にゅうめんはそのまま下茹でなしでもOK?鍋ひとつで作るにゅうめん

夏は冷たく食べるそうめんですが、夏場以外のシーズンはどのようにして食べますか?温かくして「にゅうめん」として食べる人も多いでしょう。にゅうめんを食べる時、茹で方が分からず困ってしまう人もいます。

  • にゅうめんは下茹でが必要なのか?
  • 下茹でなしのにゅうめんはどんな味
  • 下茹でするとにゅうめんの味は変わるのか

にゅうめんを作る時に気になる疑問について、詳しく紹介していきます。

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にゅうめんは下茹でが必要?

そうめんを夏場以外に食べる時に温かくして「にゅうめん」として食べることがありますが、にゅう麺は下茹でが必要なのでしょうか?

どっちでも大丈夫!

結論から言えば「にゅうめんを下茹でしてもしなくても、問題はありません」というのが答えとなります。夏場にそうめんを作る際、茹でた後にぬめりを取るために水洗いをしますが、茹でた時に出たぬめりをとろみとして使うことも可能です。

にゅうめんのとろみはでんぷんによるものなので、片栗粉でとろみをつけるのと変わりがありません。にゅうめんの下茹でせずにそのまま調理することで、汁がにゅうめんにからみやすくなり、食べやすくなります。

とろみが気になるという人は下茹でして、にゅうめんを洗うことで、とろみがないにゅうめんとなります

にゅうめんはどんな味?

にゅうめん自体は、特にこれといった味はありません。そうめん自体が小麦粉と塩で作られているので、若干塩味がします。気にならない程度ですが、にゅうめんとして食べると味に気がつく程度なので、どのような味にも合わせることが可能です。

そうめんなどで馴染みのある「めんつゆ」でも大丈夫です。味噌煮込みにしても良いし、とろみを活かしてかきたま汁のような感じにするのもおいしいです。

出汁をしっかりとって合わせることで、にゅうめん自体がさっぱりしているので、体調が良くない時でも食べやすい味といえます。

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下茹で無しだとどんな味?

にゅうめんは下茹でなしでも食べることができます。下茹でしない場合はどのような味がするのでしょうか?

鍋ひとつで作る方法

にゅうめんの特徴として、鍋ひとつで簡単に作れるというのがあります。

材料(2人分)

  • そうめん:4束
  • ほうれん草:1株
  • 長ネギ:適量
  • たまご:2個
  • めんつゆ:1/4カップ
  • 水:2と1/4カップ
  • 顆粒だし:大さじ1

作り方

  1. 鍋に水を入れて顆粒だしと一緒に沸騰させる
  2. ほうれん草・長ネギを食べやすい大きさに切る
  3. 沸騰した鍋にめんつゆ・そうめんを入れて茹でる
  4. そうめんがやわらかくなったら卵を入れる

卵を溶きほくして入れれば、とろみが効いたかきたま汁風、そのままにすることで半熟卵にして食べることができます。

とろみが出る

そうめんを茹でるとぬめりが出てきます。このぬめりはそうめんの表面についた「でんぷん」であり、食べても支障がありません。茹で汁を捨てずにそのまま使うことにより、とろみとしてにゅうめんを食べやすくできます

そうめんを茹でた後の茹で汁の香りは、多少粉っぽさを感じる人もいるかもしれません。もし香りが気になるようであれば、出汁の香りを強くしたり、香味野菜などを入れることで香りが和らぎ、気にならなくなるので大丈夫です。

そうめんは塩が入っているので、塩味が効いたにゅうめんになるので、塩分を少なめにして作ると塩分の過剰摂取をせずにすみます。

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下茹でするとどんな味?

そうめん同様、にゅうめんも下茹でしてから使いたい場合、味などに変化はあるのでしょうか?

さっぱり食べれる

下茹でをすることで、お湯に溶け出たでんぷんの香りや味を感じる事がなく、とろみもなくなりますので、さっぱりとした汁でにゅうめんを食べることができます。塩気も落ちるので、塩分が気になる人は下茹でして水洗いをしましょう

とろみが必要ない材料やさっぱりした味が好みの人にはおすすめです。

下茹での方法

材料

  • そうめん:4束
  • 水:2000ml

下茹で方法

  1. 鍋でお湯を沸騰させる
  2. そうめんを偏らないように入れて、1分半~2分茹でます(にゅうめんにするので固ゆでにします)
  3. 茹で上がったらザルにとって流水でしっかりと洗い、ぬめりを取る

ぬめりが取れたら、にゅうめんの具材と一緒に茹でます。

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まとめ

にゅうめんの作り方と、下茹でなしでにゅうめんを作る方法について紹介しました。

この記事をまとめると

  • にゅうめんは下茹でしてもしなくても、おいしく食べることができる
  • 下茹でなしのにゅうめんはとろみがついておいしい
  • 下茹でするとにゅうめんはとろみがないのでさっぱりする

にゅうめんは季節を問わず好きな味に調理することが可能です。とろみがあると食べやすくなるので、小さなお子さんやお年寄りなどにもおすすめです。野菜をふんだんに使ったり、薬味をたくさん入れて清涼感のあるものにするのも美味しくなります。

夏場は冷たいそうめんが良いですが、胃腸に負担をかけたくないという時ににゅうめんはいかがでしょうか?