妊娠中(妊婦)でもニューヨークチーズケーキは食べられる?危険?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、流行りの“ニューヨークチーズケーキ”は妊娠中に食べても良いのでしょうか?

つわりなどで食欲がない時、ケーキなら食べられそう…!なんていう時もありますよね。そこで今回は、

  • ニューヨークチーズケーキは妊娠中でも食べられる?
  • 妊婦さんがチーズケーキを食べる際の注意点
  • レアチーズケーキ / スフレチーズケーキは?

これらのテーマについて紹介いたします。

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ニューヨークチーズケーキとは?

“ニューヨークチーズケーキ”は通常のベイクドチーズケーキとは異なり、お湯をはった天板に入れてオーブンで蒸し焼きにするのが特徴です。しっとりとした食感で口どけが良く、濃厚な味わいになります。

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ニューヨークチーズケーキは妊娠中に食べても大丈夫?

ニューヨークチーズケーキは、基本的に妊娠中でも食べることができます◎ つわり中など食欲がなくても、ケーキなら食べられそう…なんていう時もありますよね。

ニューヨークチーズケーキは、原料となるクリームチーズをしっかり加熱してあるので、妊婦さんでも食べることができます。

妊娠中食べられるチーズケーキ
  • ベイクドチーズケーキ
  • ニューヨークチーズケーキ
  • スフレチーズケーキ
  • バスクチーズケーキ


しかし、妊婦さんのチーズケーキの食べ過ぎや、チーズケーキの種類によっては注意が必要です。その理由には、下記のような理由があります。

妊娠糖尿病に注意

チーズケーキには、砂糖が多く含まれています。糖分を多く含む食べ物や飲み物は、妊娠中には控えたいものです。

糖分を過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあり、『妊娠糖尿病』と呼ばれています。より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

妊娠糖尿病による胎児の合併症
  • 新生児低血糖
  • 新生児高ビリルビン血症
  • 低カルシウム血症
  • 呼吸窮迫症候群

過度の肥満に注意

妊娠中は適度に体重を増やす必要がありますが、太り過ぎは難産などトラブルの原因となるので注意しましょう。チーズケーキの主な原料であるチーズや、生地に使われているバターは高カロリーです。

レアチーズケーキには注意

レアチーズケーキはゼラチンを使用して冷蔵庫で冷やし固めるため、加熱せずに作られています。非加熱のチーズは『ナチュラルチーズ』と呼ばれ、“リステリア菌”が混ざっていることもあり、免疫力が低下している妊娠中に食べると食中毒症状が出ることもあります。

リステリア菌が妊婦に及ぼす危険性や、食中毒症状・胎児への影響にはどのようなものがあるのでしょうか?

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ナチュラルチーズとリステリア菌

ナチュラルチーズとは?

“ナチュラルチーズ”とは、加熱処理していない乳酸菌が生きているチーズのことを言います。具体的な種類としては、下記のチーズです。

ナチュラルチーズとは?

加熱処理していない乳酸菌が生きているチーズのこと

  • ゴルゴンゾーラ
  • モッツァレラ
  • クリームチーズ
  • チェダー
  • カマンベール

これらのチーズは未加熱のものが多く、殺菌処理が行われていないので食中毒に注意する必要があります。 特に海外製のチーズは未殺菌乳を使用したものがあるので、そのまま食べるのは控えた方が安全 です。

加熱すれば菌はなくなるので、上記で記載したチーズでも食べることはできます。また、国内製のナチュラルチーズはほとんどが加熱処理されているので、危険性はほとんどありません◎

リステリア菌の危険性

万が一妊娠中にリステリア菌を食べてしまうと、胎盤や胎児に菌が伝わり発育に影響が出たり流産する可能性があります。

また、食中毒を起こした場合、繰り返す下痢によって子宮収縮を起こし、早産や流産リスクが上がる原因となります。妊娠中は飲めない薬もあるため、適切な治療が受けられない場合もあるので注意しましょう。

チーズケーキに多く含まれる主な5つの栄養素

チーズは言わずと知れた健康食品の一つですよね。骨を強くするカルシウムビタミンAB2が豊富に含まれ、美肌効果も期待できる健康食品です。チーズケーキはこれらの栄養素に加え、バターや砂糖が多く使用されているので脂質や糖糖質が豊富です。

  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
  • ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • 糖質:糖質は、主に植物が光合成によって作られる栄養素で、体内にブドウ糖に分解されエネルギーになります。1gで4kcalのエネルギーを持ち、体を動かす、生体維持に欠かせない大きなエネルギー源です。
  • 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無くならないようにしています。細胞膜やホルモンの材料になり、コレステロールや中性脂肪として存在しています。

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妊娠中に食べたい食材・控えたい食材・食べてはいけない食材60選まとめ

妊娠中にどの食材を食べればよいのか?どの食材を控えれば良いのか?というのは非常に気になるところです。代表的な60食材でまとめました。

妊娠中に積極的に摂りたい食材

妊娠中に積極的に摂りたい食材には、どんなものがあるのでしょうか?その食材が含む、妊娠中に摂りたい栄養素とあわせてチェックしてみましょう!

