肉の油は体に悪いのは「嘘」!優秀な脂肪酸を持つ肉の脂とは?

皆さんはお肉といえばどんなイメージがありますか?油っぽくてカロリーが高そう、食べ過ぎると太ってしまう、腸内環境を悪化させそう、体に悪そうなど様々なネガティブなイメージがあるのではないでしょうか。

実は最近の研究ではお肉の油は体によいということが分かってきてるんですよ!

今回の記事では、

  • お肉の油って体に悪いの?
  • 牛肉の脂は?豚肉・鶏肉は?
  • 身体に良い脂質とは?
  • エネルギーにもなるの?
  • どんな食品に注意?

これらについて解説していきたいと思います。

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お肉の油って体に悪いの?

市販されているステーキ肉や、霜降りののったお肉はとても美味しそうに見えますよね。このような霜降り肉と一般的に言われている高級なお肉は焼き上がるととてもジューシーで見るだけでお腹が空いてしまいますよね。

ですがお肉の脂と言うとなんとなく体に悪いイメージがあります。では特に脂が気になる牛肉の脂についていくつかの情報を紹介していきたいと思います。

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牛肉の脂は体にいいの?

結論から言うと牛肉の脂は体によい効果も多い、と言われています。

脂肪にも色々な種類があるので後ほど紹介しますが、牛肉の脂肪の成分というのは青魚の油の成分やオリーブオイルなどの成分ととても類似性があるとされています。

青魚の脂質やオリーブオイルの脂質と言うとなんとなく身体に良いイメージがありますよね。そんな2種類と似ている牛肉の脂質も身体に良い効果がたくさんあります。

血液をサラサラにしてくれる

牛肉の脂の中にはコレステロール値を下げてくれるという成分が含まれています。コレステロールには善玉コレステロールと悪玉コレステロールというものがありますが、良質な牛肉の脂肪には悪玉コレステロールの量を減らし善玉コレステロールの量を増やす働きがあります。

悪玉コレステロールの量が増えているということは血管が固くなっていたり、つまりがあったりなどを示します。一方で善玉コレステロールが増えているというのは血管の健康が保たれているというデータになります。

牛肉の脂を積極的に摂取することによって血液がサラサラになり血管の健康を守ってくれることが分かっています。

エネルギーにもなる

私たち人間はエネルギーとして糖質を使うというイメージがありますよね。ですが私達は糖質だけでなく脂質もエネルギーとして使っています。さらに脂質のエネルギーというのは最も効率の良いエネルギーであり1gあたりのエネルギー量は9kcalとなっています。

これは糖質を使うよりもかなり効率的にカロリーに変換してくれるため、活動的に動くためには脂質は欠かせません。ただし脂質を多くとってしまうと体にエネルギーが残ってしまい肥満の原因になってしまうというイメージがありますので、なんとなく脂質のイメージは良くないものとなっています。

ちなみに脂質を多く摂ると体に脂肪が多くなるということはほとんどなく、むしろ余った糖質が脂肪に変換されてしまうため、脂質よりも糖質の方を気をつけて摂取した方が良いという研究結果があります。

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牛肉に多いのが不飽和脂肪酸

牛肉に多いのは不飽和脂肪酸のオレイン酸です。ちなみに品質の良い高級ブランド牛であるほど不飽和脂肪酸の含有量は増えていく傾向にあるそうです。

このオレイン酸というのはとても栄養価が高く、先ほど紹介したような悪玉コレステロール値を下げて善玉コレステロール値を上げる、心臓血管や脳血管の健康を保つ、便秘改善に効果的など様々な健康効果が期待できます。

ちなみに脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸という2種類があり、飽和脂肪酸は物質的に固まりやすい脂肪酸になっています。一方で不飽和脂肪酸は固まりにくい脂肪酸で健康効果が高い脂肪酸です。

どちらも体になくてはならない脂肪酸なのですが飽和脂肪酸が多くなってしまうと、血液がドロドロになってしまう傾向にありますので、血液をさらさらに保ちたいのであれば不飽和脂肪酸の含まれている脂質を多く摂る必要があります。

豚肉や鶏肉にも含まれている

牛肉の他にも豚肉や鶏肉といった私たちの身近にある食肉は多いですよね。先ほどまでは牛肉についても解説を行ってきましたが、豚肉や鶏肉にも良質な油が含まれています。

特に豚肉の油はオレイン酸やステアリン酸などの良質な脂質が多く含まれているため、積極的に食べたい食品でもあります。

鶏肉の場合は他の食肉製品よりもかなり脂身が少ないかわりに、タンパク質がとても豊富に含まれていますので、脂質が気になるけれどタンパク質もしっかりと摂取したいという方におすすめのお肉です。

このようにお肉というのはあまりイメージが良くない食材ではありましたが、最近の研究ではお肉に含まれる様々な栄養素が体に良く、むしろ甘い食べ物や精製された白い炭水化物の方が体に悪影響を与えることが示唆されています。

皆さんも毎日の食生活に注意して、どのような食べ物が体にどのような影響を与える可能性があるのかについてしっかりと調べておくとより健康的な身体を作ることができますよ! 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • お肉の油が体に悪いというのは嘘!
  • 牛肉の脂や豚肉の脂はとても健康に良い!
  • 牛肉の脂は青魚の油やオリーブオイルの成分とよく似ているとされている
  • 血液をサラサラにしてくれる効果や血管の健康を守ってくれる効果がある
  • 気をつけたいのは精製された白い炭水化物や砂糖! 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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