寒い時期に食べたくなるおでんは、日本の代表料理の一つに入ります。冬の時期には、コンビニやスーパーでも見かけることが多いですが、食材があれば自宅でも簡単にできるため作る人も多いですよね。
ですが、具材が多い分食べきれなくて余ってしまうことがありませんか。実は、おでんは腐りやすい料理なので正しい保存方法をとる必要があります。では、おでんは腐るとどうなるのでしょうか。この記事では、
- おでんが腐るとどうなるの?
- おでんの食中毒に注意
- おでんを腐らせないために
以上に内容について解説していきます。おでんを作るけれど、腐るとどのような状態になるのかを知っておけば未然に防ぐことができるので、ぜひこの記事を参考にしてください。
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目次
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おでんが腐るとどうなるの?
大量に作ってしまいがちなおでんは、正しい保存方法を取らずにそのまま放置してしまうと、腐る可能性が高いです。では、おでんは腐るとどのようになるのでしょうか。
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腐敗しているサイン
おでんが腐敗しているときはこのようなサインに注意をしましょう。
- 火にかけると泡立つ
- 汁に白い膜が張っている
- 普段では見ないようなとろみがついている
- 具材にカビが生えている
- 納豆のような酸味のきいた臭いがする
おでんが腐る場合は、見た目や匂いが明らかに違います。ですが、見た目や臭いの変化に気づかない時もありますが、ほとんどの場合は食べた時に舌がピリピリしたり変な味がしたりしているので腐ることが分かります。
変化がなくても、味に違和感を感じた時は腐っている可能性があるので、食べずにそのまま処分をしましょう。
食中毒になる?
おでんは、食中毒になる可能性が高い料理です。特に、鍋のまま放置していると具材同士や汁が残ったままの状態だけでなく、酸素にも触れているため菌が繁殖しやすい条件が整っています。
腐るだけでなく、食中毒になるリスクが高くなるので翌日以降に食べる時は、必ず冷蔵庫に入れましょう。
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おでんの食中毒に注意
先ほど説明した通りおでんは、常温でおいておくだけで直ぐに菌が繁殖し、食べた場合は食中毒を引き起こすリスクが高くなります。では、どのような菌が食中毒の原因になるのでしょうか。
ウェルシュ菌に注意
おでんを作る時に食中毒にならないためにも、特にウェルシュ菌に注意をしましょう。ウェルシュ菌は、煮込み料理に繁殖しやすいのでおでんも当てはまります。では、どのような特徴を持つ食中毒菌でしょうか。
どんな特徴があるの?
ウェルシュ菌の特徴はこちらです。
- 加熱しても死滅しないほどに加熱に強い
- 酸素がなくても増殖する
- 自然界に多く存在している
一般的な食中毒菌は、加熱すれば死滅しますがウェルシュ菌は熱に強い細菌です。また、酸素がなくても増殖していくので、おでんのような大量の具材を使用した鍋の中でも繁殖します。
そのため、加熱した後に冷まそうと思って放置していくと菌が増殖し、腐る原因に繋がります。
症状は?
ウェルシュ菌は、主にこのような症状を引き起こします。
- 下痢
- 腹痛
以上の症状が発症しやすく、食後8時間〜15時間以内に現れやすいです。
病院に行くべき?
万が一、食中毒の症状が治まらない時は病院へいきましょう。特に下痢は、水状の便が排出されるため水分と電解質が不足し、脱水症状が合わせて起こりやすくなります。
また、症状が治らないことで合わせて別の症状を起こす可能性があるため、不安に感じる時は病院へいきましょう。
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おでんを腐らせないために
では、食中毒にならないためにも、事前に予防をしておく必要があります。腐ることを防ぐためには、おでんを作った時はこのような方法を取りましょう。
あまりそうならすぐ冷蔵
おでんは、具材をたくさん使うので食べる時に、完食できない場合がありますよね。余りそうと感じた時は、すぐに冷蔵保存をしましょう。
アレンジして早めに消費するのもおすすめ
余ったおでんは、そのまま食べても美味しいですが飽きてしまいますよね。実は、おでんはアレンジしやすい料理であることをご存知でしたか。アレンジ料理にすることで早く消費ができますよ。おすすめのアレンジ料理はこちらです。
- 茶碗蒸し
- カレー
- 天ぷら
- オムライス
定番料理など実は、おでんは多くの料理と相性がピッタリです。
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まとめ
おでんは、腐ると汁に白い膜が張ったり糸が引いたりしているので、見た目や臭いに変化があれば処分をしましょう。 今回の記事内容で説明したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- 一回の料理で、大量に作ってしまいがちなおでんは、常温のままおくと腐る可能性が高い
- 腐る場合は、酸っぱい臭いがしたりとろみがついたりしているが、見た目などの違和感に気づかなくても食べた時に酸味のある味がしたら腐っている
- また、食中毒菌も繁殖しやすく、特に加熱しても死滅がなかなかしないウェルシュ菌が増殖しやすい
- ウェルシュ菌の主な症状は、下痢や腹痛であるが治らない時は、病院へ行き専門家に相談するのがおすすめ
おでんは、寒い時期にぴったりの料理ですが保存方法を誤れば、腐るリスクが高いです。そのため、おでんを作ったりきは冷蔵や冷凍で保存をしたり、アレンジ料理にしたりして早めに食べ切りましょう。
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