皆様はオクラは好きですか?夏バテを予防する夏野菜としてとても有名なオクラですが、実は注意するべき食べ方があることをご存知ですか?多くの方にはそれほど害のない食材ですが、オクラを食べるだけでお腹を壊してしまうという方もいるようです。それは一体どういうことなのでしょうか?今回はオクラの正しい知識や安全な食べ方を紹介します!
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目次
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オクラについて
オクラの栄養価
オクラにはたくさんの栄養成分が含まれています。その中で特に多いものをピックアップしてみました。
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オクラ100gあたりの成分量
- カリウム 260mg
- ビタミンA(β-カロテン) 670μg
- ビタミンK 71μg
- 葉酸 110μg
- 食物繊維総量 5.0g
基本的にはオクラを食べ過ぎても取り過ぎになるほどの栄養素は含まれておりません。唯一、食物繊維量は1日の推奨摂取量が15gから20gなので食べ過ぎると、少しお腹がゆるくなってしまうということもあるようです。多くの人たちはお腹がゆるくなるというよりは、便通が良くなったという嬉しい声の方が多いようです。
毒があるの?
オクラの種にはアブシジン酸という強力な酵素抑制物質が含まれています。これは基本的に野菜や果物の種に含まれている成分です。植物の種は子孫を繁栄するために外敵から防御する力として、アブシジン酸という物質を含んでいます。
この種に含まれるアブシジン酸は胃や腸で消化しようとすると、大量の酵素が必要になってきます。これが原因で腹痛を引き起こしてしまう人もいるようです。 胃腸の弱い方や小さなお子さんがいる方は、小さな種でも消化しにくい場合があるので心配な方は種を取り除いて食べた方がいいかもしれませんね!
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アレルギーがでる?
種の他にも体に影響を及ぼす、アレルギー症状が発生するという情報もありました。生でオクラを食べる方がアレルギー症状の発生確率が高いようです。これはオクラの産毛が原因といわれています。
オクラの産毛が危ない?
オクラに限ったことではないですが、生野菜の表面には農薬や雑菌が付着したまま残る可能性があるのです。それに反応しやすいアレルギー体質の人は、食べた後に喉が痒くなったりお腹を壊したりといったケースがあるようです。もし気になる方は加熱調理をしてから食べることでこのアレルギー症状を防ぐことができます。
本当は生のままが一番いい!
先ほど加熱調理をお勧めしましたが、栄養をまるごと取るならやはり生のままで食べるのおすすめします!産毛の処理やしっかり水洗いすることで、産毛についた雑菌や農薬を洗い落とすことができます。オクラの産毛は塩をまぶして、手のひらで軽く転がすことで取り除くことが可能です。このような下処理をすれば加熱調理をしなくても、生で食べることができますよ!
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オクラのねばねば効果がすごい!
オクラのネバネバ成分
オクラに含まれる独特のネバネバ成分はガラクタンやアラバン、ペクチンなどの食物繊維です。 特にペクチンは整腸作用を促し、大腸がんのリスクを減らす効果がある他、コレステロールを排出する作用もあります!
しかしこのネバネバ成分のペクチンは水溶性であるため、茹ですぎたり洗いすぎたりすると水と一緒に捨てることになってしまいます。オクラを食べる時はやはりできるだけ生で、もし茹でるのであれば短時間でさっとゆでる程度にしましょうね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?オクラにはたくさんの嬉しい栄養成分が含まれていると共に、食べるときに注意した方が良い点も多い食材であることがわかりましたね。
この記事をまとめると
- オクラには栄養成分がたっぷり入っている!
- オクラの産毛の処理や種の処理をすることでアレルギーや胃腸の弱い人も食べられる!
- 栄養をしっかり摂るために出来る限り生で食べよう!
食品の知識を知ることで安全でおいしい食事をとることができます!これからも食品についての知識や美味しい食べ方などを紹介していきますので、他の記事もぜひご覧になってみてください!
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