お弁当にフルーツは夏でも入れていいの?NG果物とOK果物とは?

これから日本の暑い夏が来ますが、暑い夏に注意しなければならないのはお弁当ですよね。お弁当は朝おかずを作ってお昼に食べるので、作ってから食べるまでの時間が少し開いてしまいます。その時間の中で食中毒を引き起こす細菌が繁殖しやすい温度でキープしてしまうとあっという間に食品が傷んでしまうんですよね。

今回の記事では、

  • 夏でもお弁当にフルーツを入れたい時の対処法
  • 夏のお弁当に向くフルーツ
  • 夏のお弁当に向かないフルーツ
  • 保冷剤代わりにもなる冷凍方法!

これらについて解説していきたいと思います。

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夏でもお弁当にフルーツを入れたい!

夏になると温度が高くなってきますので、あっという間にお弁当が腐ってしまうんですよね。朝作ってお昼に食べようとしただけでもなんだか酸っぱい匂いがしてきてしまったり、お腹を壊してしまったりということがとても多くなります。

特に水分の多いフルーツを夏のお弁当に入れてしまうと、あっという間に腐ってしまうので推奨されていません。ですが夏のお弁当でも美味しい果物は食べたいですよね!

では夏場でも安心して果物をお弁当で持っていく方法はあるのかについて見ていきましょう。

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夏のお弁当に入れない方が良い果物

では始めに夏のお弁当に入れない方が良い果物について見ていきましょう。果物は傷みやすいイメージが強いかもしれませんが、生野菜に比べて実は腐りにくい食べ物でもあります。ただし特質上腐りやすい果物だったり、腐りにくい果物というものもありますので覚えておくととても便利です。

以下のようなものは夏場のお弁当に入れるのは避けた方が良い果物です。

  • いちご
  • キウイ
  • スイカ

スイカは特に夏しか食べられないので、絶対にお弁当に入れたい!という方も少なくないと思いますがどうしても水分量が多いので傷みやすいのです。これらの果物はさらに熟してくると酸味の代わりに甘味が出てきてしまいますので、より細菌にとって繁殖しやすい環境になってしまいます。夏場にこれらの果物を入れるのは避けた方が良いでしょう。

水分が多いけど酸味が強い果物なら大丈夫?

一方で水分が多くても酸味が多い果物であれば、細菌の繁殖を抑えることができるので夏に入れても大丈夫という果物があります。

  • グレープフルーツ
  • オレンジ
  • みかん

これらの柑橘系の果物は酸味がとても強いため傷みにくく、夏場のお弁当に入れても問題なく保つことができると言われています。なるべく皮ごと入れた方が良いのですがグレープフルーツやオレンジなどはそもそもが大きいので、カットしてからお弁当に入れていきますよね。その時もなるべく果汁が出ないようにしてあげるとより長持ちさせることができますよ!

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どうしても夏のお弁当に果物を入れたい時!

ここまでは夏のお弁当にNGな果物について解説してきましたが、どうしても夏のお弁当に果物を入れたい人に向けた方法があります。それが果物をあらかじめ冷凍した状態で入れておくことです。

夏のお弁当の果物を入れる時にはそのままの状態で入れるのではなく冷凍してからお弁当に入れるのがおすすめです。こうすることによってお弁当自体の温度を下げることもでき、保冷剤のような役割を果たしてくれるので果物だけでなく他の食品が傷むのも防いでくれます。

前日のうちに冷凍庫へ!

美味しい果物をお弁当に入れておきたいのであれば前日の夜に食べやすいサイズにカットしておいて冷凍庫に入れておくようにしましょう。そして朝お弁当を詰める時に冷凍庫から取り出してそのまま容器に入れて持っていくと良いでしょう。

お弁当を食べる頃には自然解凍されており美味しい状態で果物を楽しむことができますよ!

冷凍しても美味しい果物とは?

ちなみに冷凍すると味が落ちてしまう果物もあります。以下の果物は冷凍しても味が落ちにくいとされている果物ですのでおすすめです。

  • メロン
  • ぶどう
  • オレンジ
  • パイナップル
  • グレープフルーツ
  • ライチ
  • ブルーベリー

これらの果物は一度冷凍しても味にほとんど変化がありませんし、栄養価も全く変わりませんので安心して冷凍してくださいね!

その他にも市販で冷凍果物として販売されているものを、そのまま容器に入れて持っていくという方法があります。例えばぶどうやパイナップル、ブルーベリーなどは冷凍果物として安く販売されていますよね!これらを活用するというのも良いですね!

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おかずと果物は別々に入れよう

冷凍果物を入れる時に注意が必要なのはおかずと一緒に入れないようにすることです。冷凍果物は解凍していくにつれて徐々に水分が出て行ってしまいますので他の食品をびちゃびちゃに濡らしてしまう可能性があります。

濡らすだけならまだしも、水分を含ませてしまうと他のおかずの味が落ちてしまったり食品が傷む原因を作ってしまう可能性があります。

なので冷凍の果物を入れる時は必ず別の容器を用意するようにしてくださいね!先ほども紹介しましたが冷凍の果物を入れた容器は保冷剤代わりにもなってとても便利ですよ!

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賞味期限が近いフルーツの消費レシピ

お弁当に果物をいれたいけど、実際に果物をパックで買うと余ったりしますよね。しかも果物は夏場は腐るのが早くて食べれなくなってしまったということも。

というわけで賞味期限が近いフルーツを消費するためのレシピを2つ紹介します。

スムージー

スムージーは傷んできた果物を消費するのにオススメの方法です。多少の傷みであれば、そのままミキサーにかけてしまってOKです。



甘みが出るバナナと組み合わせると飲みやすく、食物繊維もたっぷりでお腹の調子を整える効果が期待できます。スムージーには果物だけではなく、野菜を入れても健康的です。



中には、スムージーにすると組み合わせが悪いものがあるので注意しましょう。詳しくは下記記事で紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

フルーツシロップ

フルーツシロップは、果物を氷砂糖を一緒に漬けてエキスを抽出するものです。レモンやキウイ・いちごなど、好みの果物で作ることができます。果物と氷砂糖のたった2つの材料で簡単に作ることができ、10日〜2週間ほどで完成します。



上手く作ることができれば約1ヶ月は日持ちするので、長期保存にも向いています。賞味期限が近い果物の消費に困った時は、フルーツシロップにしてみましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 夏場のお弁当は腐りやすい
  • 水分の多いスイカやいちご、キウイなどの果物は夏のお弁当には向かない
  • 柑橘類は酸味があるので傷みにくいため夏のお弁当に向いている
  • 冷凍することで安心して夏のお弁当と一緒に持っていくことができる
  • 冷凍できる果物は限られているので注意しよう
  • 冷凍した果物とおかずは必ず別の容器に入れて持って行こう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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