ネバリスター(根張星)の特徴・旬の時期まとめ|粘りが強いナガイモ系山芋

山芋と聞くと、皆さんはどんな品種を思い浮かべますか?実は山芋は品種名ではなく、ヤマノイモ科の総称なので日本で食べられている多くの山芋には色々な品種が存在します。山のうなぎとも呼ばれる栄養の宝庫の山芋には特徴的な粘り気があり、夏バテ気味などのお疲れ気味の時や食欲が湧かない時にも、食べやすいですよね。

今回は、山芋の中でも特に粘り気が強くて人気ネバリスター(根張星)について詳しく見ていきます。初めて知る方は長芋の様な手軽さなのに山の芋のような粘り気のある、美味しいとこ取りのネバリスターを食べてみたくなること、間違いなしですよ。

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ネバリスター(根張星)ってどんなやまいも?

 読み方  ネバリスター(根張星)
 旬の時期  11月頃~3月頃
 主な生産地  北海道JA十勝池田町・青森県
 種類  長芋とイチョウ芋を掛け合わせた品種

読み方

ネバリスター(根張星)と読みます。ネバリスターは、ある種苗会社が長芋とイチョウ芋を掛け合わせた新しい品種を開発し、2008年にネバリスターという名前で品種登録を行ったヤマノイモ科の新しい品種名です。

根張星(ねばりスター)とは、北海道のJA十勝池田町が(株)ワタリと提携して商標登録した名称で、産地限定ブランドとして栽培・販売されています。

特徴(サイズ、味、形状など)

ネバリスターは長芋とイチョウ芋を掛け合わせた品種で、大きさ30~40cm程度・紡錘形・表皮の見た目なども一般的な長芋と大きな違いが見られず、一般的には見分けが付かないほどに長芋に似ています。しかし断面を見ると違いがあり、肉質が長芋に比べてとても緻密で滑らかです。

他の長芋の2倍の粘り!

名前にあるようにネバリスターの最大の特徴は、すりおろしたとろろにすると長芋よりも粘り気が約2倍ほど強く、舌触りが滑らかでほんのりとした甘味が感じられます。そのため見た目は長芋のようですが味わいはイチョウ芋に似ており、従来の長芋では余り行わない加熱調理にもむいておりホクホクとした食感を楽しめます。

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ネバリスター(根張星)の旬の時期と主な生産地  

ここからはネバリスター(根張星)の旬の時期と主な生産地について詳しく見ていきます。ネバリスター(根張星)は2008年に品種登録されて登場した新しい品種で、長芋とイチョウ芋を掛け合わせた山芋です。長芋の様な見た目なため調理もしやすい上に、味わいはイチョウ芋のような粘り気の強さと甘味があるため人気が高まっています。

旬の時期はいつ? 

ネバリスター(根張星)の旬は、11月頃~3月頃です。北海道のJA十勝池田町では、11月初旬から収穫が行われ12月中旬頃から道外を中心に出荷が始まります。ネバリスター(根張星)は収穫後2ヶ月以上、貯蔵することで甘味が増すそうで食べ頃の旬は1月~3月頃とも言われています。

主な生産地はどこ?

ネバリスター(根張星)は、 北海道・青森県で主に栽培されています。その中でも北海道JA十勝池田町では、ネバリスターの品種登録がされた2008年に試験栽培をスタートさせ、高品質なネバリスターを収穫することに成功しました。

以後、北海道JA十勝池田町と(株)ワタリとで「根張星(ねばりスター)」と商標登録し、栽培方法・貯蔵・出荷に至るまでガイドライン化し限定した栽培農家さんが生産したもののみを販売するようになりました。その為、現在では北海道・池田町の特産品にもなるほどに生産量は拡大し、産地限定ブランド野菜としての認知度も増しました。

現在では、北海道JA十勝池田町はネバリスターの全国最大規模の栽培面積を誇っています。

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ネバリスター(根張星)の価格相場ってどのくらい? 

ここからはネバリスター(根張星)の価格相場について詳しく見ていきます。ネバリスター(根張星)は2008年に品種登録された新しい山芋で、生産地域も北海道JA十勝池田町・青森県と限定的です。

また根張星(ねばりスター)は、北海道JA十勝池田町の限られた契約農家さんが品質維持のためにガイドライン化された栽培方法で行われているため、需要の高まりなどから栽培範囲が拡大しているものの全国的にはまだまだ希少な山芋とも言えます。

スーパーだと

ネバリスター(根張星)は、北海道JA十勝池田町で栽培し品質の基準をクリアしたものだけを「ねばりスター・根張星」という名でブランド化しているため、ネバリスターとのみ表示されているものは北海道JA十勝池田町以外で栽培されたものとなります。ネバリスターの品種は、北海道・青森で栽培されているので偽物ではありませんよ。

全国のスーパーで販売されていますが、主にブランドPR活動を兼ねた販売のされ方をしているため、高級スーパー・北海道物産店・特設コーナーなどで見かけられる可能性があります。1kgあたり650円~で購入可能です。

ネット通販だと

ネバリスター(根張星)はネット通販でも購入が可能です。生協・北海道JA十勝池田町・農家さん直売ネットショップなどで1kgあたり1000円程度で購入可能です。

他の地域でも栽培されていますので、お住まいの地域によっては道の駅・農家さん直売所などでも見かけられる可能性があります。店頭販売・ネット販売ともに長芋よりも高値です。

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おすすめの食べ方  

 

ネバリスター(根張星)は長芋の様な形をしているのに、粘り気が従来の長芋に比べ約2倍と強く、イチョウ芋のように舌触りが滑らかでほんのりとした甘味が特徴的なため、是非すりおろして頂いてくださいね。加熱調理でも従来の長芋に比べてホクホクとした食感を楽しむことができる万能山芋ですよ。

とろろ

ネバリスター(根張星)の最大の特徴・粘り気の強さを存分に味わえるとろろは、大変おススメの頂き方です。調味料を使わずともほんのり甘みを感じ、舌触りのよいフワフワとした口当たりです。ご飯・お蕎麦などに乗せて・お好みの食材と和えてなど、お好みでアレンジしてくださいね。

お好み焼き

ネバリスター(根張星)の粘り気は、加熱調理をしても柔らかくホクホクとした食感を楽しむことができます。とろろ状にしたネバリスターを使ったお好み焼きはヘルシーなのにとっても美味しいので、是非作ってみてくださいね。とろろだけでなく、お好み焼きの具材にコロコロ状に刻んだネバリスターを入れても美味しく頂けますよ。

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まとめ

ここまでネバリスター(根張星)について詳しく見ていきました。ネバリスターは長芋とイチョウ芋を掛け合わせたヤマノイモ科の新しい品種名で、2008年に登場しました。登場して間もなく、北海道のJA十勝池田町が産地限定ブランドとして栽培・販売し始め「根張星(ねばりスター)」と商標登録したネバリスターも生まれました。

大きさ30~40cm程度・紡錘形・表皮の見た目から、一般的な長芋と見分けが付かないほどに似ています。しかし断面を見ると違いがあり、肉質が長芋に比べてとても緻密で滑らかです。ネバリスターの最大の特徴は、すりおろすと長芋よりも粘り気が約2倍ほども強いところです。

旬は11月頃~3月頃で、北海道・青森県で主に栽培されています。特に根張星(ねばりスター)は、北海道JA十勝池田町の限られた契約農家さんが品質維持のためにガイドライン化された栽培方法で行われているため、高級スーパーを中心にブランドPR活動を兼ねた販売のされ方をしています。

その他にも、生協・北海道JA十勝池田町・農家さん直売ネットショップ・道の駅・農家さん直売所などで販売されており1kgあたり1000円程度で購入可能です。

ネバリスター(根張星)のとろろは、調味料を使わずともほんのり甘みを感じ、舌触りのよいフワフワとした口当たりです。加熱調理をしても柔らかくホクホクとした食感を楽しむことができます。是非、一度高級山芋のネバリスター(根張星)を味わってみてくださいね。

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