皆さんはポテトチップスはお好きですか?ポテトチップスと言うと一度食べたらいつのまにか袋が空になっているくらい美味しいお菓子ですよね。とても美味しいお菓子なのですが、やはり太るお菓子の代表としても扱われることもあるポテトチップスは、食べてしまうと肥満になる原因になってしまうのです。
今回の記事ではポテトチップスがどれくらい私たちの体に影響を与えるのかについてや、寝る前にポテトチップスを食べると体がどうなってしまうのかについて紹介していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
ポテトチップスが太るといわれている理由
まずはポテトチップスが体に与える影響について紹介していきたいと思います。
ポテトチップスはやっぱり高カロリー
メーカーや商品によって差はありますがポテトチップスは1袋約300kcalくらいのカロリーがあると言われています。300kcalというとご飯茶碗の1.5杯分くらいのカロリーということです。これだけ考えても恐ろしいですよね。
ポテトチップスの恐ろしいところは途中でやめられなくなってしまうほど私達の脳を喜ばせてしまうところです。気づいたら一袋全部食べてしまっているというのは、やはり少し食べ過ぎになってしまいます。
間食として理想的なカロリーは200kcal以下といわれていますので、ポテトチップスはそれだけでだいぶオーバーしてしまいます。
血糖値を急激に上げてしまう
ポテトチップスの原材料はじゃがいもです。じゃがいもは炭水化物に分類される食材であり、糖質を多く含みます。特にじゃがいもには糖質が多く含まれており、食べれば食べるほど血糖値が急激に上昇すると言われています。
私たちの体にはインスリンと呼ばれる血糖値を下げるホルモンがあります。ポテトチップスを食べて急激に血糖値が上がると、たくさんのインスリンがすい臓から分泌されます。
血糖値の上がり幅が多ければ多いほどたくさんのインスリンが出てくれるのですが、血糖値が正常に戻るまでに使うインスリンの量というのはそこまで多くありません。こうなると血液中にインスリンが残ってしまうのですが、実は余ったインスリンは「脂肪を蓄える働き」があるんです。これが肥満の原因の一つです。
今流行りの糖質制限ダイエットは、このインスリンによる脂肪を蓄える働きを抑えるダイエット方法です。血糖値の上昇が少なければ少ないほどインスリンが血液中に余ることはなくなりますので、太りにくくなります。血糖値を急激に上げるポテトチップスは、かなり太りやすい食材と言えますね。
ポテトチップスには中毒性がある
ポテトチップスは一度食べたらなかなか止められなくなってしまうと言われています。この記事を読んでくださっている方にも、そのような方がいるのではないでしょうか。
実はそれはポテトチップスに含まれる中毒性が働いているかもしれません。ポテトチップスには油脂や塩分、うまみの添加物であるグルタミン酸ナトリウムが多く含まれています。これらは脳を喜ばせる作用を持っているのです。
ポテトチップスを食べれば脳は簡単に報酬をもらうことができるので、どんどんポテトチップスを食べたくさせてしまうのです。これがポテトチップスが引き起こす中毒性です。
スポンサードリンク
ポテトチップスは夜に食べてはダメ!
ここまでポテトチップスの体に及ぼす悪影響を説明してきましたが、習慣的に食べている人にとってすぐにやめるのはなかなか難しいと思います。
ここでオススメしたいのがポテトチップスを完全に止めることではなく「食べるタイミングを気をつけよう」ということです。特に「寝る前」や「夜食」でポテトチップスを食べるのは一番やってはいけないことなので注意しましょう。
夜は一番太りやすい
ポテトチップス自体がかなり太りやすい食べ物ですが、それ以外にも私たちの体の構造として夜は一番脂肪を蓄えやすい時間帯と言われています。
私たちの体には遺伝子に結合しているBMAL1(ビーマルワン)と呼ばれるタンパク質が存在します。これは脂肪を溜め込むための酵素を増やす働きを持っています。つまり体の中に脂肪を蓄積するように動くタンパク質ということです。
このBMAL1は体内リズムと密接な関係があると言われており、時間帯によって激しく増減します。特に昼間は少なく夜に増えるという特性があります。1日のうちにBMAL1が一番増えるのが22時から午前2時頃です。そして一番少なくなるのは15時頃。
ちなみに15時頃のBMAL1量に比べて、22時から午前2時の量は「約15倍」とも言われています。単純計算で昼の15倍ほど夜は太りやすいということなのです。
ポテトチップスを食べるなら15~18時がおすすめ
もしポテトチップスを食べるなら先ほど説明したBMAL1が一番少なくなった時間帯がオススメです。さらに一般的に人は15~18時の間が一番体温が高い時間帯となっています。この時はエネルギーの消費が一番大きいので、ポテトチップスを食べてもすぐエネルギーとして消費することができます。
だからといってたくさん量を食べても良いということではないので注意しましょうね。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?ポテトチップスは体に沢山の悪影響を及ぼしてしまうお菓子ですが、人によっては楽しみの一つとして大事な要素になります。ポテトチップスからの悪影響を受けないためにも、食べるタイミングや食べる量について意識しておくことが大切です。
この記事をまとめると
- ポテトチップスはとても太りやすい食材!
- うまみや塩分が中毒性を引き起こしてしまう!
- ポテトチップス以外にも人間の体は22時から午前2時は太りやすい構造になっている
- ポテトチップスを食べるなら15~18時にしよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク