植物性なのに牛乳に近い味わいでクセが無く、第三のミルクとしての呼び声も高いオーツミルク。スーパーやコンビニで見かけた、という方も多いのではないでしょうか。とはいえ、聞き慣れない名前にちょっとためらう気持ちも…、オーツミルク、実際の味わいはどうなのでしょう?そこで今回は、
- オーツミルクとはどんな飲み物?
- 何が良いの?オーツミルク
- オーツミルクの飲み過ぎによるデメリット
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目次
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オーツミルクとはどんな飲み物?
まずはこのオーツミルク、いったいどんな飲み物なのでしょうか。
特徴
オーツミルクの原料はオーツ麦です。オーツ麦という言葉でピンときた方もいらっしゃるでしょうか。そう、ダイエットやトレーニングに励む方たちの間で人気のオートミール!それと同じオーツ麦から作られた植物性のミルクがオーツミルクです。
同じ植物性のミルクである豆乳やアーモンドミルクと並び、最近注目を集めています。
どんな味?まずい?おいしい?
植物性のオーツミルクは、動物性の牛乳と比べるとあっさりとした味わいが特徴。ですが、豆乳やアーモンドミルクなど、他の植物性ミルクと比べると、コクや甘み、飲み応えが感じられます。
牛乳と比べても遜色ない味わいとクセの無さは、代用としても取り入れやすい、まさに第三のミルク といえそうです。
飲み方
オーツミルクは、牛乳のようにそのままでもおいしく飲めるところが魅力。また、大手コーヒーチェーンでも取り入れられたように、コーヒーや紅茶に牛乳代わりにいれても風味を邪魔しません。
また、シリアルやオートミール、グラノーラと一緒に食べてもおいしくいただけます。
豆乳と比べるとカロリーは?
オーツミルク200mlあたりのカロリーは約80kcal。対して豆乳のカロリーは無調整の豆乳200mlが88kcal、砂糖や油分を加え飲みやすくした調整豆乳では200mlあたり126kcalと高めになっています。
カロリー控えめ、かつ大豆のような独特のクセが無く飲みやすいオーツミルクですが、豆乳や牛乳と比べるとお値段が高いのがネック。取り入れたい効果を吟味して選ぶといいですね。
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何が良いの?オーツミルク
お値段がネックとお話しましたが、実はオーツミルク、それを補うほどに見過ごせない効果が盛りだくさんの植物性ミルクなのです。
便秘解消に効果的!
オーツミルクには、200mlあたりおよそ3gの水溶性食物繊維が含まれています。この食物繊維、βグルカンと呼ばれ、 便をやわらかくして排泄しやすくしてくれる働き が!便秘の解消に効果を発揮してくれます。
ダイエットにもお役立ち
オーツミルクに含まれる水溶性食物繊維、βグルカンは、便秘の解消をサポートしてくれるだけではありません。 腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善することで代謝や免疫力をアップ!さらに余分な脂肪の吸収を抑え、内臓脂肪を減らす効果も期待 できます。
コレステロールを下げてくれる
βグルカンにはさらに、 血中の増えすぎたコレステロールの吸収を阻害、排出を促してくれる効果が期待 できることも報告されています。
近年では、オーツミルクを飲むことで悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしたという報告も。健康診断でコレステロールの数値が気になる、という方は、まずは薬よりオーツミルク、試してみるといいかもしれませんね。
血糖値を下げる
βグルカンは食物繊維の1種、 食前に摂ることで、食後の血糖値の急上昇を防いでくれます 。
ですがそれだけではないのがβグルカンのすごいところ!βグルカンを摂ると、一緒に食べた食事だけでなく、その次の食事による血糖値の急上昇をも防いでくれるのです。
いわゆる「セカンドミール効果」と呼ばれるもの。効果を最大限に活かすには、オーツミルクを朝食に取り入れることがおすすめです。
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オーツミルクの飲み過ぎによるデメリット
そんな体にうれしいオーツミルク。飲み過ぎによるデメリットはあるのでしょうか。
下痢や腹痛の原因に
オーツミルクに含まれるβグルカンは水溶性食物繊維のひとつとお話しました。この 水溶性食物繊維は、腸に水分を集める作用があるため、摂り過ぎるとかえって下痢や腹痛の原因に なることも。特に胃腸が弱い方や、普段から快便傾向にある方は注意が必要です。
1日の摂取量
うれしい効果がたくさんあるオーツミルク、ですが穀類であるオーツ麦から作られるため、糖質はやや多め。水溶性食物繊維の量を考えても、飲み過ぎは禁物です。
目安は1日に200ml、多くてもコップ2杯、500ml程度 におさえておきましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- オーツミルクはオーツ麦から作られた植物性、クセの無い味わいが人気の「第三のミルク」
- オーツミルクには水溶性食物繊維であるβグルカンが豊富!便秘解消だけでなく、ダイエットや生活習慣病にも効果を発揮!
- 糖質はやや高め!ダイエットや腹痛予防の観点からも、1日に多くても2杯(500ml)までにしておこう!
オーツ麦の栄養が飲むだけで手軽に摂れるオーツミルク。調理の手間もかからないので、オートミールには中々挑戦できなかった、という方にもおすすめです。薄着の季節、ダイエットやお腹の調子が気になる、という方は1度お試ししてみてはいかがでしょうか?
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