納豆は何歳から食べられる?離乳食で与える時は加熱を!注意点は?

生後半年ごろになると離乳食がはじまります。赤ちゃんの栄養バランスも考えると、栄養豊富な食材を上げたいものですよね。

そんなときにもおすすめしたい納豆。柔らかくあげやすい食材ではありますが、何歳ごろからあげて良いものなのでしょうか?そこで今回は…

  • 納豆は何歳から食べられる?
  • 納豆を赤ちゃんに与える時の注意点
  • 赤ちゃんに納豆を与える時はひきわり?粒?

についてご紹介をしていきます。

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納豆は何歳から食べられる?

まず、納豆はどのくらいの時期から食べることができるのでしょうか?

食べられる時期

一般的には 生後7~8ヶ月の離乳食中期頃から 食べさせるのが良いと言われています。

生後5~6ヶ月頃の離乳初期からでもひきわり納豆をペースト状になるまでよくすり潰せば食べさせても問題はありません。

しかし、納豆には特有の風味がありますので、まだ初期の段階の子にはあまりクセのない食材からはじめ、少し離乳食に慣れてきた頃の離乳中期頃からあげるのがおすすめです。

離乳中期にはやわらかく潰したひきわり納豆をあげるようにしましょう。食べにくそうにしている場合には、包丁で叩いて細かくしてあげると食べやすくなります。

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食べられる量

はじめて食べる場合は、 赤ちゃん用のスプーンひとさじからスタート し、様子を見て増やしていくようにします。

ほかの食材とは混ぜずに与えるようにしましょう。粉末タイプの納豆も販売されていますが、その場合にもまずは少量からはじめることが大切です。

食べ慣れてきたら、 1回の食事で30~40g程度 を与えるようにします。

納豆を赤ちゃんに与える時の注意点

続いて、納豆を与える場合の注意点についてご消化をしていきます。

ネバネバを嫌がる場合には?

赤ちゃんによっては納豆のネバネバが嫌いな子もいます。そういった場合には湯通しをする際にざるの中で納豆を洗ってネバネバを落としてあげると食べやすくGOOD!

また一度冷凍をすると粘り気が減るため、食べやすくなりますので試してみてくださいね。

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加熱する

ネバネバに加え、特有のにおいも苦手という子もいます。においを軽減する場合にも納豆を湯通しするのがおすすめです。

しかし、納豆は煮すぎてしまうとにおいがより強くなってしまいますので、加熱をする場合には短時間にするのがおすすめです。

また、納豆を焼いても香ばしくなり、赤ちゃんの好みに合うことも。お粥や麺類に混ぜたり、野菜と和えたりしても食べやすく、気分も変わって良いですね。

アレルギーに注意

納豆の原材料である大豆は、 アレルギーを起こす可能性のある特定原材料20品目 の中に含まれます。

初めて食べさせる際には、お子さまにアレルギー反応が出ないか慎重に確認をしながら与えることが大切です。

先ほどもお伝えした通り、まずはごく少量をあげるようにし、お子さまの様子をみて、問題がなさそうであればあげるようにしましょう。

アレルギー症状は食後から数時間経ってから発症する可能性もあるため、午後からでも病院で見てもらえるよう 小児科の病院が開いている日の午前中に食べさせる ようにすると、万が一の場合にも安心です。

また、アレルギー反応がでた際にどの食材が原因なのか特定しやすいように、まずは他の食材とは混ぜず、納豆単体で食べさせるようにしてくださいね。

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赤ちゃんに納豆を与える時はひきわり?粒?

納豆を選ぶときに、大人の方は普通の粒納豆を食べている方も多いですよね。赤ちゃんにはどのタイプの納豆が良いのか、その理由もお伝えしていきます。

食べやすさがポイント

先ほども少しお伝えしましたが、 赤ちゃんにはひきわり納豆を選ぶのがおすすめ です。

通常の粒納豆は大豆の皮がついているため、まだ小さな赤ちゃんには消化の負担になってしまうことも考えられます。

ひきわり納豆は大豆の皮を取り除いてから作られているため、赤ちゃんにも優しく、消化の優しい離乳食となります。

粒納豆をそのまま食べても良い年齢の目安は 1歳~1歳半の完了期。 その頃になれば前歯もしっかりと生えて、かむことができます。

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食べ進め方の目安 ― まとめ ― 

◎離乳初期(生後5~6ヶ月)

この時期からでも 加熱してなめらかにすり潰したペースト状のもの であれば 食べさせても問題はありません。  しかしまだ積極的に食べさせる必要はない時期です。

食べさせる場合は、少量からはじめましょう。粉末タイプの納豆をお粥に混ぜてあげるのもおすすめです。

◎離乳中期(生後7~8ヶ月)

離乳食に少し慣れてきた頃ですので、 食べさせてみるのには最適な時期 です。大豆の皮がついていないひきわり納豆を包丁で2~3㎜程度に刻むかすり潰してかあげるようにしましょう。

◎離乳後期(生後9~11ヶ月)

 ひきわり納豆であればそのまま食べさせてあげて良い時期 です。粒納豆であれば包丁で軽く叩いてあげるか5㎜程度に刻んであげると食べやすくなります。

◎完了期(1歳~1歳半)

 ひきわり納豆、粒納豆、どちらであってもそのままあげることのできる時期 です。

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まとめ

納豆を食べられる年齢と与える際の注意点、納豆の選び方についてご紹介をいたしましたがいかがでしたでしょうか?

≪納豆を与える時期≫

  • 最適な時期は生後7~8ヶ月の離乳食中期頃
  • 生後5~6ヶ月頃の離乳初期からでもひきわり納豆をペースト状になるまでよくすり潰せば食べさせても問題はない
  • 納豆には特有の風味があるため少し離乳食に慣れてきた頃の離乳中期頃からあげるのがおすすめ

≪与える量と下処理≫

  • はじめて食べる場合は赤ちゃん用のスプーンひとさじからスタートし、食べ慣れてきたら1回の食事で30~40g程度を与える
  • 納豆特有のネバネバやにおいが苦手なお子様には納豆を湯通ししてから与えるのもおすすめ

    ※煮すぎるとにおいが強くなってしまうため加熱は短時間にすると良い

≪アレルギーと納豆の種類≫

  • 納豆の原材料である大豆は、アレルギーを起こす可能性があるためアレルギー反応が出ないか慎重に確認をしながら与えることが大切
  • 大豆の皮は小さな赤ちゃんには消化の負担になってしまうこともあるため、大豆の皮を取り除いてから作られているひきわり納豆を選ぶのが良い

ご紹介しましたように、納豆は離乳中期頃になれば積極的に食べさせてあげたい栄養豊富な食材です。

お子様の成長に合わせ、様子をみながら上手に納豆を取り入れていけると良いですね。

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