「おばあちゃんの知恵袋」には、体調を崩した時に使う民間療法も多いですよね。「風邪を引いた時にねぎを首に巻く」という方法を聞いたことがある人もいるでしょう。中には、子どもの頃実際に巻かれていた、という経験者もいるかもしれませんね。今回はねぎを首に巻くという民間療法について紹介していきます。
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ねぎを首に巻いて効果はあるの?
ねぎを首に巻く…という状況は、一見かなりシュールな状況にも思えますが、実際に化学的に効果が期待できるのでしょうか?本当に風が早く治るなら、ちょっと試してみたい気もしますよね。
結論から言うと、効果が全くないとは言えないようです。ねぎに含まれている成分が揮発して鼻や口から吸い込むことで、体内に取り込まれて風邪の症状が軽減される効果が期待できます。しかし、食事として食べる事でもアリシンは体内に取り込めるので、食事をする体力があるなら料理にねぎを使うとよいでしょう。
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ねぎを首に巻く方法
長ねぎなら長さがあるので、スカーフのように首に巻けそうですよね。しかし、普通に首に巻く以外にも方法があります。切ったりつぶしたりして長ねぎの細胞を壊すと、風邪の症状軽減を期待できる「アリシン」が増えるといわれています。そのため、長ねぎをそのまま首に巻く場合でも、切り込みを入れてしなりやすくするとよいでしょう。その他、刻んだ長ねぎをガーゼや手ぬぐい、タオルなどに包んで首に巻くのもおすすめです。
ねぎで予防できる効果と成分
ねぎには「アリシン」という成分が含まれており、ねぎ特有の刺激臭の原因となっています。ねぎ以外にはニンニクにも含まれている成分で、アリシンには次のような効果があると言われています。
- 殺菌効果
- 血行促進
- 免疫力を高める
- 胃腸の働きを増進させる
首に巻くことで皮膚から吸収されたりすることはありません。むしろ肌が弱い人はかぶれたりする可能性も考えられます。首に巻くのが難しければ、枕の近くに置いたり、食事からねぎを摂取するのがおすすめです。
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風邪を引いたときにおススメのネギレシピ
ねぎを加熱しない状態の方が、アリシンを効率的に摂取できます。ねぎは煮たり焼いたりすると香りがマイルドになりますよね。これは、アリシンが熱で壊れるためです。風邪を引いた時におすすめの料理は消化の良いうどんや雑炊の仕上げに、薬味として白ねぎを添えることです。温かい料理と、ねぎの血行促進効果で身体がポカポカしてきます。
加熱する場合は、油で炒めると壊れやすいアリシンが分解されにくくなります。風邪をひいている時は胃腸も弱っているので、ある程度元気になってきたら炒め物やお肉と一緒に食べるのもおすすめです。美味しいからといって生ねぎの過剰摂取には注意が必要です。人によっては下痢をしたり、胃の調子が悪くなることがあります。
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まとめ
風邪の時にねぎを首に巻くと、本当に効果が期待できることがわかりました。しかし、食事で摂取しても問題ないので、食欲があるなら料理に使うのがおすすめですよ。口コミを見ていると、ねぎの匂いを嗅いで鼻の通りが良くなった、という話もあります。ねぎの独特の匂いは様々な効果が期待できるので、風邪気味の時にはぜひ料理に使ってみてくださいね。
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