煮干しの賞味期限の目安は?OKラインの見分け方や保存方法も!

味噌汁だけでなく、煮物や和食にも欠かせない煮干し。長期保存が可能なので自宅に常備しているという人も多いですよね。ですが、ついつい冷蔵庫の中で忘れてしまっていませんか?保存期間の長いものほど、油断してしまいがち・・・そしてもったいなくて捨てられないものです。そこで今回は、

  • 煮干しの賞味期限
  • 腐る前の食べられるラインの見分け方
  • 煮干しの保存方法
  • 煮干しといりこの違い

こちらについて紹介していきます。

 

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煮干しの賞味期限

長期保存が可能というイメージが強いので、あまり気にしたことがないという人もいるのではないでしょうか。だしに使うことが多く、本来の味わいを感じる機会もないかもしれませんが、煮干しにももちろん賞味期限がありますので注意してください。

約半年が目安

煮干しの賞味期限の目安は 約4~6カ月程度 です。ただし、あくまで目安であり商品によっても賞味期限が異なります。

必ず商品パッケージの表示を確認するようにしましょう。また開封前開封後、保存状態によっても風味は変化します。

開封後は早めに消費を

煮干しの賞味期限は長くても半年程度です。ですが、この賞味期限の設定は、正しい方法で保存されていた場合を想定しているものです。

一度開封した煮干しは賞味期限ギリギリまで放置せず、早めに消費するようにしてください。

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腐る前の食べられるラインの見分け方

既述のように、賞味期限以内であっても煮干しの劣化が早まってしまう場合があります。期限内だからといって安心せずに、特に開封済みの煮干しに関しては食べる前に必ず状態を確認しましょう。

ここからは、食べられるラインの見分け方について紹介します。

湿気って色が黄色い

腐った煮干しは色味で見分けることができます。正常で良質な煮干しは青みがかった銀白色をしています。

腐ってしまった場合には油焼けを起こし黄身がかっていたり赤みががっている場合があります。これは煮干しの脂が酸化して、鮮度が悪くなった証拠ですので、食べないようにしてください。

酸っぱい味がする

煮干しが腐っているかどうかは、味や匂いでも確認することができます。開封して時間が経っている煮干し、料理に使う前に必ず味見をしてください。

腐った煮干しは、酸化しており生臭く酸っぱい味がします。見た目に問題がなくても、食べた時に違和感を感じるようであれば腐っている可能性があります。

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煮干しの保存方法

保存・日持ち

煮干しは正しい場所で正しい保存方法がされていれば、賞味期限通りに半年程度保たせることができます。

美味しい煮干しを長く安全に味わうために、開封前と開封後に分けた保存方法を紹介します。食品ロスを起こさないために、正しい保存方法を心がけてください。

開封前は冷暗所で保存

開封前の煮干しは冷暗所で保存しましょう。煮干しの大敵は湿気による酸化です。 暗くて涼しい場所に置き、湿気の多い所や直射日光が当たる場所は避けるようにしましょう。 また、6〜10月頃の暑い夏場も危険です。

MEMO
常温保存と聞くと単純に「冷蔵庫に入れる必要がない」と思っている人も多いですが、日本は湿気が多くまた住環境によっても部屋の温度が変わります。パッケージに常温保存と明記されていても、安心せずに冷暗所に置くようにしましょう

開封後は密閉し冷蔵

煮干しの袋を開封したら、すぐに冷蔵保存しましょう。一度開封した袋の中は、開封前と環境が全く異なりますので、湿気を吸い込みやすくなっています。

しっかりと空気を抜き、ジップ付き冷蔵保存用袋や保存容器に入れて密閉することが大切です。また購入した煮干しの袋が、真空パックになっている場合にはそのまま冷蔵すれば一定の品質が保たれます。

ですが密閉して冷蔵したとしても、確実に正しく保存できている確証はありませんので注意してください。

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煮干しといりこの違い


煮干しとよく似たものに「いりこ」があります。煮干しもいりこもだしを取るものですよね。なんとなく言い換えている人や使っている魚の違いだと思っている人も多いようです。この機会に煮干しといりこの違いを覚えておきましょう。

地域による呼び名の違いだけ

結論から言うと「煮干し」と「いりこ」は実は同じものです。2つの呼び方の違いは、地域によって分かれており、一般的に東日本では「煮干し」、西日本では「いりこ」と呼ばれています。

また、関東では小さい煮干しを「いりこ」と呼ぶ人や、いりこをサイズによって呼び変える地域もあります。

煮干しといりこの呼び方の違い

  • 東日本エリア:煮干し
  • 西日本エリア:いりこ

カタクチイワシが一般的

煮干しとは小魚を煮て干した水産加工品のことを指しますが、主に使われているのはカタクチイワシという種類の魚です。カタクチイワシは北海道から九州南岸までの沿岸域、瀬戸内海に広く生息しており、最大でも18センチほどの魚です。

その他、ウルメイワシやマイワシ、イカナゴ、サバ、トビウオなどの魚が使われることもあります。

まとめ

「煮干しの賞味期限の目安は?OKラインの見分け方や保存方法も!」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 煮干しの賞味期限は長くても約半年
  • 煮干しが腐ると黄色っぱくなり酸っぱい味になる
  • 煮干しは開封前は冷暗所、開封後は冷蔵庫で保存
  • 煮干しといりこは呼び方の違いだけで同じもの

家で作るお味噌汁、いつも簡単な顆粒だしで済ませてしまっていませんか?毎日は大変ですが少し時間に余裕がある時には、煮干しでじっくりだしを取ってその深い味わいを楽しんでみてくださいね。

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