生しらすは余ったら翌日も食べて大丈夫?食べきれない時は冷凍保存

生しらすは有名なため実際に食べたことがある人は多くいると思います。

生しらすの歴史はかなり長く、江戸時代後期までさかのぼります。昔から日本で愛されている生しらすは、様々な料理に使われていてとても美味しいです。

例えば、しらす丼やパスタ・かき揚げなど地域独自の料理などもあります。

特に静岡県は有数のしらす名産地の一つであり、しらす料理がおいしいです。このようにしらすは長い歴史がありみんなに愛された食材の一つになります。

そこで、生しらすのレシピや保存方法が気になる方に向けて今回は

  • 生しらすはどんな食べ物?
  • 生しらすが余ったら翌日食べて大丈夫?
  • 生しらすの保存方法
  • 食べきれない生しらすのアレンジレシピ

このような内容について本記事で詳しく解説していきます。少しでも興味のある方は、参考になるので是非読んでみてください。

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生しらすとはどんな食べ物?

まず、生しらすとはどのような食べ物か知らない人のために歴史や有名な産地について詳しく紹介します。

しらすの歴史

昔から湘南などでしらす漁が行われていて、江戸時代後期までさかのぼります。当時は「畳いわし」と言って、長方形の枡にしらすを引き天日干しをしたしらすがよく流通していました。

そして、高度経済成長期によって「畳いわし」の需要が高まり生産量が増加します。一般家庭に普及した理由は冷蔵庫が導入され始めたからです。そのような背景から「天日干ししらす」の流通も始まります。

有名産地

しらすの有名な産地は日本各地にあります。代表的な産地は次の4つです。

1.静岡県

2.兵庫県

3.神奈川県

4.大分県

東海・関西・関東・九州とさまざまな地域で有名な産地があります。また、産地ごとに旬の時期が違ったり特徴が異なるので面白いです。以下では、それぞれの地域の旬の時期について詳しく紹介していきます。

旬の時期

1.静岡県

春から秋にかけてが主な旬の時期になります。その中でも、しらすの餌であるプランクトンの量が増え栄養が多いしらすを食べることができる期間が存在します。

それが6月~9月です。しらすが水揚げされる港は静岡県の各地にあります。

2.兵庫県

水揚げ量だけだと全国1くらいでありそのシェア率は20%になります。特に淡路島では良質なしらすが多く取れることで有名です。主な旬の時期は4月〜5月頃と月〜11月頃の2つの時期が存在します。

3.神奈川県

関東エリアで特に有名な産地は神奈川県になります。先程歴史でも説明した「湘南しらす」はメディアでも取り上げられているので知っている人も多いでしょう。

年間を通してしらすを取ることが可能ですが、特に美味しい時期が4月〜5月頃となっています。

4.大分県

九州で一番有名なしらすの産地は大分と言っても過言ではないでしょう。生しらすも有名ですが、大分では特に「ちりめん」が有名だと思います。旬の時期は秋で9月〜10月ごろと言われています。

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生しらすが余ったら翌日食べても大丈夫?

生しらすはスーパーに行けばどこにでも必ず販売されていますが、量が多く余るときがありますよね?その時に、

「どのくらい保存できるの?」

「少し保存期間が長いと食中毒にならない?」

このような疑問が出てくる人がいると思います。そこで、ここからは生しらすの日持ちに関することや食中毒の危険性について詳細に解説していきます。

生しらすの日持ち

生しらすというのは鮮度が落ちるのがとても早いです。特に水分量100%の場合だとそのスピードはすごく早く、冷蔵での保存の場合でも1〜2日程度しか持たないでしょう。

そのため、入手した場合はなるべく早く食べることをお勧めします。しかし、中には買いだめして長期間家で保存しておきたいと考える人もいるでしょう。

そのような方は、冷凍保存することによって約1ヵ月ほど保存することが可能になります。詳しい保存方法については後ほど説明します。

食中毒の危険性

生しらすをしっかりと保存しないと、食中毒になる恐れがあります。実際に腐ったしらすを食べてしまい食中毒になった人もいるので気を付ける必要があります。

腐ると

  • 匂いが変
  • 色が変色している
  • 水分が抜けてパサパサ

このような特徴が出ている場合は食べないようにしましょう。

食中毒とは、食中毒を引き起こす細菌・ウイルスなどがついた食べ物を食べると下痢・発熱などの症状が出る病気のこと。

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生しらすの保存方法

ここからは、食中毒を防ぐため似大切な保存方法について解説していきます。基本的に常温での保存はしないようにしてください。

冷蔵

冷蔵の保存に関しては、タッパーに入れたりボウルに入れてサランラップをするなどして保存するようにしましょう。少しでも長持ちさせたい場合は醤油漬けにして保存瓶で密閉すれば日持ちしやすくなります。

冷凍

冷凍の保存方法は以下の手順になります。

  • 1.ラップを引き生しらすを包む
  • 2.ジップロックに入れて密封して保存

とても簡単にでき、保存期間もかなり長いので長期的に保存したい人にはかなりおすすめできます。

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食べきれない生しらすのアレンジレシピ

ここでは、食べきれない生しらすがある場合のおすすめレシピを紹介します。とても美味しいので、作ってみましょう!

かき揚げ

生しらすかき揚げは名前の通り、かき揚げに生しらすを混ぜて作ったものになります。塩で食べるととてもおいしいですし、揚げてありますがヘルシーなのでおすすめです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 余った生しらすのおすすめレシピ
  • 食中毒には気を付ける
  • 長期間の保存には冷凍保存

今回は生しらすの保存方法について詳しく解説していきました。産地によってしらすのおいしさは変わるので、是非4つの有名産地のしらすを食べ比べてみてください。