肉まんといえば、ふわっとした皮とジューシーな餡は病みつきになりますし、コンビニではあんまんやピザまんなどバリエーションも豊富な軽食ですよね。
外出した際にはつい買ってしまうこともあると思いますが、子どもは何歳ぐらいから食べてもいいのでしょうか?
それぞれの家庭でなんとなくの線引きはあると思いますが、はっきりとした線引きが知りたいですよね。そこで今回は、
- 肉まんは何歳から食べられる?
- 肉まんをあげるときの注意点
- 赤ちゃん・幼児におすすめの肉まん
についてご紹介します。
スポンサードリンク
目次
|
|
肉まんは何歳から食べられる?
肉まんのように、大人向けの味付けになっているものをあげる年齢は、それぞれの家庭や周りの環境で違ってきます。
ここでは、何歳ぐらいからあげても問題がないのかを説明していきます。
肉まんは何歳から食べられる?
肉まんは、 離乳食後期から完了期に当たる、1歳~1歳半ぐらいからあげても問題ない とされています。
皮部分は柔らかいのでパンを食べられるようになったあたりからあげる方もいるようです。
また、皮は比較的早くデビューしても、餡は臼歯が生えてからという風に分けている方もいます。
食べること自体は1歳頃から大丈夫ですが、食べさせる量は気を付けるようにしましょう。
味がしっかりついているので、まだまだ臓器が未熟な幼児には濃い味付けです。
臼歯が生えそろっていない頃は、餡は少な目にして、8等分ぐらいから初めるといいでしょう。
しっかり噛んですり潰せるようなら、4等分ぐらいを目安にしましょう。
目安ですので、子どもがしっかり噛めているようなら神経質になる必要はないと思います。
あんまんの場合
あんまんに使われている小豆自体は、離乳食中から使える食材ですが、 「あんこ」は幼児食に移行して、大人と同じものが食べられるようになる2歳以降が推奨 されています。
あんこは糖分が多く、虫歯になりやすくなったり肥満の原因になったりします。
また、幼少期からの糖分の多い食事は小児糖尿病の危険性も高くなります。
あんまんは、2歳か3歳ぐらいになるまでは控えていた方がいいでしょう。
ピザまんの場合
ピザまんの原料は、トマトソース(もしくはピザソース)とチーズが主ですので、肉まん同様1歳以降から食べられると考えていいでしょう。
しかし、 肉まんより味が濃いものが多いので、あまり早くからあげるのはおすすめできません。
できれば3歳以降、早くても2歳を過ぎてからの方がいいかと思います。
チーズが入っているので乳製品のアレルギーにも注意が必要です。
アレルギーの一覧
肉まん、あんまん、ピザまんのアレルギー表示される食品の一覧は下記のようなものになります。
肉まん |
卵、小麦、大豆、乳成分、鶏肉、豚肉、えび、ごま |
あんまん |
卵、小麦、大豆、乳成分 |
ピザまん |
卵、小麦、大豆、乳成分、豚肉 |
卵、小麦、大豆、乳は共通していそうですね。
商品によって多少変化はありますが、概ねこういったものが多いようです。
アレルギーがある場合は、食べる前にしっかり食品表示を確認してくださいね。
スポンサードリンク
肉まんをあげるときの注意点
肉まんを子供にあげる時に注意しておきたい点をいくつか挙げて解説していきます。
火傷に注意
肉まんは、 中の餡の温度が下がりにくくなっています。
ピザまんのようにチーズが入っているものはさらに冷めにくいですので、しっかり冷ませているか大人が確認してからあげるようにしましょう。
そのまま渡すより半分に割ってからあげる方が餡も冷めやすいですので、 小さな肉まんであっても、半分にしてから渡すようにすると安心 です。
また、そのままだと上手く持てず、熱い部分に触ってしまうかもしれませんので、フォークなども用意しておくといいでしょう。
少量だけ与える
3歳までの子どもは、味覚を育てる時期とも言われています。
大人が食べて「おいしい」と感じる味付けは、 子どもにとって塩分が高く、胃腸に負担がかかります ので、あげる量には注意しましょう。
アレルギーに注意
肉まんにはアレルギー製品が含まれていますので、初めて食べる食材が入っている場合や、アレルギーの疑いがある場合は食べないようにしましょう。
また、 肉まんを食べ終わるまでは目を離さないように。
肉まんのようなふわふわした生地でも喉に詰まる可能性は大いにあります。
しっかり食べ終わるまで近くで見守り、適度に水分を取らせるようにしてください。
スポンサードリンク
赤ちゃん・幼児におすすめの肉まん
赤ちゃんや幼児食としておすすめの肉まんをご紹介します。
手作りのレシピもご紹介しますので、塩分控えめ・薄味の肉まんを作るときは参考にしてみてください。
コープ ふっくらプチ肉まん
国産の玉ねぎ、キャベツ、にんじん、とうもろこし、じゃがいもの5種類の野菜がたっぷり入った肉まん です。皮はふんわりしたくちどけの良いものを採用しており、子どもにも食べやすい肉まんに仕上げました。
1個18gで、子どもの急な「お腹空いた」の声に答える肉まんだと思いますよ。
手作りの肉まん
塩分や材料、大きさが気になる場合は、手作りするのもおすすめです。
生地を発酵させたり休ませない、簡単な作り方をご紹介します。
材料
生地の材料
- 小麦粉 125g
- ベーキングパウダー 6.5g
- サラダ油 10g
- 砂糖 10g
- ぬるま湯 75ml
具材の材料
- 豚ひき肉 60g
- 好きな野菜など 100gぐらい
- 塩、しょうゆ、砂糖、酒、ごま油 適量
- 片栗粉 小さじ3/4
具材は好きなもので作りましょう。野菜やたけのこなどが定番でおすすめですが、子どもが喜びそうなものを入れてもいいでしょう。
作りかたの手順
まずは肉餡を作っておきます。肉餡が準備できたら、皮作りを始めます。
- 小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖を合わせて振るう
- サラダ油とぬるま湯を混ぜて、1の粉を入れさらに混ぜる
- 生地を5等分にして伸ばす
- 生地で肉餡を包んで20分蒸す
まとめ
今回は、肉まんは何歳から食べられるのか、注意すべき点などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 肉まんは1歳以降、あんまんやピザまんは2歳以降
- 幼児は臓器が未熟であることを踏まえ、大量に与えすぎないこと
- 薄味を心がける
美味しいと笑顔で食べてくれると、ついあげすぎてしまうこともあります。
毎日、毎週などはあげすぎかもしれませんので、月齢を考慮してたまに食べる特別なものとした方がよさそうですね。
スポンサードリンク