オレンジピールは妊娠中に摂っても大丈夫?我が子の健康のための知識

妊娠中には食欲がなくなったり気分がすぐれないことも多いかと思います。柑橘系であるオレンジピールなら、ハーブティー、アロマ、そのまま食べても気分が明るくなるのでリフレッシュにちょうどいいですよね。そこで今回は、

  • オレンジピールについて
  • オレンジピールの効果
  • オレンジピールは妊娠中に食べても大丈夫?

こちらをテーマに解説していきます。

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オレンジピールについて

オレンジピールとは

オレンジピールとは、 オレンジの果皮またはそれを乾燥させたもの。 オレンジの果皮を砂糖水で煮詰めて乾燥させドライフルーツとしたものです。 オレンジピールは、色の濃いフラベドと白い繊維質のアルベドから構成される。フラベドには油胞が無数に存在しており、柑橘類特有の芳香を持つリモネンなどの精油が含まれています。

オレンジピールの成分

タンパク質    0.5g
 脂質    0.1g
 炭水化物    54,6g
塩分    0g
糖質    51.8g
食物繊維    0.6g

引用:オレンジピールのカロリーや栄養素

さらに、オレンジピールにはリモネン、β-ピネン、α-ピネンなどが入っており、疫力アップ、安眠効果、代謝アップ、ダイエット効果など女性には嬉しい効果がたくさんありますが、妊婦さんの場合はどうなのでしょうか?そちらを、詳しく説明していきます。

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オレンジピールの効果

オレンジピールにリモネンというモノテルペン炭化水素の一種が含まれており、柑橘類に含まれる代表的な芳香成分です。オレンジピールにはこのリモネンが80〜95%も配合されていて健康ににいい効果をたくさん兼ね備えています。

  • 免疫力アップ
  • リラックス作用
  • 安眠効果
  • 代謝アップ&ダイエット効果
  • 疲労回復効果

免疫力が高まると身体の中に侵入してきた細菌やアレルギー反応も出にくくなり、体の体調を崩しやすい妊婦さんには強い味方になります。

リラックス

オレンジピールに含まれるリモネンにはリラックス効果やリフレッシュ効果が期待されています神経系の不調が整うことで自律神経の乱れが正常化すると、免疫力が高まります。また、抗うつ作用がありストレスを軽減させてポジティブな感情にしてくれます。

胃腸の環境改善

妊娠中は免疫力が低下して胃腸炎になりやすいと言われています。感染性胃腸炎には、O-157やサルモネラ菌などの細菌によって引き起こされる細菌性胃腸炎と、ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスによって引き起こされるウイルス性胃腸炎があります。

胃腸炎によって直接赤ちゃんへの影響はないと言われていますが、嘔吐や下痢が続くと脱水症状になりお腹の赤ちゃんへの栄養が行きわたりにくくなります。なので、予防することがとても大切になるので腸内環境を整え普段から免疫力を上げることが、とても大切になります。

疲労回復

リモネンには興奮状態になった神経を落ち着かせてくれる働きがあるため、不安が軽減されたりストレス解消になったりなど、心と身体のバランスを保ちやすくなります。

神経の乱れが落ち着いてくると、自然な眠気が起こったり睡眠の質が高まったりすることも珍しくなく、安眠につながりやすくなるでしょう。

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オレンジピールは妊娠中に食べて大丈夫?

飲みすぎなければ大丈夫

オレンジピールのハーブティーは妊婦さんでも飲みすぎなければ大丈夫です。ハーブティーの中には、カモミール、シナモン、レモングラスには多少ですが、子宮を収縮させる効果があるので注意が必要です

念のため主医師に相談を

オレンジピールやハーブティーもそうですがいい効果と普段は気にしなくても妊婦さんにとってあまりよくない効果のものもあります。オレンジピールの中でもビターオレンジを使ったものには光毒性というものがあります。肌についたまま光にふれると肌にダメージを与える物もあります。スイートとマンダリンオレンジでは光毒性はほとんどないと言われていますが、心配な方は念のためかかりつけのお医者さんに聞いてから飲むことをおすすめします。

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その他妊娠中には気を付けたほうが良いもの

妊娠・妊婦

カフェイン

カフェインは同じ量でも小さな赤ちゃんにとっては少量でも興奮してしまったり様々な悪影響があります妊婦さんがカフェインを摂りすぎると不眠や頭痛のほか、赤ちゃんの低体重の原因になったり、鉄分不足を招いて貧血を引き起こしたりする可能性などがあります。

その他には、流産したり、胎児の成長に影響を及ぼし低体重になったりするおそれがあります。また、胎児の成長に必要な鉄分の吸収を阻害する可能性があります。どうしても、飲みたい方は同じ飲み物でノンカフェインのものをおすすめします。

ポリフェノール

抗酸化作用があり健康や美容にいいとされるポリフェノール妊娠後期に大量に取り続けると胎児の血管が狭まったり閉じたりする「胎児動脈管早期収縮」の危険性もあります。胎児が心不全になることもあるという危険性があります。妊娠中によく食べるプルーンは鉄分や食物繊維、ポリフェノールが豊富でよく食べますが同じく注意が必要です。

まとめ

この記事をまとめると

  • オレンジピールにはリラックス、安眠効果がある
  • 妊娠中は免疫力が下がりやすいので、免疫力を高めてくれるオレンジピールはおすすめ!
  • カフェインと妊娠後期にポリフェノールをとる際は注意が必要

いかがでしたでしょうか?妊娠してしまうと、どうしても食欲がわかなかったり気分が悪くなってしまうこともありますよね。オレンジピールは、食べてもおいしいですが、ハーブティー、アロマ、色々な方法で楽しめるのでオレンジが好きという方は、是非お試しください。

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