  • 豚肉 …たんぱく質+ビタミンB群
  • 鶏肉 …たんぱく質
  • 牛肉 …たんぱく質+鉄+亜鉛
  • 青魚 …DHA・EPA
  • 鮭       …たんぱく質+ビタミンB6+ビタミンD
  • ぶり …
  • かつお…
  • 白身魚…たんぱく質
  • 貝類 …鉄+亜鉛
  • 桜エビ…カルシウム
  • 卵  …たんぱく質
  • ブロッコリー…葉酸+カリウム
  • 青菜 …葉酸+鉄+カリウム+カルシウム
  • ヨーグルト …たんぱく質+カルシウム
  • 納豆  …葉酸+ビタミンE
  • 大豆(大豆製品) …たんぱく質+鉄+ビタミンE+カルシウム
  • いちご …葉酸
  • アボカド …ビタミンE+カリウム
  • トウモロコシ …葉酸+ビタミンE
  • グリーンアスパラガス …葉酸
  • 枝豆 …葉酸
  • そら豆 …葉酸
  • トマト …カリウム
  • もずく …ミネラル+食物繊維
  • きのこ …食物繊維+ビタミンD
  • 切り干し大根 …食物繊維
  • もち麦 …食物繊維

妊娠前から必要と言われている葉酸やビタミン類、妊娠中に不足しがちな食物繊維やカルシウムなどのミネラル類を補える食材には、上記のようなものがあります。
これらの食材を妊娠中の食事にバランス良く加えることで、ママの体や胎児の発育に良い効果をもたらします。妊娠中は食べ物の嗜好が変化することもありますが、できる範囲で色々な食材を食べるようにしましょう!

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妊娠中に少量に控えたい食材

妊娠中の食事は栄養素のバランスが大切ですが、中には控えておくべき食べ物がいくつかあります。食中毒リスクや、食べると胎盤を通じて胎児に届き、成長に悪影響を及ぼすものなど様々です。妊娠中に控えたい食材について、確認していきましょう。

食中毒や感染症のリスクのあるもの

  • お刺身
  • 生卵
  • ローストビーフ
  • 生ハム
  • ナチュラルチーズ
  • 肉・魚のパテ

メチル水銀を含むもの

  • 金目鯛:1回80gを週に1度まで
  • メカジキ :1回80gを週に1度まで
  • メバチマグロ:1回80gを週に1度まで
  • 本マグロ:1回80gを週に1度まで
  • エッチュウバイ貝:1回80gを週に1度まで
  • くじら:1回80gを週に1度まで
  • きだい:1回80gを週に2度まで
  • インドマグロ:1回80gを週に2度まで
  • マカジキ:1回80gを週に2度まで
  • くろむつ:1回80gを週に2度まで

ヨウ素・ヒ素を含む食べ物

  • 昆布 :1日1回少量
  • ひじき:小鉢2杯程度を週に2度まで

カフェインを含む飲み物

カフェインを含む主な飲み物と、100mlあたりのカフェイン量は下記となります。

  • コーヒー …約60mg
  • 紅茶        …約30mg
  • 緑茶        …約20mg
  • ほうじ茶 …約20mg
  • ウーロン茶 …約20mg
  • ココア    …約10mg

糖分を多く含むお菓子やジュース

糖分を多く含むお菓子や、甘いジュースなども妊娠中には控えたい食べ物です。甘いものを過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあり、『妊娠糖尿病』と呼ばれています。
より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

ビタミンAを多く含む食べ物(妊娠初期)

“動物性ビタミンA”を妊娠初期に摂取し過ぎると、胎児の形成異常の原因となると言われています。ビタミンAを多く含む食べ物には、下記のようなものがあります。

  • レバー
  • うなぎ
  • あなご

塩分を多く含む食べ物

妊娠中に塩分を過剰摂取すると、『妊娠高血圧症候群』という病気になることもあります。この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。
妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)・胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要なのです。

妊娠中に食べてはいけない食べもの

  • 生肉(ローストビーフ・ユッケ・馬刺し・お刺身・パテなど)
  • アルコール

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まとめ

この記事をまとめると

  • 妊娠中でもニューヨークチーズケーキは食べられる!
  • ナチュラルチーズを使用したレアチーズケーキはリステリア菌に注意!
  • 妊婦さんがチーズケーキを食べる際の注意点①:妊娠糖尿病 ②:過度な肥満

妊娠中は甘いスイーツなら食欲がなくても食べられることがありますが、食べ過ぎは妊娠糖尿病や肥満の原因となるので、食べる量に気をつけるようにしましょう。ニューヨークは加熱してあるので、妊婦さんでも安心して食べることができます。

また、非加熱のチーズを使用したレアチーズケーキは食中毒となる可能性もゼロではないので、よく注意してくださいね。

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