寝る前にオートミールを食べると得られる嬉しい効果とは?種類や食べ方を紹介 |

皆さんは最近注目を集めている「オートミール」という食品をご存知ですか？アメリカなどでは日常的なメニューとして有名です。ですが日本にはお米という代表的な主食がありますので、なかなか輸入されることはありませんでした。

ですがこのオートミールには素晴らしい効果があるとして最近注目が集まっています。オートミールは朝に食べられるのがほとんどなのですが、実は夜に食べることがオススメなんです。今回の記事ではオートミールを夜に食べると寝られるメリットについて紹介していきたいと思います。

スポンサードリンク

1 オートミールについて
2 オートミールを夜に食べるのがおすすめ理由
- 2.1 メラトニンが豊富に含まれているから
- 2.2 牛乳は睡眠の質を上げてくれる
3 寝る前にオートミールを食べるときの注意点
- 3.1 就寝の2～3時間前までに食べ終えるようにしよう
4 まとめ

オートミールについて

オートミールの原材料とは？

オートミールとはオーツ麦を食べやすいように加工したもののことを言います。オーツ麦の「oats」と食事の「meal」をかけ合わせて作られた言葉といわれています。

オートミールには食物繊維が非常に豊富に含まれており、オートミールに含まれる食物繊維が悪玉コレステロール値を低下させる効果があるということがわかり注目を集めています。

オートミールの種類

オートミールには製造方法の違いによっていくつかの種類があります。

〇インスタントオーツ

インスタントオーツは加熱加工がされていますので、グラノーラのようなシリアルのように牛乳や豆乳を混ぜて食べることができます。

〇クイックオーツ

クイックオーツは加熱加工がされていませんので、鍋で煮て食べる必要があります。ヨーロッパ圏では牛乳と混ぜてミルク粥として食べるのが一般的です。

〇ロールドオーツ

ロールドオーツとはオーツ麦を平たく潰したものを言います。加熱加工がされていますが吊るしてあるのでそのままでは固くて食べることができません。ロールドオーツの使い道は煮込み料理に混ぜるというのが一般的です。

このように製造方法によって食べ方がまったく変わってきますので、購入する際は注意した方が良いですね。覚えておくと良いことはそのままで食べられるものは「インスタントオーツだけ」ということです！

オートミールの栄養価

ではオートミールと日本人の主食であるお米のカロリーと糖質を比較して紹介していきます。

＜100gあたりのカロリー量／糖質量＞

オートミール 380kcal／59.7g

白米 358kcal／77.1g

オートミールは白米に対してカロリーがやや高めですが、白米よりも糖質が低いというのが特徴です。オートミールは主食の中でも糖質が低めな食品なので糖質が気になる方にオススメな主食と言えるでしょう。

今回はカロリー量や糖質量でくらべてみましたが、オートミールが優れている点は「食物繊維の多さ」です。食物繊維が多いことで腸内環境を整えてくれたり、コレステロール値を正常化してくれたり、便秘の改善効果も期待できます。

オートミールにはその他にもたんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、世界的にも高い栄養価を持った優秀な食材として認知されています。

スポンサードリンク

オートミールを夜に食べるのがおすすめ理由

ここまでオートミールが非常に優れた食品だということをお伝えしてきました。では次はオートミールを夜に食べるのがオススメな理由を紹介していきます。

メラトニンが豊富に含まれているから

オートミールの原材料のオーツ麦には睡眠を誘導してくれるメラトニンが豊富に含まれています。夜に食べることで肉体的や精神的にもリラックスした状態に導いてくれるといいます。

牛乳は睡眠の質を上げてくれる

オートミールは牛乳と組み合わせて食べます。牛乳にはトリプトファンと呼ばれる睡眠の質を上げてくれる重要な物質が豊富に含まれています。先ほど説明した睡眠ホルモンであるメラトニンは、元々は別名幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが変化したものです。そのセロトニンを作り出す原材料になるのが牛乳に含まれているトリプトファンなのです。

牛乳を含んだオートミールを食べる事で、セロトニンやメラトニンがたくさん分泌されることになり睡眠の質を上げてくれます。

スポンサードリンク