にんにくチューブを生で食べても大丈夫?おろしにんにくとの違いは?

料理をしていて、おろしにんにくが必要な場面って多いですよね。そこで活躍するのが「にんにくチューブ」です。

にんにくチューブは使いやすくて、保存も利くのでとても便利だと思います。でも、おろしにんにくと「どう違うのだろう?」また、「生で食べても大丈夫なのかな?」などの疑問があるとおもいます。そこで今回は、

  • にんにくチューブは生で食べて大丈夫?
  • おろしにんにくとの違い
  • みじん切りにんにくチューブも
これらのテーマを紹介致します。

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にんにくチューブは生で食べて大丈夫?

にんにくチューブを生で食べてお腹を下した。なんてことを聞いたことがありませんか?では、にんにくチューブは、生で食べても大丈夫なのでしょうか?

生で食べても大丈夫

結論から言うと、にんにくチューブは生で食べても大丈夫です。よく、ラーメン屋さんなどの飲食店でテーブルの隅に薬味として、おろしにんにくが置かれていると思います。また、料理のレシピのサイトを見ても生のにんにくチューブやおろしにんにくを使うレシピがたくさんあります。

食べ過ぎに注意

にんにくチューブを生で食べても大丈夫だと言いましたが、注意点もあります。にんにくには「アリシン」という殺菌作用の強い成分が多く含まれています。

アリシンは適量を摂取すると免疫力が上がり、疲労回復効果が期待できます。

MEMO
一度に大量に摂取してしまうと腸内環境のバランスを整える善玉菌やビフィズス菌を殺菌してしまうのでお腹を下してしまいます。なので、食べ過ぎにはくれぐれも注意をしましょう

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おろしにんにくとの違いは?

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おろしにんにくはどうしても保存が利かなく、「作り置き」なんて事をしてしまうと腐らせてしまうでしょう。

一方でにんにくチューブは保存も利くし、にんにくをすりおろす手間もかかりません。では、「にんにくチューブの方が優れているのではないか?」などの疑問が浮かぶと思います。

なので、以下に、にんにくチューブとおろしにんにくとの違いをまとめたので紹介致します。

原材料

にんにくチューブに含まれる原材料を以下にご紹介します。

にんにくチューブに含まれる原材料

  • にんにく
  • デンプン
  • 食塩
  • 香辛料
  • 酸味料
  • 植物油脂
  • ソルビトール
  • 安定剤

デンプンは皆さんもよく聞くものだと思います。デンプンは多くの商品に使われており、安く大量に生産が可能なため、商品のかさ増しによく使われています。

また、「ソルビトール」は聞き慣れない成分だと思いますが、ソルビトールは発がん性が確認されていない、非常に安全性の高い甘味料として幅広く使われています。

しかし、過剰摂取することでお腹を壊すこともあります。

安定剤には最も注意

調味料や酸味料は、色々な成分をまとめて表示しているので安全な成分が使われているか少し注意が必要です。また、「安定剤」が最も注意が必要です。安定剤は食品などに粘り気をつけるために使われることが多い添加物です。安定剤の材料として、残留農薬や遺伝子組み換えの心配があるため、一概に安全とは言い切れません。

使い方

にんにくチューブはおろしにんにくと違って風味が弱く、味も薄いです。なので、内臓肉などの匂いのきつい物の臭み消しに使う場合は、おろしにんにくの方が良いでしょう。

また、にんにくチューブは後味にえぐみがあったり、苦味もあるので生で使っても大丈夫ですが、加熱調理の方がよいと思います


加熱調理でにんにくチューブを使うと、にんにくチューブのえぐみや苦味などが緩和されるので、からあげの下味に入れてみたりするといいでしょう。

他には味の濃い食べ物に薬味として使うと、えぐみなどが消されてにんにくチューブをおいしく食べられると思います。

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みじん切りにんにくチューブも

実はにんにくチューブにもさまざまな種類が存在し、その中に「みじん切りにんにくチューブ」というものがあります。次はこの「みじん切りにんにくチューブ」が普通のにんにくチューブと「どう違うのか」やみじん切りにんにくチューブの「おすすめの使い方」を紹介致します。

普通のにんにくチューブとの違いは?

みじん切りにんにくチューブは普通のにんにくチューブと違って、にんにくがみじん切りにされているものがチューブに梱包されています。なので、にんにくの食感を楽しむことができ、にんにくの存在感がある料理を作ることができます。

また、みじん切りにんにくチューブは通常ビン詰めタイプが多いのですが、チューブタイプの方が衛生的で保存も長く利くようです。

さらに、みじん切りにんにくチューブは塩味がしっかりしている物が多く、パスタの味付けに使ったり、そのままご飯にかけて食べることができるものもあるようです。

おすすめの使い方

みじん切りにんにくチューブは塩味がしっかりついていたり、チキンエキスなどが入っている商品も多いので、うま味もしっかり感じられます。

なので、お肉の下味を付けたり、焼いた後のお肉に味変として使うのも良いでしょう。特におすすめの使い方は「豚肉料理」です。豚肉は牛肉よりも安価で、手に入りやすいです。

安価な牛肉は固くて匂いも良くない物が多いです。一方で豚肉は安くてもしっかりしているものが多いので、ただ塩こしょうを付けて焼いて、みじん切りにんにくチューブをかければ十分おいしい料理になるのでおすすめです。

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まとめ

今回は「にんにくチューブを生で食べても大丈夫なのか?」や「おろしにんにくとの違い」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

この記事をまとめると

  • にんにくチューブは生で食べても大丈夫
  • 風味や味はおろしにんにくに劣る
  • みじん切りにんにくチューブも存在する

にんにくチューブには種類も多く、おろしにんにくとも用途によって使い分けるのが一番良いでしょう。また、にんにくは使い過ぎるとお腹を壊すこともあるので使い過ぎないようにしましょうね。