおよそ同量といって良いでしょう。
栄養の違いは?
オレオとノアールから摂取できる栄養はほぼ同一といっても良いでしょう。乳糖が使用されているノアールからは、オレオと比較するとタンパク質が多く摂取できますが劇的に差があるというほどではありません。
食感・味の違いは?
2つを食べ比べると、ノアールの方が美味しいという人が多いです。ノアールは日本人にとって慣れ親しんだ味であるものの、オレオと比較すると
- クリームが甘すぎない
- ココアクッキーのほろ苦さが良い
などの評価が多く見られましたが、このあたりは個人の好みに左右されるでしょう。
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オレオとノアールは食べ過ぎるとどうなる?
食べ過ぎるとどうなる?
オレオとノアール、どちらも美味しいお菓子ですが食べすぎることはカロリー過多に繋がります。バニラクリームには、特に多くの砂糖が使用されているため適量を守って食べることが大切です。
適量はどれぐらい?
オレオやノアールを食べる際の適量は、1日辺り3枚程度を目安とすると良いでしょう。一般的に、間食におけるカロリー摂取量は200kcal程度が適量と言われています。オレオとノアールの1枚あたりのカロリーを考慮すると、やはり1日3枚程度の摂取がおすすめです。
食べすぎた時の対処方法は?
どうしても食べ過ぎてしまった場合は、ジョギングやウォーキングなどの軽い運動を行ってカロリーを消費すると良いでしょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- オレオは、過去ヤマザキナビスコから発売されていた製品だが、現在はモンデリーズ・ジャパンから発売されている
- ノアールは、ヤマザキビスケットから発売されている製品で、製品名を除いてオレオと同じ製品である
- オレオは中国からの輸入品、ノアールは国内製造品という違いがある
- オレオとノアールは摂取カロリーや栄養素に違いはなく、1日3枚程度が適量となる
いかがだったでしょうか。
疲れた時の息抜きや、おやつとして食べる機会の多いオレオやノアール。この記事を読んで興味を持ったら、いつも選ぶ製品とは別のものを是非試してみてくださいね。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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