寝る前のアイスは寝つきを悪くするの?就寝前に食べない方が良い食品とは?

皆さんは寝る前にアイスや甘いお菓子を食べる習慣がありませんか?あとは寝るだけ・・・のリラックスタイムにはなんとなく甘いものを食べたくなっちゃいますよね。ですがその習慣はもしかしたら「見直した方が良い」かもしれません。

今回の記事ではアイスを寝る前に食べるとどんな影響があるのかについて紹介していきたいと思います。

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お風呂上がりのアイスはやめられない!

お風呂あがりのポカポカした体を冷やすために、つめた~いアイスを食べる人って多いですよね。私も入浴後、気付いたらホームランバーを片手に扇風機の前で体を冷やしていることがあります。

ですが、実は寝る前のアイスは「睡眠に悪影響を与える」ということが様々な研究で分かっているんです。

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寝る前のアイスが睡眠に与える影響

アイスには「乳成分」が多く含まれているので、消化にとても時間がかかるといわれています。加えて、アイスはその冷たさから胃腸の動きを悪くしてしまうので、より消化に時間がかかるようになってしまうのです。

消化に時間がかかるということは寝ているときにも胃腸がせっせと働かなくてはいけなくなり、体が休まらなくなってしまうのです。寝ても寝ても眠くなっちゃう、というのは実は寝る前のアイスクリームが原因かもしれません。

冷たいものは脳を興奮させる!

またアイスクリームに限らず、冷たい食べ物は体の興奮を作り出す「交感神経」を刺激するといわれています。交感神経は夜になると徐々にリラックスを作り出す「副交感神経」に切り替わるのですが、一番副交感神経が働いてほしい時間である寝る前に交感神経が働いてしまうと、体の調子が狂ってしまい睡眠の質を下げてしまうことがわかっています。

もしアイスを食べたいなら

寝る前にアイスクリームなどの冷たいものを食べてしまうと睡眠の質を下げることは分かった!けど夜に甘いものを食べるのが唯一の楽しみなの!という人も中にはいますよね。

そんな人にオススメしたいのは「食べる時間を早める」ということです。大体寝床に入る2~3時間前までに食べると消化も間に合いますし、交感神経を興奮させたとしても寝る前にはちゃんとリラックスモードに入ってくれます!

これはアイスや他のお菓子だけでなく、「夕食」でも同じことが言えます。夕食を食べてすぐ寝てしまう人は、知らず知らずのうちに睡眠の質を下げている原因を作っているかもしれません。

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アイス以外に寝る前に食べない方が良い食べ物!

ここまではアイスが睡眠の質を下げてしまう原因になるという説明を行いました。次からは「寝る前に避けた方が良い食品」を紹介していきますね。

肉類(とくにステーキなどの赤身の肉)

寝る前に避けた方が良い食品として一番に上がるのが「肉類」です。肉類はタンパク質と脂質がたっぷり含まれているので、とても消化に時間がかかる食品です。良質なたんぱく質なのですが、やはり夜にたくさんのお肉を食べるのは控えた方が良いでしょう。

肉類を夜にたくさん食べる人ほど、睡眠の質が低く、日中の仕事や勉強でミスが出やすくなったり、寝ている間の痙攣が生じやすいという研究もあります。

パン類

パンに含まれる小麦粉は血糖を急激に上げやすい食品として有名です。血糖値を急激に上げる食品は、同時に血糖値が急激にさがるという特性を持ちます。血糖値が急激に下がると眠くなるため、パンを食べた後はふわふわ眠くなってしまうのですが、そこで寝てしまうと胃腸が消化をしながらの睡眠になるので浅い睡眠となってしまうことがわかっているのです。

またパンなどの血糖値を上げる食品は、血糖値をさげるインスリンをたくさん放出させます。インスリンはたくさん放出されるとすぐに血糖値を下げてくれるのですが、使われなかったインスリンは脂肪を蓄積するという作用があるのです。ですので寝る前のパンは肥満にも繋がってしまいます。

シリアル

シリアルもパン類と同じく夜寝る前に食べない方が良い食品といえます。シリアルの場合は食物繊維が豊富に含まれており、消化にとても時間がかかります。食物繊維自体は体にとても良い成分なのですが、寝る前となると睡眠の質をさげてしまうのでお勧めできません。

シリアルを食べるならやはり「朝」がよいでしょう!

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セロリ

セロリもシリアルと同じく食物繊維が豊富な食品なので、寝る前に食べると消化が睡眠の質を下げてしまう原因になります。さらにセロリにはカリウムが豊富にふくまれていますので、高い利尿作用があります。寝ている間にトイレに起きる回数が増えてしまい、その都度目が覚めてしまうので睡眠の質を下げる原因になってしまいます。

コーヒー、紅茶、緑茶

コーヒーはいわずもがなですが、紅茶や緑茶にもカフェインがたくさん含まれています。カフェインは脳を覚醒させる効果がありますので、リラックス状態に入る寝る前に飲むのはおすすめできません。

カフェインは「悪いもの」として紹介されることが多いのですが、飲むタイミングによっては私たちの生活を豊かにしてくれるアイテムなので、適切なタイミングと量を学んで生活に取り入れてみましょう。

ピーナッツバターやアーモンドバター

ピーナッツバターやアーモンドバターにはたくさんの脂質が含まれています。通常のバターよりもナッツ類が含まれているバターには、よりたくさんの脂質が含まれているので、気を付けなければなりません。あまり日本人には以内と思いますが、夜にピーナッツバターをたっぷり乗せたトーストを食べるというのは、実は睡眠の質を大きく下げる原因になるということなのです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 寝る前にアイスをたべるのは睡眠の質を下げる原因に!
  • 食べるなら寝る2~3時間前までにしよう!
  • 肉類やパン、コーヒー、セロリ、ピーナッツバターは寝る前にたべると生活の質を下げる!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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