にんにくは独特の香りで食欲増進や疲労回復などに効果があるといわれ、たくさん食べている人も多いはずです。しかし、にんにくを食べ過ぎると喉が乾いたり、喉が痛いなどという違和感を感じる人もいるようです。
- にんにくは喉が乾く
- にんにくを食べると喉に違和感を感じる
- 喉が渇く、違和感の対処法とは
健康に良いにんにくですが、喉に関する違和感を感じる理由と、アレルギーなどについて紹介していきます。ぜひご一読ください。
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目次
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にんにくは喉が渇く?
にんにく料理をたくさん食べていると、いつもより喉が乾くことはないでしょうか?にんにくを食べるから喉が渇くという人もいますが、実際ににんにくで喉が渇くのか説明していきます。
喉が渇く成分はない
にんにく料理は喉が渇く、そんな話を聞くことがありますが、にんにくに喉が渇く成分はあるのでしょうか?にんにくには喉が渇く成分が含まれているということはありません。実際に喉が渇いていると思っている場合、その原因が違うところにあると考えられます。
しかし、にんにくに含まれる「アリシン」は殺菌作用が強く、たくさん食べると胃を荒らしてしまったり発汗作用による喉の渇きを感じさせる可能性があります。喉が渇いて胃の調子も良くないという時には、アリシンが原因と考えられるので、にんにくを食べたことが理由の可能性が高いです。
塩分過多が原因?
にんにくに含まれているアリシン以外の理由として考えられるのが、塩分の摂り過ぎ「塩分過多」です。生にんにくの場合、塩分が含まれていることはありません。栄養成分にナトリウムが含まれていますが、微量のため塩分過多の原因にはならないでしょう。
便利で使いやすいチューブタイプのおろしにんにくは塩分が入っています。手軽に使うことができるので、ついついたくさんの量を使ってしまいますが、これが塩分過多の原因の1つのようです。
手軽に食べられるチューブタイプのにんにくを大量に使うことによって、にんにくと共に塩分を摂ってしまうことになるので、にんにくを食べると喉が渇くということに繋がります。
アレルギー反応が原因?
にんにくを食べると喉が渇くという人は、もしかしたらアレルギー反応が起きている可能性があります。喉が過敏になり痒さや違和感が、喉の渇きのように感じられる可能性もあります。
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にんにくで喉がイガイガする…
にんにくを食べ過ぎると、喉が渇く以外に喉がイガイガするようなことはないでしょうか?食べ過ぎたり、塩分の摂りすぎとも異なる場合があるようです。
アレルギー反応の可能性
喉がイガイガするという状態は、もしかしたらアレルギー反応を起こしている可能性があります。にんにくに含まれるたんぱく質に対して、過剰反応してしまうことが口の中のイガイガなどの違和感を生む理由かもしれません。
アレルギーはどんな症状?
アレルギー反応には以下のような症状が見られます。
- 口の周りの痒み
- 喉の腫れ
- 咳
- 息苦しさ
これらの症状によって、喉がイガイガするということになります。もし、このアレルギー症状が酷くなると、複数の症状が同時に発生したりアナフィラキシーショックを起こす可能性があるので注意が必要です。
ニンニクを食べて同じような症状が続くようであれば、一度アレルギー検査を受けるようにしましょう。
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喉が渇く、イガイガする時の対処法は?
ニンニクを食べて喉が渇いたり、イガイガするそんな時にはどのような対処法があるのでしょうか?
喉が渇いた時の対処法
ニンニクを食べた後に喉が渇く場合、まずは食べる量を減らしましょう。アリシンの作用によって喉の渇きを感じる時は、水分を多く摂りアリシンの成分を体外へ排出するようにしましょう。ニンニク入りの料理を食べる時は、料理に対しての塩分量を控えめにすると喉の渇きを抑えることも可能になります。
喉がイガイガする時の対処法は?
まずは一旦食べるのを控えてみましょう。食べるのを控えることで、喉がイガイガするのが収まる場合はアレルギー症状の可能性が考えられます。もし、のどのイガイガが治らない場合は、アレルギー以外の場合もあるので、一度医療機関を受診してください。
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まとめ
にんにくで喉が渇く理由と対処法、にんにくがアレルギーの原因である可能性についてしょうかいしました。
この記事をまとめると
- にんにくに含まれているアリシンやチューブ入りにんにくに含まれる塩分の摂り過ぎなどによって喉が渇きやすい
- にんにくに含まれているタンパク質への過剰反応によってアレルギー反応を起こすことがある
- 喉の渇きやイガイガへの対処法は食べる量を控え、水分を飲むことでアリシンを排出させる
にんにくは疲労回復や食欲増進効果があります。食べることによる効果はたくさんありますが、アリシンの強い効果によって、喉の渇きや違和感を感じる事もあります。たくさん食べると身体に負担をかけることになるので、適量を食べるようにしましょう。