皆さんは焼肉やステーキと聞くと嬉しい気持ちになりませんか?私も自分のご褒美に焼肉を食べに行くこともありますし、ついつい食べ過ぎてしまうんですよね。
ですがやはり皆さんもご存知の通りお肉ばっかり食べてしまうと体に悪影響をきたしてしまうことがあります。
ただ悪影響ばかりかと言うとそうではなく、いくつかメリットもありますし注意しなければならない点もあります。
今回の記事では、
- 肉ばかり食べると危険?
- 死亡リスクが高くなるって本当?
- 菜食主義だから身体に良い?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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貴重なタンパク源だが食べ過ぎると良くない
様々なお肉に含まれるタンパク質は非常に優秀なタンパク質であり、アミノ酸スコアというタンパク質の質を表すスコアがほぼ満点を表しています。
特に高齢者では加齢による筋力低下を予防するために、お肉に含まれる良質なタンパク質を常に摂取しておきたいところです。
しかしお肉だけを食べていたり、一度にたくさんの量のお肉を食べてしまうと不飽和脂肪酸やコレステロールといった身体に悪影響を与えてしまう恐れのある成分が増加してしまうといわれています。
飽和脂肪酸というのは摂りすぎてしまうと血液中の悪玉コレステロールを増加させてしまい動脈硬化の原因になってしまうとされています。
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死亡のリスクが高くなる?
様々な研究によって明らかになっているのは男性で、特にお肉をよく食べる摂取量の多いグループの心臓疾患による死亡リスクが高くなるということが分かっています。
さらに様々な研究結果を集めて統計を出すメタアナリシス研究でも赤身肉の摂取量が多いと死亡リスクが高いということがわかっており、お肉の食べ過ぎは少し注意が必要だということが分かっています。
しかし一方で女性のグループでは赤身肉の摂取量が多いと脳血管疾患の死亡リスクが低下するという研究結果も多いとされています。
やはり食品の研究というのは様々な研究結果があり、良い面と悪い面がありますので一概にお肉=体に悪いと言えないのが現状です。
ただしどちらにせよ食べ過ぎてしまうと体に負担をかけてしまいますので、適切な量を正しく摂取するという知識が必要になることは間違いないでしょう。
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飽和脂肪酸ではなく不飽和脂肪酸を摂取しよう!
お肉に含まれる飽和脂肪酸はどうしても動脈硬化などを引き起こしてしまう可能性があるので、お肉による脂肪酸の摂取だけでなく野菜や果物、ナッツなどに含まれる不飽和脂肪酸から脂質を摂取するという考え方が大切です。
不飽和脂肪酸は血液に溶けて流れやすいので飽和脂肪酸のように動脈硬化を引き起こすことはありません。
むしろ血液の流れを良くしてくれるという効果もありますので、心疾患や脳血管疾患などのリスクを低下させてくれる研究結果が多く存在します。
そしてもう一つの大きなメリットは飽和脂肪酸を摂取していたとしても不飽和脂肪酸を定期的に摂取することで、飽和脂肪酸のデメリットを打ち消すことができるということです。
お肉を食べる前に野菜や果物を食べるだけでOK
ここで大事になってくるのが飽和脂肪酸をたくさん持つお肉を食べる前に、ナッツや果物、野菜などの不飽和脂肪酸を摂取しておく事によって、今後食べるお肉のデメリットを打ち消すことができます。
食べる順番だけで大きく変わりますので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
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菜食主義が絶対良いというわけではない
お肉ばかり食べる人の反対の存在であるベジタリアンやヴィーガンなどの菜食主義の方も最近増えてきていますよね。
では菜食主義であれば絶対に体によいということかと言うと、実はそうではありません。先ほども紹介しましたが質の良いアミノ酸を摂ることで体の筋肉を維持したり、内臓の動きを正常にすることができるのですが果物や野菜で質の良いタンパク質を摂るとなるとかなり難易度が高くなります。
もし菜食主義者の方であれば、大豆を積極的にとっていただきたいところです。野菜の中でも唯一と言っていいほどアミノ酸スコアが満点な食材が大豆です。
大豆に含まれるタンパク質はお肉に含まれるタンパク質と同じ質を持っているということですね。
ただこれについてもかなりの量を取らなければならない可能性が高くなりますので、適切な量のお肉を食べるということも大切になってきます。
菜食主義・肉食主義はどちらも難易度が高い
もちろん菜食主義が悪いというわけでなく、菜食主義でも問題なく健康を維持している方も多いです。逆に言うと肉食主義でも、問題なく健康維持している人も多いです。
ただしこのように食材を偏らせてしまうことで栄養のバランスも偏ってしまいがちですので、健康を維持する難易度が高くなってしまうということは覚えておくと良いでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- お肉だけ食べると男性であれば心疾患のリスクが高くなるということが分かっている
- 女性だと脳血管疾患のリスクを減らすことができるという研究結果もある
- どちらにおいても食べ過ぎると体に負担をかけてしまうということは間違いない
- 菜食主義だから良い、肉食主義だから良いというわけでなく栄養の偏りに注意しなければならない
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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