皆さんはおからパウダーという食材を使った経験はありますか?おからパウダーはおからを乾燥させて粉末状にした食材のことで、非常にヘルシーでありながらとても使いやすく便利なアイテムです。
そんなおからパウダーですが実は食べ過ぎてしまうと様々な影響が出てしまうという噂があるということをご存知ですか?
今回の記事ではおからパウダーとはどのようなアイテムなのか、おからパウダーを食べ過ぎると便秘になってしまうのか、それ以外にどのような影響があるのかについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
おからパウダーとは?
おからパウダーとは豆乳を絞った後に残るおからを乾燥させて粉末状にしたものを言います。おからパウダーはカロリーや糖質が低く腹持ちがとても良いので、食べ過ぎが気になる時や満腹感を高めたいとき、ダイエット効果を高めたい時などに使うと非常に高い効果を発揮します。
スポンサードリンク
おからパウダーは様々な使い方ができる
おからを粉末状にしているおからパウダーは何と言ってもその使い勝手の良さがメリットです。スープや飲み物、ドレッシングなどに混ぜて使うこともできますし、ヨーグルトに加えれば食物繊維と乳酸菌がたっぷり含まれている腸に優しいデザートが出来上がります。
調理の必要がないので初心者でも使いやすく、リーズナブルな値段で購入することができるところもとても良い点ですね。
小麦粉の代わりに使うこともできる
小麦粉の代わりに焼き菓子に使うこともでき、小麦粉よりもヘルシーでタンパク質が豊富なのでカロリーや糖質が気になる方でも食べることができます。
スポンサードリンク
おからで便秘になる?
おからで便秘が改善すると言われるのを知っていますか?それは、食物繊維が豊富だからです。ただ、食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。
- 不溶性食物繊維は、消化されずに腸を掃除してくれる役割があります。
- 水溶性食物繊維は、善玉菌の働きを助け、腸内環境を整えてくれます。
おからに含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維になります。便秘改善の効果は期待できますが、大量に摂取することによってお腹に便が溜まりやすくなります。その結果、便が出づらくなる可能性があります。
おならや腹痛の原因にも?
不溶性食物繊維は、摂りすぎてしまうとおならや腹痛の原因になることがあります。不溶性食物繊維は、ガスを発生するため、お腹の中で膨張してしまいます。それがおならや腹痛に繋がってしまいます。
食べ過ぎに注意
便秘のため、食物繊維を意識して摂っているのに、お腹が張るという方は不溶性食物繊維の食べすぎが原因の可能性があります。食物繊維を意識して摂るときは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維なのかを意識して摂っていくことが重要です。
- 【水溶性食物繊維】:イモ類、果物類、海藻類
- 【不溶性食物繊維】:野菜類、雑穀、豆類、キノコ類、イモ類
食物繊維を摂っているのに、便が出づらいと感じる方は水溶性食物繊維を多くとるようにしていきましょう。
スポンサードリンク
便秘以外の影響
便秘以外にもおからを食べ過ぎることによって生じる身体の影響というのはいくつかあります。
生理痛を軽減するけれど・・・
おからには大豆イソフラボンが含まれています。それは女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをするため、生理痛の緩和が期待できます。ただし摂りすぎには注意が必要です。なぜなら、大豆イソフラボンの過剰摂取は子宮内膜症や乳がんなどの発症と再発リスクを高めることがわかってきています。
物によっては脂質や塩分過多に
おからパウダーは低カロリーですが油を吸収しやすい性質があるので、揚げ物などに使う場合は注意が必要です。おからパウダーが油を吸収し過ぎてしまい、出来上がった揚げ物が普段の揚げ物よりも油をパンパンに吸収した状態になってしまいます。
その他にもラーメンやうどんなどを塩味が効いたスープにおからパウダーを加えてしまうと、スープの中の塩分を吸収してしまい塩味が薄くなってしまう可能性があります。スープを飲んだ時に塩味が薄くさらに塩分を加えてしまうことで、結果的に塩分過多になってしまう可能性もあります。
おからパウダーは非常に使いやすいアイテムですが、特性と栄養成分をしっかり熟知しておくことが大切ということですね。健康に良い食材だからといって使いすぎてしまうと栄養の偏りが出てしまう可能性があるという事を意識しておきましょう。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- おからパウダーは豆乳を絞った後に残るおからを乾燥させて粉末状にした食品
- 様々な料理に使うことができて、非常に使い勝手の良いアイテムである
- たくさんの食物繊維によって腸内環境をきれいに整えてくれる
- 食物繊維量が多いので摂りすぎてしまうとかえって便秘をひどくしてしまう可能性もある
- 大豆イソフラボンは生理痛を軽減してくれるが取りすぎると子宮内膜症や乳がんのリスクを上げてしまう可能性も
- 脂肪や塩分を吸収してしまうので使いすぎには注意
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク