ねばり芋の特徴・旬の時期まとめ｜長芋と大和芋をかけあわせた新種のナガイモ系山芋

滋養強壮やお疲れ気味の際に、食べたくなり山芋に色んな品種があることを皆さんはご存知ですか？山芋とはヤマノイモ科の総称で、代表的な長芋や大和芋・イチョウ芋などに限らず全国的に地域限定で栽培されている山芋があります。

それらの山芋は地域の特産品や伝統野菜になっていることが多く、生産地域で古くから地元の人から愛され続けています。近年では小旅行・ドライブなどで気軽に立ち寄れる道の駅の人気も後押しし、一般のスーパーに流通していない珍しい野菜の販売がされていることなどから、今まで広く認知されなかった野菜に注目が集まっています。

今回は岩手県の特産品にもなっている「ねばり芋」について詳しく見ていきますよ。

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ねばり芋ってどんなやまいも？ 

読み方 　

ねばり芋(ねばりいも)と読みます。岩手県内の種苗会社が開発したねばり芋は、長芋とやまと芋を掛け合わせて誕生した新しい品種の山芋です。その名の通り長芋の様な形状なのに水分量が少なく、中間的な粘り気が新しい食感で、ねばり芋は冷涼な気候を活かした栽培がされています。

特徴（サイズ、味、形状など）

ねばり芋は長さ50~60cmの短系で、首部が短く尻部の太い形状です。通常の長芋よりも粘り気が強い・強い甘味・シャキシャキとした食感が特徴的で、通常の山芋と同様に消化酵素・食物繊維が豊富なため弱った胃腸を保護・胃腸の働きを活発にしてくれる効果が期待できます。

その他の栄養素もバランス良く豊富に含まれているので、非常に栄養価の高い野菜です。

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ねばり芋の旬の時期と主な生産地　

ここからはねばり芋の旬の時期と主な生産地について詳しく見ていきます。ねばり芋は長芋とやまと芋を掛け合わせて誕生した新しい品種の山芋で、程よい粘り気とシャキシャキとした食感が人気なため年々需要が高まり冷涼地を中心に栽培されています。

旬の時期はいつ？ 　

ねばり芋の旬の時期は11月~12月ですが、近年では通年出荷されています。秋掘りの新物は特に味わいが濃く美味しいです。ねばり芋を使った商品も多く販売されており、ねばり芋使用の蕎麦・冷凍餃子などは人気があります。ねばり芋は長期保管も可能で、皮が付いた状態で新聞紙などに包み直射日光の当たらない冷暗所にて約1ヶ月ほど持ちます。

主な生産地はどこ？

ねばり芋は、 岩手県岩手町・滝沢市・八幡平市などで主に栽培されています。その他の地域では新潟県新発田市・聖籠町の砂丘畑地区・青森県でも栽培されています。ねばり芋は冷涼な気候下・水はけの良い場所で育ちやすい品種です。家庭菜園でも扱われている品種です。

ねばり芋の価格相場ってどのくらい？

ここからは、ねばり芋の価格相場について詳しく見ていきます。ねばり芋は、長芋のような調理しやすい形状をしているのに程良い強さの粘り気があり甘味も濃厚なため人気の品種です。全国の冷涼地を中心に盛んに栽培されています。贈答用の野菜としても広く認知されています。

スーパーだと 　

ねばり芋は、通年出荷されていますが一般流通はあまりしていないので全国的に一般的なスーパーで販売されている可能性は低いでしょう。主に生産されている岩手県・新潟県・青森県などでは見かけられる場合があるようです。

その為、実店舗での購入を希望する場合は生産地付近のスーパー・八百屋さん・農家直売店・道の駅などで購入可能です。道の駅での販売は主流になってきているようで、ねばり芋を使った加工品も多く販売されています。

ネット通販だと

ねばり芋は、ネット通販で購入することが可能です。ふるさと納税の返礼品にも使用されてもいるので、購入方法は様々です。野菜専門ネットスーパー・JAタウン・ふるさと納税返礼品などで購入可能で1kgあたり300円程度です。

ねばり芋は家庭菜園でも選ばれている品種で、種芋も多く販売されています。種芋の場合は1本当たり300円程度で販売されています。初夏に近づく暖かい季節に植え、秋頃から収穫期を迎えます。

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おすすめの食べ方

ねばり芋は長芋のようにサラサラとした粘り気でもなく、やまと芋のようなドロドロとした粘り気でもないため山芋の強い粘り気が苦手な方でも癖無く頂けますよ。

ねばり芋しりしり

農家さんもおススメするねばり芋の千切り(しりしり)は、程よい粘り気とシャキシャキとした食感が味わえるのでねばり芋の美味しさを最大に楽しむことができますよ。お持ちのしりしり器でスライスして頂いてくださいね。お好みの食材と和えてもさっぱりと美味しいですよ。

ねばり芋のステーキ

少し厚めの輪切りにしたねばり芋を、軽くソテーして頂きます。ねばり芋の甘味とシャキシャキとした食感が、やみつきになりますよ。加熱しても美味しく頂けるねばり芋を、是非一度ご賞味くださいね。

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まとめ

ここまでねばり芋について詳しく見ていきました。岩手県内の種苗会社が開発したねばり芋は、長芋とやまと芋を掛け合わせて誕生した新しい品種で、程良い粘り気が人気です。ねばり芋は長さ50~60cmの短系で、首部が短く尻部の太い形状です。通常の長芋よりも粘り気が強い・強い甘味・シャキシャキとした食感が特徴的です。

ねばり芋の旬の時期は11月~12月ですが近年では通年出荷されているほど人気で、岩手県岩手町・滝沢市・八幡平市・新潟県新発田市・聖籠町の砂丘畑地区・青森県などで栽培されています。ねばり芋は岩手県の特産品にもなっているだけでなく、冷涼な気候下・水はけの良い場所で育ちやすいので家庭菜園でも扱われている品種です。

生産地付近のスーパーや八百屋さん・農家直売店・道の駅・野菜専門ネットスーパー・JAタウンなどで購入可能で、ふるさと納税の返礼品にも使用されています。家庭菜園用の種芋も多く販売されていますので、ご興味ある方はお試しくださいね。

程良い粘り気とシャキシャキとした食感を楽しめるねばり芋のしりしりは、農家さんおススメのレシピです。是非、素材の甘味を存分に味わってくださいね。

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