生レバーは食中毒に気を付ける!症状・潜伏期間・危険性を牛と鳥それぞれ解説!

皆さんはレバーをお好きですか?レバーはとても美味しく、栄養が豊富に含まれているのでお好きな方も多いのではないでしょうか。しかしレバーは食中毒にもなると言われています。

レバーの食中毒はどのような症状なのか、牛と鳥のレバーで気をつけること、食中毒にならなために心がけることなど、レバーにまつわる情報を紹介したいと思います。

レバーが大好きな方は是非最後まで読んでくださいね。

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レバーは食中毒に気を付ける

下痢・腹痛

レバーの食中毒について詳しく見てみましょう。名前、症状、潜伏期間を詳しく紹介します。

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カンピロバクター

レバーでよく起こる食中毒の1つが「カンピロバクター」です。2019年に東京都では食中毒が119件ほど起こっており、そのうち36件はカンピロバクターです。カンピロバクターは家畜等の消化管によく存在していて、鶏に多く含まれています。

カピロバクターは新鮮な生肉ほど増殖しやすいので、新鮮だから安全というのはありません。レバー以外にも加熱不十分の鶏肉、そのほかにもバーベーキューなどでの加熱不足があります。注意したいのが、生の鶏肉を切った包丁やまな板から他の食品にカンピロバクターがつき、二次感染が起きることです。

症状

カンピロバクターの症状は下痢や、腹痛、発熱などです。カンピロバクターの症状はそういった症状のみなのですが、症状が治ったあとは難病のギランバレー症候群が発症します。ギランバレー症候群は呼吸困難、手足の痺れ、歩行困難などさまざまな症状が出ます。特に注意したいのが、子供や高齢者など体が弱いからです。こういった方は症状が重症化しやすいので速やかに受診をしましょう。

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潜伏期間

カンピロバクターは食中毒なのですぐに症状が起こると思われるでしょう。しかし潜伏期間は普通の食中毒よりもやや長く、2日〜5日ほどです。もちろんこれよりも早いことや、遅いことがありますので、加熱不十分のお肉を食べたり生レバーを食べた際に下痢や腹痛が現れたら要注意です。

治療法

カンピロバクターの治療法は特にありません。これは治らないということではなく、治療しなくても自然に治るのです。基本的には水分補給をして、体に優しいものを食べます。下痢などになると脱水症状になりやすくなりますので、こまめに水分を補給しましょう。あまりにもひどい場合は点滴を行います。食事の際はできるだけ消化の良いものにしましょう。

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牛と鳥のレバーでそれぞれ気を付ける事

レバーでも牛と鳥で気をつけることは違います。それぞれでどのように差があるのか、詳しく見てみましょう。

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牛レバー

牛は中心まで加熱しなくとも食べられるのでレバーでも大丈夫と思っているかたも多いのではないでしょうか。しかし実際には生では食べずにしっかりと中心部まで加熱する必要があります。牛は部位によっては中心部まで加熱せずとも食べられるものですが、レバーは中身までしっかりと加熱しましょう。新鮮でも関係なくしっかりと加熱してくださいね。

鳥レバー

鳥は牛とは違って、基本的には中心部まで加熱しないと食べられないものです。鳥レバーも牛レバーと同様中心部までしっかりと加熱しましょう。加熱不十分の鳥レバーを食べてしまうとカンピロバクター食中毒になる必要がありますので注意してください。食べる際はしっかりと火を通ったものを食べましょう。

食中毒にならない為の対策は?

食中毒はならないのが一番ですよね。食中毒は対策をすることで防ぐことができます。どのような対策をするのが一番なのか詳しくみてみましょう。

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低温調理は危ない?

できるだけ生で食べたいという方で挑戦するのが、低温調理ではないでしょうか。低温調理も一応火は通っていますが、十分な加熱ではありません。ですので低温調理をしてもカンピロバクター食中毒は起こります。食中毒を起こさないためにも、まずはしっかりと火を通すようにしましょう。

生焼けも気を付ける?

カンピロバクターは生焼けのレバーを食べても発生します。ですのでまずはしっかりと火を通しましょう。生焼けを食べてしまった場合は、すぐに口から出すことをお勧めします。生焼けを食べないためにも、通常よりもやや長く火を通してくださいね。

うつることはある?

カンピロバクターはうつることがあります。レバーを切った包丁で野菜を切ってその野菜を食べたり、口移してものを食べたりなどさまざまなことが挙げられます。ですので調理器具を見直したり、加熱不十分のレバー食べないなどの心がけをしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • カンピロバクターは加熱不十分のレバーを食べることで発生する
  • 自然に治るので、それまでは食事に気をつけたり、水分摂取をきちんとすること
  • 牛レバーも鳥レバーもしっかりと加熱をしよう
  • カンピロバクターは新鮮な肉でも菌が繁殖しやすい
  • 低温調理や生焼けはカンピロバクター食中毒の原因となる

この記事ではレバーによる食中毒についてご紹介しました!レバーは生では食べてはならないものですので、しっかりと加熱をするように心がけてくださいね!

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