ニジマスの味はまずい?美味しい?ヤマメ・アマゴ・イワナとも比較!

みなさんは、養殖が盛んに行われているニジマスをご存知ですか。釣りでも釣りやすいニジマスは、寄生虫もいないので刺身にしても食べられます。しかし、実際にニジマスはどのような味がするのでしょうか。

  • 塩焼きにしたら美味しい魚は?
  • 味の特徴は?
  • 美味しい塩焼きの方法

以上のテーマについてご紹介していきます。ニジマスの味は美味しいのか、他の魚と比べながらご紹介していくので、ぜひこの記事を参考にしてください。

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塩焼きにしたら美味しい魚は?

魚料理のなかでも、焼いて塩をふるだけで簡単にできる塩焼きは魚本来の味を楽しめるシンプルな料理です。では、そんな塩焼きにおすすめの魚をご紹介していきます。

  • ニジマス
  • ヤマメ
  • アマゴ
  • イワナ

塩焼きに特におすすめなのは、淡水魚です。魚が持つ脂や香り・味を楽しみたい時は、ぜひ塩焼きを試してみてください。

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ニジマス

一つ目の魚はニジマスです。40cm前後に成長するニジマスは、エラから尾ひれにかけて朱色の縦模様が特徴です。また、長野県と愛知県が産地で放流魚としても有名ですよ。

さらに、熱を通しても身が硬くならないので、塩焼きにしても柔らかい味わいになります。ですが、他の魚に比べて初心者でも取りやすい魚です。

ヤマメ

二つ目の魚はヤマメです。ヤマメは、淡褐色から黄褐色で少し赤みのある帯が特徴です。加熱すると独特の香りがしますが、淡水魚なので塩焼きにすると美味しいですよ。こんがりと焼き上げると皮の硬くなります。

アマゴ

三つ目の魚はアマゴです。背面に黒点があり体のところ所に朱点を持ち30cmほどに成長するアマゴは、河川残留個体です。

主な産地は、徳島県や静岡県で養殖が多いので値段もそこまで高くありません。塩焼きにするとのってる脂の味わいを楽しめます。

イワナ

四つ目の魚はイワナです。黄褐色や側面に白い斑点を持つイワナは、サケ目サケ科イワナ属の魚です。引き締まった身で、特有の臭みもあまりないので塩焼きにするとサケ科特有の風味が味わえます。

ですが、体に特有のヌメリがあるので食べる前には下ごしらえをしておくと良いでしょう。また、川にしか生息しないものをイワナ・海から戻ってきたものをアメマスと呼びます。

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味の特徴は?

では、続いてそれぞれの魚の味の特徴についてご紹介していくので、ぜひ買うときの参考にしてください。

ニジマス

ニジマスの味は、タンパクで甘みがあります。ですが、少し水っぽさも持っています。

ニジマスを焼く時には皮のぬめり部分を取り除いてから焼くと良いですよ。

ヤマメ

ヤマメは、ほんのりとした甘みがあります。優しい甘みを感じたい場合に、ヤマメはおすすめです。

アマゴ

アマゴは、あっさりとした旨味があります。皮は硬めで骨は柔らかいので食べやすいです。また、他の魚に比べてサイズも小さめなので下処理も包丁よりキッチンバサミの方が使いやすですよ。

イワナ

イワナは、淡白が引き締まった身とクセのないので上品な味わいを楽しめます。また、身だけでなく皮目も美味しいです。

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美味しい塩焼きの方法

塩焼きはただ塩をかけて焼くだけでも美味しいですが、塩にこだわるだけでもっと美味しくなります。美味しい塩焼きの方法は、塩をあら塩もしくは立て塩を使いましょう。塩焼きにするときは、ぜひ使う塩にもこだわってください。

塩はあら塩

一つ目はあら塩を使うことです。あら塩には、マグネシウムやカリウムが多く入っています。

また、塩化ナトリウムにより、ニジマスなどの表面のタンパク質を固める効果があります。この凝固させる効果によって、旨み成分を閉じ込めてくれるので美味しい塩焼きが完成しますよ。

立て塩

二つ目は立て塩を使うことです。立て塩は、魚特有の臭みをとってくれるので味や香りをより楽しめます。立て塩の作り方はこちらです。

  1. 鍋に10%濃度の塩水を作ります。
  2. 下処理をした魚を塩水を浸します。(切り身を浸した時は、表面にぬめりが出てきます。)
  3. 頭のついた魚は、目玉の真ん中に白い点が現れるのを目安にして、魚を塩水から取り出して、キッチンペーパーなどで表面を拭きとったら完成です。

参考:macaroni(https://macaro-ni.jp/47984?page=2

塩水につけると、臭み成分を含んだ水分が出るのでそのまま焼くと臭みがそのまま残ります。冷蔵庫に入れる場合も、水分が少なからずでているのでこまめにキッチンペーパーを取り替えましょう。

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まとめ

加熱しても身が柔らかいままのニジマスは、他の魚と比べてもタンパク質で甘みのある味わいが楽しめます。この記事でご紹介したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  • ニジマスは、熱を通しても身が固くならないため塩焼きにすると、タンパク質な味わいと甘みを感じられるのでおすすめ
  • ヤマメもニジマスと同様にほんのりとした甘みを持っており、焼き上がると皮もパリパリとした食感になる
  • アマゴは、ニジマスと比べるとあっさりとした味わいがある
  • イワナもニジマスと比べると、引き締まった身とクセのない味が特徴である
  • ニジマスに限らず魚を塩焼きにする時は、旨味成分を閉じ込めてくれるあら塩を使うか魚特有の臭みを消してくれる立て塩を使うと良い

今回ご紹介したニジマス以外の魚もまた違った味なので、ぜひ買って食べてみてください。

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