ヌテラはイタリア発祥の、ヘーゼルナッツの風味が広がるチョコスプレッド(トーストなどに塗るチョコレートクリーム)です。
日本ではまだあまり聞き馴染みのないヌテラですが、イタリアをはじめとしたヨーロッパでは、朝食のお供として長年愛されています。
2.5秒に1本売れるという程、世界中で人気のあるヌテラについて調べてみました。
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そこで今回は、
- ヌテラとは
- ヌテラは体に悪い?
- ヌテラの食べ過ぎに気を付ける
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ヌテラとは
ヌテラは、世界のチョコレート市場で第3位を誇る「フェレロ社」によって販売されている、ヘーゼルナッツチョコスプレッドです。
「スプレッド」とは、パンやクラッカーに「塗る・広げる・のばす」という意味があります。
日本で販売されているヌテラは、オーストラリア原産のものがほとんどですが、ヨーロッパではイタリア原産のものが販売されています。
パッケージや味が違うので、海外旅行に行った際にはどこに違いがあるのか、楽しみながら探してみるのも良いかもしれません。
特徴
ヌテラはヘーゼルナッツペーストをベースに、砂糖やココア、脱脂粉乳などを混ぜ合わせて作られます。
朝食に滑らかでクリーミーなヌテラをトーストに塗れば、いつもと違った特別感のあるトーストに大変身します。
食べ方
ヌテラはパンに塗って食べるというイメージが強いと思いますが、実はデザートやドリンクと合わせても美味しく食べることができるんです。そこで、いくつか食べ方をご紹介します。
- 食パンやバゲットなどのパンに塗る
- ホットチョコレートドリンクにする
- アイスクリームにかける
- クッキーやケーキのチョコレートの代用として使う
ヌテラをパンなどに塗るときの1食分の目安は、大さじ1杯(15g程度)です。
一般的なチョコレートスプレッドと異なり、ヌテラにはヘーゼルナッツが入っているので、独特の香ばしい香りも感じることができます。
まずい?美味しい?
ヌテラをそのまま舐めてみると、かなり甘味があり、くどいと感じる人もいるかもしれません。
ただパンやクラッカーと合わせて食べると、甘さが調和されて、程よい甘さが口の中に広がります。甘いものが好きな方は、ハマる人が続出しているようです。
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ヌテラは体に悪い?
チョコレートスプレッドには、一般的にチョコレートや砂糖、ココア、食用油脂・乳製品・香料等が含まれています。
製品ごとに原材料が異なるので、購入前に裏の栄養成分表示等を確認してみましょう。
カロリー・糖質
商品の栄養成分表示を見てみると、1食分15gあたりエネルギー82kcal、脂質4.6g、炭水化物9.2gと、カロリーが高いのがわかります。
そしてヌテラを食べるときには、トーストなど炭水化物と一緒に食べる場合が多いので、塗りすぎには注意が必要です。
添加物は
ヌテラには保存料や着色料、硬化油脂などの添加物は含まれておらず、以下の7つの材料のみで作られています。
- 砂糖:テンサイ(ビート)とさとうきびから作られる天然の砂糖を使用
- パーム油:搾りたてのギニアアブラヤシという果実から抽出された、高品質な植物油脂のみを使用
- ヘーゼルナッツ:厳しい基準により厳選されたものだけを使用
- 脱脂粉乳:厳選された酪農農家からのみ、直接買い付けられたミルクを使用
- ココアパウダー:西アフリカで10月〜2月にかけて直接厳選されたカカオ豆のみを使用
- レシチン(乳化剤):ブラジルやインドなどの大豆から抽出された天然の乳化剤のみを使用
- バニリン(香料):ヌテラの風味と香りを固める香料
発がん性は?
ヌテラに含まれる「パーム油」には、発がん促進作用があるという研究結果がいくつも出たことで、今までに何度も議論になってきました。
発がん性の原因になるのは「トランス脂肪酸」で、人工的に水素添加することでも生成されます。
このトランス脂肪酸は、発がん性や心筋梗塞などのリスクを増大させると発表されています。
パーム油は植物油の中で安価だという理由で、加工食品やファストフードで一般的に使われています。
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ヌテラの食べ過ぎに気を付ける
ヌテラの濃厚な甘みに中毒になる人が続出しています。しかし、糖質・脂質が高いので、食べるときには適量を守って食べることを意識しなければなりません。
一日の摂取量
ヌテラの栄養成分表示を確認すると、1回に塗る15g(小さじスプーン1杯程度)の場合のエネルギーや脂質量が記載されています。トースト1枚にこの量を塗ると、丁度いい量になります。
1日の間食で摂っていいエネルギーは200kcalなので、もう少し食べてもいいのでは?と思われるかもしれません。
しかし病みつきになる味は抑えるのが難しいので、控えめに食べることをお勧めします。
ダイエット中は食べない方がいい?
ヌテラは少量でも、多くの糖質や脂質を含んでいます。
そして中毒性のある味は、1度食べ始めるとなかなかストップが利かないので、ダイエット中には控えたほうが良いでしょう。
またダイエットに関わらず、ヌテラを大量に摂取したり、日常的に食べていると肥満などの健康に影響を与える可能性も考えられます。
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まとめ
「ヌテラってまずい?美味しい?体に悪いって本当?発がん性物質は?」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ヌテラはイタリア発祥のヘーゼルナッツチョコスプレッド
- ヌテラは少量でも多くの糖質、脂肪を含んでいる
- ヌテラは食品添加物を含んでいない
- ヌテラの主要成分である「パーム油」には、発がん性の危険があるという研究結果が発表されている
チョコレートスプレッドの中でも、圧倒的な人気を誇っているヌテラ。スーパーによって、内容量が200g程度の小さいものから大きいものまで品揃えがあります。
最近ではどのスーパーでも見かける頻度が増えたので、まだ食べたことがないという方は、トーストやパンケーキに塗って食べてみることをお勧めします。
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