皆さんはオレガノというハーブを使ったことはありますか?あまり日本人はハーブを使った食事に馴染みがないかもしれませんが、地中海料理などを作る際にはオレガノのようなハーブを欠かすことが出来ません。
今回の記事ではオレガノはどのようなハーブなのか、オレガノの特徴やオレガノがない時に使える代用品について解説していきたいと思います。
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目次
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オレガノってどんなもの?
オレガノは地中海を原産とし、紀元前から用いられていたとされる歴史の古い植物です。古代エジプト時代には、ミイラの乾燥剤に使われていたという変わった過去があります。
オレガノにはいくつか種類があり、それぞれ少しずつ特徴が違います。オレガノとよく似たハーブのマジョラムというものがありますが実はオレガノはマジョラムの一種で、ワイルドマジョラムというものがオレガノになります。
- オレガノ(ワイルドマジョラム):ピリッとした風味。防腐効果をもつ
- スウィートマジョラム:甘くスパイシーな風味
- フレンチマジョラム:サボリに似た風味
- ウインターマジョラム:甘く刺激的な香りがある
- コンパクトピンク:刺激性の辛い風味がある
- ゴールデンマジョラム:マイルドなサボリに似た風味がある
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オレガノの香り・味は?
オレガノは香りが強く、味は少しクセがあり清々しさと苦味の間をとったような味という表現が良いでしょう。オレガノはシソ科のハーブなのですっきりとした芳香が特徴です。お肉料理などに使われ、臭み消しの効果もあります。
基本的には乾燥したオレガノが出回っており、スーパーでも簡単に手に入れることができますが、生のオレガノが料理に使われることもあります。
具体的にどんな料理に使うの?
トマトやチーズと相性がよいので、ピザ、トマト味のスパゲッティのほか、地中海地方の料理にはよく使われます。
そのほかにもオムレツやサラダドレッシングに少量加えて、その香味を楽しむのも良いですね。ビーフシチューや臭いの強いラムの料理にもオレガノは合いやすいですね。
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オレガノがないときに使える代用品3選!
非常に独特な香りを持つオレガノですが、あまり日本人には馴染みのない食材なので使いたい時に手元にないという時もありますよね。
そんな時に知っておくと便利なのがオレガノの代用品です。
バジルが一番そっくり!
オレガノの代用品として定番なのがバジルです。バジルはオレガノに非常に似た香りを持っているだけでなく、スーパーなどでも簡単に手に入るのが特徴ですね。
オレガノの爽快感を持つ独特の香りには、少し劣ってしまいますがバジルも少し量を多めに加えればしっかりと存在感を出してくれます。バジルの場合はオレガノが得意とするトマト料理との相性がとても良いとされています。
パセリでも代用可能
日本でもおなじみの深い香草であるパセリもオレガノの代用品として使うことができます。日本ではあまりパセリを食べるというイメージはないかもしれませんね。パセリのイメージと言うと洋食の付け合わせのイメージが強いですよね。
パセリの豊かな香りは、オレガノよりも強烈な香りではありません。しかしオレガノよりも青々とした綺麗な緑色の見た目をしているので、食欲をそそる仕上がりになるでしょう!
パセリをオレガノの代用として使用する場合は完成した料理にふりかけるようにする使い方がおすすめです。
マジョラムでも代用可能
冒頭で紹介しましたがオレガノはマジョラムの一種でワイルドマジョラムというものです。なので他のマジョラムを使うことで代用することもできます。
他のマジョラムは基本的にスイートマジョラムとして販売されていることが多いです。オレガノとほとんど同じ成分を持っており肉や魚の臭み消しとして使われることがあります。
ただしマジョラムはハーブの中でもかなり使い勝手が難しく難易度が高いハーブとされています。
マジョラムオレガノの代用として使うときの注意点は、マジョラムの方が臭いがかなり強いので量を少なめにして使うことです。あまり多く入れすぎてしまうとマジョラムの強い香りが料理の雰囲気を壊してしまう可能性もあるので注意しましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- オレガノは地中海を原産とするハーブ
- マジョラムという植物の一種で、ワイルドマジョラムがオレガノという名前を持つ
- シソ科のハーブなのですっきりとした芳香が特徴
- オレガノの代用品として使えるのはバジル・パセリ・スイートマジョラム
- それぞれに特徴があるので、代用品として使うときは注意しよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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