オレガノは煮込み料理、魚や肉の臭み消しとして重宝されているハーブの1つですよね。オレガノを料理に加えることで、一味違った風味や香りを楽しむことができ、料理のクオリティーを1つ上げてくれる、そんな香辛料です。
そんなオレガノですが、一度でたくさん使う機会は少なく、その量は限られていますよね。そのため「オレガノが余っちゃった」「オレガノはどうやって保存するのがいいの?」このようなお悩みがあるかと思います。
そこで、今回の記事では「オレガノの正しい保存方法」について解説をします。本記事を読むことで、オレガノを適切に保存する方法を知ることができ、次回使う時にもフレッシュな香りを楽しむことができますよ!
- オレガノってどんなハーブ?
- オレガノの使い方
- オレガノ保存方法
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目次
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オレガノってどんなハーブ?
オレガノは地中海地域が原産のハーブで、和名では「花薄荷(はなはっか)」といいます。香り、風味が非常に強くイタリア料理やスペイン料理でよく使われています。
オレガノとは
オレガノとは、シソ科のハーブで草丈が30~60mほどに生長し、6~9月に淡いピンク色の綺麗な花を咲かせます。
また、驚くべきことにオレガノは古代ギリシア・ローマ時代から風邪薬や頭痛薬として使われ、様々な健康効果を期待できるといわれています。実際にオレガノには、抗酸化成分(体のサビを予防する効果)が多く含まれ、アンチエイジングや免疫力の向上の効果が期待できます。
オレガノの香り
オレガノはシソ科特有の清涼感があるものの、甘味・辛み・苦味のバランスがとれており、ミントに似た香りがします。
一般的には、生もしくは乾燥させたものを香辛料にして、スープ、肉、魚料理の香り付けとして使われます。また、オレガノのフレッシュな香りを活かしてハーブティーやアロマとしても人気のあるハーブです。
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オレガノの使い方
一般的に、オレガノを料理に使う場合は「生、乾燥」させたものを使います。生と乾燥には違いがありますので、まずはその違いについてご紹介します。
生のオレガノ特徴:乾燥のオレガノよりも香りが弱く、サラダやドレッシングなどのトッピングに向いている
乾燥のオレガノ特徴:生のオレガノよりも香りが強く、煮込み料理などに向いている
また、オレガノは香味が非常に強いので、使用量には注意しましょう。
煮込み料理に
煮込み料理は、オレガノの香りを最大限に活かせる料理です。特に鶏肉の煮込み料理、カレー、野菜スープなどの煮込み料理と相性抜群です。
また、上記でもお伝えしたように、煮込み料理には乾燥のオレガノを使いましょう。オレガノの香りを存分に楽しむことができますよ!
肉や魚の臭み消しに
オレガノは肉や魚の臭み消しにも使えます。特に脂の多い肉や魚をローストする際に、上に少量パラパラと振りかけることで、脂っぽさを和らげてくれます。お子さんや脂っこいのが苦手な方でも食べやすくなりますよ。
トマト料理に
トマトとオレガノは非常に相性が良く、トマト料理にオレガノが使われることは多々あります。例えば、トマトスープ、ピザやパスタに使われるマリナーラソースなど様々です。
ドレッシングにも
生のオレガノを使って自家製ドレッシングを作ることもできます。作り方もシンプルで、オリーブオイルに、刻んだ生のオレガノ、レモン汁、刻んだタマネギ、を加えて混ぜたら完成です。
市販のドレッシングでは再現できない、フレッシュなドレッシングは新鮮な生野菜との相性抜群です!
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オレガノ保存方法
オレガノの大きな問題点は保存方法にあるかと思います。家庭菜園でたくさん収穫したけど、保存方法が分からない…。料理で少しだけ必要だから買ったら、たくさん余った…。このような経験がある方は少なくはないと思います。
ここでは、オレガノの具体的な保存方法についてご紹介します。
保存期間目安
オレガノの保存期間の目安は保存方法によって異なります。
生のオレガノの場合
・常温保存:2〜3日程度
・冷蔵保存:3~5日程度
・冷凍保存:2〜3週間程度
生のオレガノの場合、あまり日持ちはしません。そのため、日持ちをさせたい場合は冷凍させるか、乾燥させて自家製ドライハーブを作ってみましょう!
乾燥オレガノの場合
・常温保存:1~2週間程度
・冷蔵保存:3~4週間程度
・冷凍保存:1~2ヶ月程度
乾燥オレガノの場合、生のオレガノより日持ちします。しかし、直射日光の当たる環境に長い期間保存すると、傷んでしまうので注意しましょう。
おすすめの保存方法
オレガノのオススメの保存方法は3つあります。
①乾燥させてドライハーブにする(自然乾燥または電子レンジで乾燥)
②生のオレガノは濡らしたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫に保存
③刻んで冷凍庫に保存
ドライハーブ作り方
ドライハーブは誰でも簡単に作ることができますよ!
①オレガノに付いている土や汚れを洗い流す
②キッチンペーパーなどで水気を拭き取る
③風通しの良い直射日光の当たらない場所にハンキングする
④一週間程度でドライハーブの完成
乾燥させたオレガノは、細かく砕いて瓶などの空気の触れない入れ物で保存するとフレッシュな香りを保つことができますよ。ぜひ挑戦してみて下さい!
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まとめ
今回の記事は「オレガノの保存方法」について解説をしました。
最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- オレガノは甘味・辛み・苦味、全てのバランスがとれたハーブ
- オレガノは様々な料理の味のアクセントに使うことができる
- オススメの保存方法は「乾燥させる、生のオレガノは冷蔵、長期保存の場合は冷凍」
いかがでしたでしょうか?オレガノが余ったけど、保存方法が分からない…。そんな時の参考にしてみてください!