おでんは何歳から食べられる?赤ちゃんの離乳食ではいつから?

寒くなると食べたくなるのが「おでん」です。家族で食べる時は好きな具材を沢山入れて煮込めば旨味も増してさらに美味しく感じます。

簡単に作ることができて美味しいおでんですが、何歳から食べられるのでしょうか?

野菜なども練り物だけじゃなく、ニンジンやジャガイモなども一緒に煮込むことで離乳食にもなりそうです。そこで、今回は

  • おでんはいつから食べられる?
  • 赤ちゃんにおでんを与える時の注意点

についてご紹介します。

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おでんはいつから食べられる?

基本的に赤ちゃんの離乳食は生後5か月~6か月頃にスタートします。

おでんの具の中には離乳食として食べられるものもありそうですが、赤ちゃんはおでんを食べられるのでしょうか。

おでんは具材によって赤ちゃんの離乳食として食べることができます。生後5~6か月の離乳食初期からおでんを食べさせることができます。

離乳食初期に食べられるおでん具材

離乳食初期は、ゴックン期と言われ生後5~6か月頃になります。この時期は味付けの必要はなく、素材そのままの味を楽しませてあげましょう。

  • 大根
  • ニンジン
  • じゃがいも
  • 白滝

離乳食初期は食べられる食材を、おでんのだし汁で柔らかく煮込み、野菜に火が通ったらブレンダーで細かくしましょう。

離乳食中期に食べられるおでん具材

離乳食中期はモグモグ期と言われ、生後7~8か月頃になります。この時期は舌ですりつぶして食べることができる時期で豆腐くらいの固さのものなら食べることができます。

離乳食初期に比べると出汁で風味を出すこともできるようになります。離乳食初期に食べられる具材の他にも食べられる食材が増えます。

  • 大根
  • ニンジン
  • じゃがいも
  • 白滝
  • 玉ねぎ
  • キャベツ
  • 鶏ささみ
  • たまご

鶏ささみは筋を取って、食べさせる時には細かく刻んであげましょう。アレルギーがないのならたまごも食べさせることができます。

離乳食初期にはブレンダーで細かくしましたが、離乳食中期はブレンダーを使わずに細かく刻みます。

飲み込みにくい時にはおでんの出汁に片栗粉を混ぜてとろみを出すと食べやすくなりますよ。

離乳食後期に食べられるおでん具材

離乳食後期はカミカミ期と言われ、生後9~11か月頃になります。食べられる食材も増え、薄味なら味付けをすることもできるようになります。

  • 大根
  • ニンジン
  • じゃがいも
  • 白滝
  • 玉ねぎ
  • キャベツ
  • 鶏ささみ
  • たまご
  • はんぺん

具材は火が通ったら5~8mmくらいの食べやすい大きさにカットして盛り付けましょう。離乳食後期は薄味なら大丈夫なのでおでんの味を楽しむことができます。

また、この時期ははんぺんも食べられるようになりますが、はんぺんは塩分が多く含まれています。食べさせる時には少量にし、添加物が入っていないものを選びましょう。

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赤ちゃんにおでんを与える時の注意点

赤ちゃんにおでんを食べさせようと思ったら注意しなければいけない点もあります。具材や味付け以外にも気をつけてあげましょう。

赤ちゃんにおでんを与える時の注意点をご紹介します。

卵アレルギー

初めて食材を与える時は一口だけ食べさせて様子を見ます。アレルギー反応がでることがあるからです。

おでんの具には「たまご」がありますが、アレルゲンになりやすく食べたあとに反応が出てしまう可能性があります。

たまごは白身と黄身で食べられる時期が違うので注意しましょう。白身は離乳食中期の後半、黄身は離乳食後期から少しずつ食べさせるようにしてください。

市販は塩分が多い

家庭で作るおでんも美味しいですが、市販のおでんは直ぐに食べられるので忙しい時に便利です。

市販のおでんは塩分が多いので赤ちゃんに食べさせるのはNGです。汁を与えなければ大丈夫だと思っている人もいます。

ですが、具材だけでもNGです。市販の具材にもおでんの汁の塩分がしみ込んでいます。

また、市販のおでんには様々な具材が一緒に入っているのでアレルギーなどの影響がでることもあるので注意が必要です。

こんにゃくの誤嚥

こんにゃくは低カロリーで食物繊維が豊富に含まれているだけじゃなく、おでんの具としても美味しいので人気です。

ですが、噛みにくいので赤ちゃんに与える時には注意しましょう。赤ちゃんにとっては食べにくいに食材なので離乳食初期の時期には与えることができません。

離乳食完了期から食べさせることができますよ。食べさせる時にも喉に詰まらせないように、みじん切りにして食べさせましょう。

また、下茹でをしてあく抜きを忘れないように!

練り物の添加物

おでんの具材に練り物がありますが、練り物は油で揚げていたり、添加物が入っているものもあります。

添加物は摂りすぎると体に悪いので赤ちゃんにはあまり与えないようにした方がいいです。

さつま揚げなどはパクパク期にあたる離乳食完了期から与えるようにしましょう。与える時は一度、熱湯をかけて油抜きをしてから少量ずつ食べさせてあげましょうね。

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まとめ

「おでんは何歳から食べられる?赤ちゃんの離乳食ではいつから?」についてご紹介しました。

この記事をまとめると

  • おでんの具材によっては生後5か月~6か月頃から
  • 「卵アレルギー」「市販のおでんは塩分が高いので与えない」「こんにゃくは赤ちゃんには噛みにくい」「練り物には添加物が含まれている」

おでんは具材によって生後5か月~6か月頃の離乳食初期から食べることができます。月齢に合わせて具材や味付けを変えながら離乳食を食べさせましょう。

おでんを離乳食として与える時には注意点もありますが、それを守れば家族皆で美味しいおでんを食べることができますね。

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