長芋の食べ過ぎは体に悪い?腹痛やアレルギーの原因になる?長芋の健康効果とは?

皆さんは長芋はお好きですか?長芋といえばとろろのイメージが強いですよね!その他にも短冊切りにしてサラダに入れたり、もちもち感を出すために粉物に入れるなどの使い方があります。

そんな長芋ですが栄養価的にもかなり優秀な食品なんですよ!ただし食べすぎてしまうと体に悪影響を与えてしまうこともあるようなのです。

今回の記事では長芋とはどのような食品なのか、長芋に含まれる栄養素、食べ過ぎるとどのような影響を及ぼす危険性があるのかについて解説していきたいと思います。

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長芋ってどんな食材?

長芋はヤマノイモ科ヤマノイモ属の野菜です。産地は北海道、茨城県、岩手県です。長芋は日本の生鮮野菜の輸出主要品目に入り、最も海外に輸出されている野菜です。ビタミンB1、カリウムをバランスよく含み、芋の中では水分と蛋白質が多く、炭水化物とエネルギーが少ないです。

強精作用、疲労回復、消化改善などの効果が期待できます。生のまま食べることができ、すりおろした長芋をとろろ飯としてご飯にかけたり、お好み焼きの生地に混ぜたりして利用します。また、サラダや煮物などにも料理されます。

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長芋の健康効果!

長芋は先ほど説明したような栄養素を豊富に含みますので、非常に健康効果の高い食材と言われています。いくつか長芋の健康効果をピックアップして紹介していきますね。 

便秘の予防

1つ目は便秘の予防です。長芋はねばねばとしていますが、それは食物繊維の一種です。食物繊維は腸の動きを活発にして、排便をスムーズにしてくれます。そのため、便秘に悩まされている方にはとてもいい栄養素なんです。食物繊維は便秘解消だけではなく、血糖値の上昇を抑えたり、疲労回復、腸内をきれいにするなどさまざまな効能があります。また長芋にはカリウムも含まれており、体内の余分な塩分を体外へと排出して血圧を下げてくれます。

血糖値上昇の抑制

長芋にはジアスターゼという成分が多く含まれています。ジアスターぜには消化を助けてくれたり、血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。乱れた食生活を送っていると血糖値は上昇してしまいがちです。そこで長芋を摂取することで、血糖値の上昇を抑えることができます。美味しい長芋で健康も保たれるので是非毎日食べましょう。

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長芋で体調不良に?

下痢・腹痛

様々な健康効果を持つ長芋ですが、長芋を食べて体調不良になったと言う方もいるようです。なぜ長芋を食べて体調不良になるのでしょうか。その原因について詳しく見て行きましょう。

腹痛・下痢・吐き気の症状

長芋を食べると下痢や腹痛、吐き気などの症状が現れる場合があります。もし下痢や腹痛・吐き気が起きても治す方法はありません。そのため悪化させないことが大事です。下痢と腹痛が起きた時はベルトを緩めてお腹を冷やさないようにしてください。また、楽な体勢でいましょう。吐き気が起きた場合はミント味の飴を舐めると落ち着きます。どうしても長引く場合は薬を飲んでくださいね。

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原因は?

下痢・腹痛

長芋を食べると下痢や腹痛などが起きますが原因があります。その原因について詳しく見てみましょう。

アセチルコリンによるアレルギー症状

腹痛や下痢が起きる原因としてあげられるのはアセチルコリンという成分です。アセチルコリンが原因で起きるアレルギー症状は仮性アレルギーというふうに言われます。このアレルギーは通常のアレルギーのように特定の人にしか起きないものではありません。

長芋を食べればアセチルコリンが原因となって誰でもアレルギーが起こる可能性があります。対策としては食べすぎないようにするしかないでしょう。もしアレルギー症状が起きたら、食べるのはやめましょう。

腐敗したものを食べることによる食あたり

続いて考えられる原因は腐っていることです。長芋に限らず腐っている食品を食べると食あたりとして下痢や腹痛などが起こります。腐っているようであれば食べるのはやめて破棄しましょう。次は長芋が腐っているときの見分け方について紹介しますので是非参考にしてくださいね。

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長芋が腐っているかの見分け方

長芋が腐っているのか見分ける方法を知って、お腹を下さないようにしましょう!長芋が腐っている特徴を変色・見た目・味・臭いの4つに分けて詳しく見て見ましょう。 

変色

見た目の変色です。長芋は本来綺麗なクリーム色をしています。しかしむと茶色や黒色、黄色などへと変色していきます。腐敗すればするほど変色がひどくなっていきます。黒色や茶色は完全に腐っている証拠ですので、食べるのはおすすめしません。加熱しても安全とは言い切れないので食べるのはやめましょう。

どろどろに溶けている

続いては食感です。長芋は本来硬いものです。しかし腐敗が進めば進むほど柔らかくなっていき、ぶよぶよから最終的にはドロドロと溶けたような状態になります。ここまで腐敗が進めば加熱しても食べられません。手を加えても無駄ですので破棄しましょう。

酸っぱい味がする

味にも変化が現れます。長芋が腐ったり傷んだりすると味が変化して酸っぱい味わいになります。長芋の味が酸っぱい以外にも違和感を感じる味であれば食べるのはやめましょう。もし酸っぱい味であれば、その部分を切り取っても食べることはできません。

カビ臭くなる

匂いにも変化が現れカビ臭くなります。外見には変化がなくても臭いがカビ臭ければ食べるのはやめましょう。カビ臭くてもその部分を取り除けば食べれるのではと思うかもしれませんが、あまりお勧めはしません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 山芋は非常に栄養価に優れた食品
  • 特に便秘の予防や血糖値の抑制などの効果が高い
  • 長芋で体調不良を引き起こしてしまう人もいる
  • アレルギー症状が出たことがある人や、食べた後に具合が悪くなる人は医療機関に受診にしよう
  • 腐敗している長芋は食べないようにしよう 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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