玉ねぎを料理する過程で「飴色になるまで」と聞いたことはありませんか?色が変わるまでよく炒めることを指しますが、飴色玉ねぎにするにはどの程度炒めれば良いのでしょうか?
私も普段料理で玉ねぎを炒めることがあるのですが、飴色になるまで意外と時間がかかるなぁと感じていました。同じように考えている方はいらっしゃるでしょうか?
今回は、飴色玉ねぎの作り方や、飴色にすることで美味しくなる理由についてご紹介したいと思います。
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目次
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飴色玉ねぎとは?
そもそも「飴色玉ねぎ」とはどんなものを指すのでしょうか?普段料理に使っている方はご存知かもしれませんが、まずは飴色玉ねぎの定義から見てみましょう。
飴色(きつね色)にじっくり炒めた玉ねぎ
飴色玉ねぎとは、きつね色になるまでじっくりと炒めた玉ねぎのことを言います。飴色とは透明感のある茶色です。
ゆっくりじっくり時間をかけて玉ねぎに火を通し、透き通った茶色になるまで炒めます。強火だと焦げてしまうので、火加減に注意してじっくり調理するのがポイントです。
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飴色にする理由
カレーに玉ねぎを使う時やハンバーグに入れる時など、飴色玉ねぎを使う料理は多数ありますが、そもそもなぜ飴色になるまで炒める必要があるのでしょうか?
その理由について改めて見てみましょう!
甘みとコクがアップする
玉ねぎは生のままでは辛みや強いツンとした香りがありますが、加熱することによって甘みが増す性質を持っています。
飴色になるまでじっくり炒めることで甘みが出て、コクがアップするのです。生の玉ねぎの平均的な糖度は8度程度と言われていますが、なんと飴色玉ねぎにすることで糖度16度ほどまでアップさせることができるのです!
これはもうフルーツ並みの糖度で、そのまま食べてもしっかり甘いことがわかります。甘みある玉ねぎを料理に使うことでコクを出し、味に深みを持たせることができるのです。
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いつも食べるカレーなどの料理も絶品に!
玉ねぎを使った料理として代表的なカレーにも、飴色玉ねぎは活躍します。始めに炒めてからカレーに入れるかと思いますが、じっくりと飴色になるまで炒めてみましょう。
この一手間をかけることによってカレーにもコクが出て、絶品になりますよ。
飴色玉ねぎの作り方
では、飴色玉ねぎはどのように作れば良いのでしょうか?いろいろな料理に万能な飴色玉ねぎの作り方のポイントをご紹介します。
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薄切りにしてしっかり炒める
まずは玉ねぎの切り方も美味しく仕上げるコツです。できるだけ火が通りやすいように、薄切りにスライスしてから炒めるようにしましょう。
ハンバーグの具材に入れる時はみじん切りおすすめです。よく火を通すことが目的なので、玉ねぎの表面積が大きくなるように切りましょう。
短時間ではなかなか色が変わらないので、根気よくしっかりと炒めることが大切です。焦がさないように注意しながら飴色を目指しましょう。
火力は、強火から中火
大事な火力ですが、強火から中火くらいがベストです。完全な強火では焦げてしまう可能性があるので、強すぎない中火程度で様子を見てみましょう。
焦がすのが怖くて弱ににしていると、飴色になるまでかなりの時間がかかってしまいますので、火は強火〜中火程度にしてみてください。
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飴色玉ねぎの時短テク
じっくり炒めると言っても、料理の度にたくさん時間があるとは限らないですよね。できるだけ時短で飴色玉ねぎを作るコツがいくつかあります。
炒める前にレンジでチンする
飴色になるということは、玉ねぎによく火が通っているということです。そのため、「炒める前に電子レンジである程度加熱しておく」と炒める時間をカットすることができます。
冷凍した玉ねぎを使う
「玉ねぎを切ってから冷凍しておく」のも時短の手段です。というのも、冷凍することで玉ねぎの中の繊維が壊れ、炒めた時に早く火が通るようになるのです。
買ってきた段階で切ってから冷凍しておけば約1か月ほど日持ちもするので便利ですよ。使いたい時に使いたい分さっと取り出すことができ、残りはまた別の時に使えば良いので重宝します。
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水を少量入れて炒める
炒めている途中で「水を少量入れる」というのも時間を節約するポイントです。水を入れることによって水分が蒸発し、炒め煮しているような感覚で炒めることができます。
火が通れば通るほど飴色になるので、焦げるのが心配な時に便利な方法です。
蓋を使って火を上手に通す
最後は「蓋を使って蒸すように炒める」というポイントです。蓋を閉めている時と蓋がない時では、フライパン内の温度が変わってきます。
蓋をすることにより温度をぐんと上げることができるので、より早く玉ねぎに火が通ります。閉めっぱなしにしておくと焦げてしまう可能性もあるので、様子を見ながら上手く使ってみましょう。
飴色玉ねぎの保存方法
料理の度に飴色玉ねぎを作るのは面倒!という方は、一度にたくさん作って保存しておくのがおすすめです。飴色にした玉ねぎを料理に使うまでの保存方法について見ていきましょう。
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冷凍保存OK
飴色玉ねぎは、そのまま冷凍して保存することができます。熱が取れたら密閉袋に入れ、平らにして冷凍庫に入れましょう。
一度に使いそうな量ごとに分けて冷凍するのも良いですね。約1か月日持ちするので、ちょこちょこ使いたい方には重宝します。
ペーストにすれば万能調味料にも!
また、薄切りの状態ではなくペースト状の飴色玉ねぎにしておくのも便利です。炒める際に始めは蒸してトロトロにし、繊維質が壊れたら蓋を開けてよく炒めます。
ペースト状の飴色玉ねぎは、お肉につけたりドレッシングにアレンジしたりと万能な調味料になります。
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まとめ
飴色玉ねぎが美味しい理由や作り方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
飴色になるまで時間がかかるので大変!とこれまで思っていた方は、是非時短で作るコツを使って調理してみてください。
玉ねぎは炒めることでとても小さくなりますので、いくつか使い沢山下準備しておくと後々の料理に重宝しますよ。ご家庭で甘くてコクのある飴色玉ねぎを作ってみましょう。
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