納豆の食べ合わせで悪い例は?逆に納豆と一緒に食べるといいものは?

栄養豊富で毎日のように食べる方も多い納豆。納豆を食べるときには卵やネギなどトッピングして楽しんでいる方もいるのではないでしょうか。

そんな納豆には、食べ合わせが悪い食材があるのを知っていますか?この記事では、

  • 納豆の食べ合わせで悪いものは?
  • 納豆と食べ合わせが良い食材は?
  • 白ご飯が食べ合わせが悪いって本当?

をテーマに紹介していきます。納豆の食べ合わせについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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納豆の食べ合わせで悪いものは?

まずは、納豆と食べ合わせが悪い食材について紹介していきます。

卵白

卵は納豆と組み合わせる定番の食品ですが、食べ合わせとしてはNGです。

納豆に含まれるビタミンBの一種・ビオチンは、皮膚の成分であるコラーゲンの生成を助ける働きがあります。

しかし、卵白に含まれるタンパク質アビジンを一緒に摂ると、お互いが結合してビオチンの吸収が妨げられてしまうのです。

そのため、美肌効果を期待したい場合は、納豆には卵を使わないか、あるいは卵白を避けて黄味だけ混ぜるのがおすすめです。

生卵じゃなければ大丈夫?

アビジンは、加熱すると働きが弱まる特徴があります。そのため、加熱した卵なら、美肌効果も期待できるでしょう。

半熟卵にしたり、オムレツにしたりしてアレンジしてみるのがおすすめです。

とはいえ、生卵と納豆を組み合わせても、体に害を及ぼすわけではありませんので、過剰に気にする必要はありません。

ビオチンはさまざまな食品に含まれているほか、腸内細菌によって体内で合成されるため、通常の食生活で不足することはないと考えられています。

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納豆と食べ合わせが良い食材は?

次に、納豆と食べ合わせが良い食材について紹介していきます。

キムチ

キムチは納豆と同じ発酵食品です。納豆の納豆菌がキムチの乳酸菌をより活性化し、相乗効果が生まれると言われています。

乳酸菌は悪玉菌の増殖を抑え、腸内菌のバランスを整える作用があります。

発酵食品には、腐敗物質の増加を抑える善玉菌が豊富に含まれており、腸内環境を整えてくれる効果があります。

発酵食品は1種類をたくさん摂るよりも、数種類を摂る方がより腸内の善玉菌の活性化につながると考えられています。

納豆とキムチを一緒に食べれば、乳酸菌と納豆菌を同時に摂取できます。

また、キムチには食物繊維が含まれています。善玉菌のエサが豊富なので、腸内環境が気になる方は、納豆にキムチを合わせてみてください。

トマト

トマトを組み合わせれば、納豆にあまり含まれていないビタミンCを補えます。また、トマトにはリコピンが豊富に含まれており、以下のような効果が期待できます。

  • ダイエット
  • 血糖値抑制
  • がん予防
  • 血液サラサラ効果
  • 動脈硬化予防
  • 美肌

リコピンは皮と実の間に多く含まれており、油に溶けやすい性質があります。納豆には大豆油が含まれており、一緒に食べることでリコピンの吸収率を高めてくれます。

また、リコピンの吸収率は朝が最も高いと言われているので、納豆とトマトを朝食に取り入れるのがおすすめです。

アボカド

納豆には、たんぱく質やビタミンB群・大豆イソフラボンなど、美肌に良い成分が豊富です。

たんぱく質は肌の材料となり、ビタミンB群はコラーゲンの生成を助ける働きや、肌の代謝にも関わっています。

大豆イソフラボンには、抗酸化作用があり、アンチエイジングに最適です。そんな納豆にアボカドを組み合わせれば、納豆に含まれないビタミンCを補えます。

また、アボカドの飽和脂肪酸やビタミンEの強い抗酸化作用などにより、肌の若々しさを保つ手助けをしてくれます。

肌荒れやハリが気になるときは、納豆にアボカドを合わせるのがおすすめです。

ネギ・ニラ

ネギやニラに含まれる硫化アリルは、納豆に含まれるビタミンB1の働きを助けてくれます。

ビタミンB1は、糖質をすばやくエネルギーに変える働きがあるため、疲労回復効果が期待できます。

玉ねぎはもちろん、長ねぎや青ねぎでも同様の効果が期待できます。疲れたときには、納豆にネギをのせていただきましょう。

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白ご飯が食べ合わせが悪いって本当?

納豆はご飯に乗せて食べる方がほとんどではないでしょうか。しかし、納豆とご飯を一緒に食べるときに気をつけた方が良いことがあります。

ここでは、納豆と白ご飯の食べ合わせについて紹介していきます。

炊き立てはNG

納豆にはナットウキナーゼという酵素が含まれています。このナットウキナーゼは50℃以上で活性が鈍くなり、70℃でほぼ働きを失ってしまうと言われています。

そのため、炊きたてのアツアツごはんに納豆を乗せて食べるのは避けましょう。ナットウキナーゼが死滅してしまいます。

人が美味しいと感じる温度は40~48度と言われています。適温になってから一緒に食べるのがおすすめです。

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ナットウキナーゼの効果は?

ナットウキナーゼは酵素の一種で、血液をサラサラにする効果が期待できます。ナットウキナーゼを効率よく摂るために、納豆は食べる直前ではなく、20分ほど前に冷蔵庫から取りだしましょう。

納豆菌は殺菌されていないため、常温で発酵が進み、同時にナットウキナーゼも活性化します。

また、ナットウキナーゼの血液サラサラ効果を期待するなら、夜に食べるのがおすすめです。

成長ホルモンの分泌を促すアルギニンや、ナットウキナーゼが睡眠中に作用してくれます。

まとめ

納豆の食べ合わせについて紹介してきましたが、いかがでしたか?意外な食材が実は食べ合わせが悪いこともあります。

納豆の栄養をしっかり体に届けるためにも、自分に合ったトッピングを見つけてみてください。

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