皆さんのご家庭でも納豆は良く食べられますか?納豆は腸内環境の改善やアンチエイジング効果、がん予防など様々な病の予防効果が期待できるスーパーフードと呼ばれています。
「名医100人が選ぶ食品」として選ばれたことでも有名です。そんな納豆ですが、意外に賞味期限が短いですよね。気づいたときには過ぎていた、ということもしばしばあります。
少し過ぎたくらいではたいてい食べてしまいますが、やはりおいしくありません。冷凍保存することで、美味しいまま長期間保存することは可能なのでしょうか?そこで今回は、
- 納豆の日持ち・賞味期限はどれくらい?
- 冷凍すると納豆菌は死ぬ?粘りは?
- 納豆はパックのまま冷凍できる?
- 冷凍納豆の食べ方・使い方
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてみてくださいね。
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目次
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納豆の日持ち・賞味期限はどれくらい?
そもそも納豆の日持ち期間はどれくらいなのでしょうか?冷蔵保存と冷凍保存、それぞれについて紹介していきます。
冷蔵
納豆は要冷商品ですから、必ず冷蔵庫内で保管するようにしましょう。一般的な納豆であれば、5~10日程度が期限として設定されているでしょう。
多くの場合は、期限が切れてしまっても数日なら食べることができますが、次第に表面に白い粒が見えてきたり、食感がシャリシャリして来るなどの変化が見られます。
それでも食べることは可能ですが、あまりおいしくはないです。表面にカビが生えてきたり、水気を帯びてきている場合は腐敗している可能性が高いため食べないようにしましょう。
冷凍
今回のテーマの本題でもある、納豆は冷凍保存ができるのか?これの答えは「可能である」です。納豆は冷凍保存できます。パックのまま冷凍保存することも可能ですよ。
冷凍保存した場合は、大体2~3週間程度を目安に食べきると良いそうです。
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冷凍すると納豆菌は死ぬ?粘りは?
納豆は冷凍保存が可能である、ということが分かりましたが、せっかくの納豆菌が死滅してしまうのでは?と不安になりますよね。いくら長期保存ができても、メリットのある納豆菌が死滅してしまうのでは意味がありませんよね。
冷凍後の納豆菌
結論から申し上げますと、冷凍しても納豆菌は死滅しません。納豆菌は氷点下の温度環境下では、芽胞菌となり休眠状態となります。そして20℃以上になると再び活動を始めます。
納豆に含まれる納豆菌は、乾燥や寒さ、100度以上の熱、酸性やアルカリ性などの環境下にも耐えうる強力な菌であることが分かっています。さらには腸内の悪玉菌をやっつけたり、善玉菌の力をより強くするといった、高い整腸作用も期待できます。
冷凍後の粘り
気になる冷凍語の粘り気はどうなるのでしょうか?結論から申し上げますと、解凍後に粘り気も元通りになります。それどころか細菌が活発に活動することで、より速く発酵が進んでしまうほどのようです。
解凍後の納豆は、できる限り早く食べられた方が良いでしょう。
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納豆はパックのまま冷凍できる?
ここからは、納豆の冷凍保存の方法について詳しく紹介していきます。長期間保存が可能とはいえ、手間がかかるのであればあまりやる気が起きません。
冷凍方法
納豆の冷凍保存の方法はとても簡単で、パックの納豆をそのまま保存袋に入れて冷凍するだけです。納豆のパックには空気穴が開いていますから、保存袋に入れないと冷気が直接かかってしまい、乾燥してしまう可能性があります。
その他の食品などに臭い移りしてしまう可能性もありますから、保存袋に入れて冷凍しましょう。ポイントとしては、良く保存袋の空気を抜いて冷凍保存しましょう。
解凍は自然解凍
解凍方法もとても簡単で、常温か冷蔵庫内で自然解凍するだけです。次第に解凍され、納豆菌再び活動を開始しますから、ねばねば感も元通りになります。
食感が変わってしまったり、水っぽくなってしまったりといった心配も特にありませんよ。
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冷凍納豆の食べ方・使い方
実は冷凍した納豆をそのまま料理に入れることも可能です。今回は、冷凍した納豆を使ったレシピをいくつか紹介していきます。是非参考にしてみてくださいね。
味噌汁
冷凍した納豆をそのまま味噌汁に入れた、納豆味噌汁です。以前、納豆製造を営む方を特集した番組で取り上げられていましたが、とてもおいしいようですよ。
納豆は旨みも豊富なため、豚汁やけんちん汁など、様々な汁物に入れることで旨みをアップさせてくれますよ。
チャーハン
納豆チャーハンはとてもポピュラーなメニューの一つですよね。個人差があるかもしれませんが、納豆は冷凍するとねばねばが弱まるという意見もあります。
冷凍した納豆であれば、チャーハンに入れてもパラパラとした仕上がりにできるかもしれませんね。
天ぷら
納豆を天ぷらで食べる、というのはなかなか思いつきません。納豆の天ぷらは、東北地方などでよく食べられるとの情報を得ました。
通常納豆の天ぷらは、天ぷら液に溶けてしまい、ばらばらとしてしまうため難しいようです。しかし納豆を冷凍することで、しっかりと納豆が固形状になっているため、天ぷらが作りやすいようですよ。
凍った納豆を食べやすい大きさに切って、天ぷら液に浸してあげるだけでできます。確かにおいしそうですよね。
まとめ
今回は、納豆は冷凍保存ができるのか、具体的な日持ち期間などについて詳しく紹介していきました。
この記事をまとめると
- 納豆は冷凍保存可能
- 冷凍保存した際は2~3週間程度のうちに食べきるように
- 冷凍した納豆は凍ったまま様々なメニューで食べることができる
いかがでしたか?納豆は1日1~2パック程度であれば、健康にとても良い食品です。様々な食べ方がありますから、色々なメニューで積極的に食卓に登場させたいところですね。
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