オイルサーディンという缶詰をご存知でしょうか。日本では、シーチキンやサバの缶詰が親しまれているので、ピンと来ない方もいるかもしれません。
オイルサーディンも同じく お魚の缶詰 です。今回は、オイルサーディンのについてご紹介いたします。
- オイルサーディンとは?
- そなまま食べられる?
- 美味しい食べ方
- オイルサーディンの栄養
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目次
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オイルサーディンとは
オイルサーディンは、 ヨーロッパでは日常的に食べられている缶詰 です。一体何の缶詰なのか、その歴史についても調べてみました。
サーディンとは
サーディンとは、マイワシなど小さなイワシのことです。オイルサーディンは、要はイワシの油漬け。イワシの頭と内臓と取り除いて塩漬けにし、香辛料などと一緒にオイルで煮たものです。
使うオイルは、 大豆油や米油など国によって様々 で今では、世界各地で保存食として作られています。
歴史
日本で初めてオイルサーディンが製造されたのは、 明治4年 と言われていて意外にも歴史は古く、何と日本発の缶詰がオイルサーディンだったのです。
当時、長崎に住んでいた教師が、同僚のフランス人教師からオイルサーディンを教わり、自ら研究し製造に成功したのが始まりだそう。
今では、たくさんの缶詰商品が販売されている中で、その第一歩がオイルサーディンだったなんて驚きです。
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そのまま食べる事はできる?
缶詰は、賞味期限も長く保存食としても、毎日の食卓の材料としても最適です。では、どのようにして食べると美味しいのでしょうか。
そのままでもOK
シーチキンと同じように、蓋を開けて そのまま食べることも可能 です。香辛料や塩で味付けされてあるので、おつまみとしてもよく合います。
ただ、オイル漬けなのでコッテリしすぎと思う場合は、加熱すると食べやすくなります。
入れると美味しい調味料や食材は?
・チーズ・レモン・七味唐辛子・ニンニク
・キノコなどを一緒に加熱してアヒージョに。(油がオリーブオイルの場合)
・刻んだトマトやニンニクと合わせてブルスケッタに。
・アボカドとマスタードを和えておつまみに。
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オイルサーディンの栄養価
では、オイルサーディンの栄養についてはどうでしょう。便利なだけでは健康は守れません。オイルサーディンの効能をチェックしておきましょう。
DHAとEPA
特に青魚に多いDHA・EPAは、缶詰の中でもオイルサーディンに豊富に含まれています。
DHA・EPAはサラサラとしていて料理法によっては流れてしまうこともありますが、缶詰は 原料そのものに含まれている ためオイルも料理に使えば無駄なく摂取するとこができます。
DHA・EPA共に、人間の体内では合成できず、食事から摂りこむ必要のある必須脂肪酸の一つです。それぞれ、どのような効能があるかというと…
・EPA(エイコサペンタエン酸・多価不飽和脂肪酸)…血液の巡りをよくする。血栓予防や炎症を抑える効果。中性脂肪の低下作用はDHAよりも優れている。
カルシウム
カルシウムも、丈夫な骨を作り、 骨粗しょう症の予防 や イライラを和らげる 効果のある欠かせない栄養素です。
現代はこのカルシウムが不足していると言われていますが、オイルサーディンに使われるイワシには、カルシウムが豊富に含まれています。
・30〜74歳の男性…750mg ・30〜74歳の女性…650mg
ビタミンD・E
イワシには、ビタミン類もたくさん含まれます。中でもビタミンDは、カルシウムの吸収を助けたり、 骨を守る大事な栄養素 。ですが、カルシウムと同じく不足しがちな栄養素です。
ビタミンDが不足すると、免疫力や筋力の低下、糖尿病、動脈硬化のリスクが高まると言われています。
そして、ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種で、抗酸化作用が強く健康な肌を維持できたり アイチエイジング に効果が期待できます。
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まとめ
この記事をまとめると
- オイルサーディンは、イワシの油漬けのこと。
- 日本で初の缶詰は、オイルサーディンだった。
- シーチキンのように、そのまま食べてもOK。
- レモンやチーズなど調味料を加えて楽しめる。
- 様々な料理の具としてアレンジがきく。
- DHA・EPA、カルシウム、ビタミンなどたくさんの栄養素が含まれている。
いかがでしたか。栄養満点で保存もアレンジもきくオイルサーディンをぜひ、おつまみやお料理に使ってみてください。使用している油も様々でお好きなものを選べるのもオイルサーディンの良いところですね。
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