おからとは、豆腐を作る時に 大豆から豆乳を絞ったあとの搾りかす です。おからには、 食物繊維やタンパク質が豊富で糖質が少なく 、栄養満点な健康食品・ダイエット食品としてよく食べられています。
また、安価で購入できる点でもメリットがあり、ハンバーグのたねやスイーツ作りなどで活躍します。
おからクッキーとは、小麦粉の代わりや、その半量おからを使って作るクッキーのことで、腹持ちもよく ダイエット中のおやつにもピッタリ です。
今回は、そんなおからクッキーの失敗例とともに、その対処法をご紹介いたします。
- おからクッキーが上手くまとまらない
- 上手くまとまらない時の対処法
- おからクッキーの失敗例
- おからクッキーのレシピ
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目次
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おからクッキーが上手くまとまらない…
健康にも美容にも効果の期待されるおからクッキーですが、 まとまりづらい という難点があります。その原因となる理由を挙げてみました。
原因は水分と油分
おからは、 水分が少なくパサパサしてしまう という難点があります。そのため、作る際は水分量がポイントとなるでしょう。
おからクッキーを作る際に、健康やダイエットを気にしている方も多いと思います。そのため油分を除いたレシピで作りがちですが、まとまりやすく 美味しく仕上げるには油分が必要 になります。
使う油は、サラダ油は控え、質のいい油を選びましょう。ココナッツオイルや亜麻仁オイル、オリーブオイルなどは酸化しにくく美容にもいいです。
代用材料を使っている
バターなどを カロリーハーフや低脂肪 のものにすると、まとまにくいようです。カロリーを気にしている場合は、上記と同じように 乳製品ではなく、質のいい油に変える といいでしょう。
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おからクッキーが上手くまとまらない時の対処法
では、おからクッキーの生地が上手くまとまらないときはどうしたらいいのでしょうか。対処法はとても簡単です。
冷蔵庫で寝かせる時間を長くする
おからクッキーの生地は ポロポロと崩れやすく 、型抜きや包丁でカットするのが難しいです。
普通のクッキー生地でも、型抜き前に冷蔵庫で寝かせることがありますが、おからクッキーの場合、 一晩ほど長く寝かせて おいたほうがポロポロ感が無くなります。
牛乳を少し足す
おからパウダーによって、 水分の吸収率は違います 。なので、レシピ通りにやっても生地がまとまらなかったり、水分が少なく感じることがあります。
その場合は少しづつ牛乳を足してみましょう。足すたびに一度混ぜて、足りなかったらまた少し足して…と生地がちょうどよくまとまるまで様子を見ていきます。
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おからクッキーの失敗例一覧
おからクッキーのよくある失敗例をご紹介します。作る際は、その原因も注意しながらやってみましょう。
固い
市販のおからクッキーは、あえて固く作られているものも多く、歯や顎を鍛えたい方には良いかもしれません。
ですが、そうでない場合は、これらに注意してみましょう。
・混ぜすぎている。
また、生地に小麦粉を使う場合、混ぜすぎると弾力性の強い グルテン が出て固くなってしまいます。
ふにゃふにゃになる
どのクッキーでも、焼き上がった直後は柔らかい状態です。焼いたあとは、しばらくケーキクーラーなどに置いて冷ませば、ちょうどいい固さになります。
しかし、冷ました後もふにゃふにゃとしているのなら、 生焼け の可能性があります。生地が分厚かったり、焼き時間や温度の問題で中まで火が通っていない状態です。
その場合は、140~150℃くらいの 低温で10分ほどじっくり焼き直し をしてみましょう。また、トースターでも大丈夫です。
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サクサク!おからクッキーのレシピ
最後に、簡単で失敗しずらいおからクッキーのレシピのご紹介です。このレシピをもとに、自分好みにアレンジしていくのもいいですね。
必要な材料3つ
(提供元:cookpad)
なんと材料は、 生おからと砂糖とココナッツオイル のみ!グルテンフリーで体に優しいクッキーです。砂糖をきび砂糖などのミネラルのあるものだとよりいいですね。
サクサクにするコツ
サクサクなクッキーにするコツは、 混ぜすぎない こと。生地をまとめようとしすぎず、ざっくりと混ぜるのがポイントのようです。
また、 アーモンドプードル を混ぜても、さっくりとしたクッキーに仕上がります。
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まとめ
この記事をまとめると
- おからクッキーがまとまらないのは、水分・油分の量。
- 水分が足りないときは、少しづつ慎重に足していく。
- 油分は、除くよりも質の良いものに変える。
- 冷蔵庫で寝かせる時間は長いほうがまとまりやすい。
- おからクッキーは固くなりがち。
- 生地を混ぜすぎないのがポイント。
- 焼いた後、冷ましてもふにゃふにゃしていたら生焼けの可能性が。
- 生焼けの場合は、低温でじっくりと焼き直す。
- サクサクに仕上げるためには、混ぜすぎない・アーモンドプードルを入れてみる。
いかがでしたか。ダイエットや糖質を控えていてもおやつは食べたい。そんな時に最適なおからクッキーを作ってみてください。
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