妊娠中の食事には控えた方が良いものがありますが、伊藤ハムの生ハムは食べることができるのでしょうか？今回は、
- 妊娠中でも生ハムは食べられる？
- 生ハムが体に悪いと言われる理由
- 妊婦さんが控えた方が良い加工肉
これらのテーマについて紹介いたします。
画像引用:伊藤ハム
スポンサードリンク
目次
|
|
|
妊娠中でも伊藤ハムの生ハムは食べられる？
妊娠中の食事には何かと気を遣いますが、生ハムは妊娠中に控えた方が良いとされています。その理由は、妊娠中は免疫力が下がっているため、細菌などの侵入に弱く食中毒になりやすいからです。
生ハム･肉や魚のパテには、“トキソプラズマ菌”や“リステリア菌”が含まれていることがあります。トキソプラズマ菌は胎児が『先天性トキソプラズマ症』となり、先天性障害や流産を起こすリスクがあるので、妊娠中は控えたい食材なのです。
また、 一般的なハムやソーセージであれば加工段階で加熱されているため、そのまま食べることができます◎ しかし、生焼けのソーセージが体内に入ると、普段はそれに対抗する体の力があったとしても、妊娠中は食中毒を起こしやすくなっている上、飲める薬も限られているので治療も満足にできません。胎児への影響も生じる可能性があるので、ソーセージなど生焼けのお肉類には気を付けましょう。
生ハムは体に悪い？
生ハムは食中毒菌リスクだけではなく、塩分量や添加物の問題から体に悪いと言われることもあります。食べてみるとわかりますが、生ハムは保存生を高めるために多くの塩分が使用されています。
また、保存生の向上や発色を良くするために食品添加物が使われているものがほとんどです。下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック！
スポンサードリンク
生ハム･生ソーセージで食中毒を起こす？
シャウエッセンやアルトバイエルンなどのソーセージは製造途中で加熱処理された「加熱食肉製品」ですが、それ以外のソーセージは「生ソーセージ」と言います。
茹でたり焼いたり、加熱処理をしていないタイプの加工肉のこと
生ハムや生ソーセージの場合、加工途中で加熱されていないため、家庭で茹でたり焼いたりして火を通す必要があります。しっかり加熱されていないと、食中毒症状を起こすこともあるので注意しましょう。
ハム･ソーセージによる食中毒症状
生のソーセージやウインナーは加熱処理されていないため、一般的なお肉と同じように生焼けだと食中毒を起こすことがあります。完全に加熱できていないと、お肉の中に含まれる菌によってこのような症状が出る可能性があります。
腹痛
食中毒症状の中でも代表的なものは腹痛です。お肉に含まれる菌が加熱処理によって殺菌されていないことで、腸管内の分泌液が過剰となり、腹痛や下痢を起こします。
生ソーセージは加熱前のお肉と考えて良いので、お肉を焼くイメージでしっかりと加熱することが大切です。外側はこんがり焼けていても、中心には火が完全に通らず生焼けとなることも多いので注意してください
スポンサードリンク
加熱食肉製品の温め方
加熱食肉製品は一度加熱処理されているため、そのまま食べることができます。なので徹底的に加熱する必要はありませんが、お子様に与える時などはしっかりと焼いた方が安心です。焼くよりも茹でる方が中心まで熱が入りやすいので、ボイルするのがオススメですよ。
ソーセージをボイルすると皮がパリッと仕上がる！
生ウインナーの茹で時間
生ウインナー・生ソーセージは加熱されていないタイプの加工肉なので、しっかり加熱する必要があります。一般的な太さの生ソーセージであれば最低３分、フランクフルトのように太いものは５分間茹でるようにしましょう。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- 生ハムにはトキソプラズマ菌のリスクがあるので妊娠中は控えた方が良い
- 「加熱食肉製品」は加工途中で加熱･殺菌されているので、妊娠中でもそのまま食べることができる
- 妊娠中は免疫力が低下しているので、生焼けは食中毒にかかる可能性が高い
- 生ソーセージ/生ウインナーは加熱処理されていないタイプなので、しっかり加熱する必要がある
妊娠中は、念のため生ハムを食べるのは控えた方が良いとされています。生ソーセージや生ウインナーに関しても、熱処理されていないため、生焼けだと食中毒を起こすことがあります。
加熱食肉製品なのかそうではない生タイプなのか、よく見て適した加熱調理をするようにしましょう。
スポンサードリンク
