【玉ねぎの長期保存方法】新聞紙がない・マンション等シーン別に解説

玉ねぎはお料理に幅広く使えて便利な野菜で常備している過程も多いかと思われます。玉ねぎは比較的長期保存が可能な野菜ですが、皆さんはどのようにして保存していますか?

新聞紙を利用して保存していますか?新聞紙がない時はどうしたら良いのでしょうか。

今回は

  • 玉ねぎの長期保存方法
  • 新聞紙がない時の保存方法
  • マンションでの保存方法

これらのテーマでご紹介いたします。

スポンサードリンク

玉ねぎの長期保存方法

玉ねぎは、タマネギは、ユリ科・ネギ属に分類される野菜で、「黄タマネギ」「赤タマネギ」「白タマネギ」の3つに大別できます。これは、栽培方法の違いで分けられています。私たちがよく口にしているタマネギは主に「黄タマネギ(イエローオニオン)」です。

野菜として食べるのは、 丸く太った鱗茎の部分 です。周年市場には出回っていますが、新玉ねぎは3~5月、通常のものは5~6月に旬を迎えます。また、春先に出回る葉たまねぎは、生長した 茎葉の部分をぬた にして食べることもできます。

保存方法

一般的な黄玉ねぎは、湿度が高い場所に保管しておくと腐敗が早く進んでしまいます。そのため、冷蔵庫ではなく 風通しのよい冷暗所で保存したほうがいいでしょう。  湿度が高いとすぐに根や芽が出て栄養と風味も落ちてしまいます。玉ねぎは玉ねぎを新聞紙で1つずつ包んで保存します。新聞紙は、温度や湿度がある一定に保つ役割があります。

そのとき、玉ねぎどうしをギチギチに置くのではなく、すき間を空けて通気性を確保するのが長持ちのコツです。

玉ねぎは、1つ腐ってしまうと他の玉ねぎに伝線してしまうため、腐ったものは早めに取り出すとよいでしょう。風通しのよい冷暗所がない場合は、 野菜室で保存することも可能 です。

玉ねぎは50~70%の湿度を好みます。冷蔵庫内の湿度には気をつける必要があります。新聞紙などで1個ずつ包んでからポリ袋に入れて野菜室に入れてください。

その際ポリ袋の口はふんわり止め、湿気がこもらないように通気性をよくしてあげます。
注意
玉ねぎはりんごと一緒に保存してはいけません。りんごからはエチレンガスが放出されていて、玉ねぎの成長をうながし、味や風味を落としてしまいます。

必ずりんごとは違う場所に置くようにしてくださいね。

保存期間

玉ねぎは常温保存で2ヵ月、冷蔵で1ヵ月保存できます。水分が多く香りが強い新たまねぎ、赤たまねぎは、すぐに風味が落ちてしまうので2~3日程度がおいしく食べれる限度です。

赤たまねぎはサラダなどでよく使います。新たまねぎは3月ごろから出回り4、5月が旬です。

スポンサードリンク

新聞紙がない時の保存方法

新聞紙がないとどうなる?

玉ねぎは湿度が高い場所に保管しておくと、腐敗が早く進んでしまいます。また、湿度が高いとすぐに根や芽が出て栄養と風味も落ちてしまいます。

新聞紙は、玉ねぎを1つづつ新聞紙で包むことによって湿度から玉ねぎを守ってくれる役割があります。新聞紙がないと湿度が一定に保たれず、玉ねぎが傷みやすくなってしまいます。

新聞紙がない時の保存方法

新聞紙がない場合は、キッチンペーパーで代用できます。キッチンペーパーならチラシの紙よりも通気性もありそうで、玉ねぎを湿度から守る役割ができます。

また、ネットも代用できます。玉ねぎを通気性の良いネットなどに入れて、そのまま吊るしておきましょう。玉ねぎをネットで吊るすことで、通気性も良い状態を保ちながら保存することができます。

吊るして保存するためのネットなどを用意しておくと、わざわざ新聞紙で包む手間も省けますよ。

スポンサードリンク

マンションでの保存方法

マンションだとなにが困る?

最近は機密性や断熱性の高いマンションや住宅が増えて、常温保存が困難になってします。部屋が一年中快適な温度に設定されるため、風の通りがないからです。

こうした住宅等の良い点は、エアコンや床暖房に年間を通して部屋の状態を快適にコントロールすることができ、断機有益を逃しづらいので、光熱費の節約に役立つようになっているところです。

そうした一方で、常温で保存する玉ねぎなどの保管場所に問題が生じ、 常温保存が困難になってしまった のですね。

マンションでの保存方法

マンションのベランダが風通しが良く日陰が確保できる場合は、 ベランダで保存することができます。  玉ねぎをネットや使い古しのストッキングや入れて一つにつき、3~5個づつくらい、玉ねぎ同士が重ならないよう間でひとつづつ結びます。それを物干し竿などに吊るします。

または、通気性のある籠などにひとつづつ新聞紙に包み、玉ねぎ同士が重ならないように入れます。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • 玉ねぎは新聞紙で1つずつ包んで保存します。新聞紙は、温度や湿度がある一定に保つ役割があります。
  • 新聞紙がない時はキッチンペーパーで代用することができます。または、ネットなどに吊るして通気性も良い状態を保ちながら保存することができます。
  • マンションのベランダが風通しが良く、日陰が確保できる場合は、ベランダで保存することができます。玉ねぎをネットや使い古しのストッキングや入れて物干し竿に吊るしたり、通気性のある籠などにひとつづつ新聞紙に包み、玉ねぎ同士が重ならないように入れます。

玉ねぎは正しい保存方法をすると長期保存ができるんですね。玉ねぎはお料理のレパートリーも広く使えて便利な野菜ですので、常備保存してあると助かりますよね。

スポンサードリンク