生キャラメルと言えば近年有名なお菓子の1つですよね。花畑牧場などはとくに有名ですよね。メディアにも頻繁に登場していますから、全国的にも高い知名度になりました。
そんな生キャラメルですが、実は自宅でも比較的簡単に作ることができます。しかし固すぎや柔らかすぎといった失敗も良くおこるものです。そこで今回は、
- 生キャラメルは失敗するとどうなる?
- リメイク方法はある?
- 失敗しにくい方法は?
これらのテーマで紹介していきます。失敗してしまった場合の対処方法などについて詳しく紹介していきます。
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目次
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生キャラメルは失敗するとどうなる?
生キャラメルを作る際に失敗してしまった場合はどうなるのでしょうか?原因や煮詰める際のポイントなどについて詳しく紹介していきます。
硬くなる?ゆるくなる?
生キャラメルが失敗してしまった場合は、硬くなるか柔らかくなるかのどちらかです。生キャラメルの最大の特徴は、絶妙の食感と濃厚なミルク感やキャラメルの風味です。
煮詰めるところまでは良かったが、冷やしてみたら全然ゆるかった!元通りのカチカチになってしまった!と言ったことが良くあります。
原因は?
生キャラメルの失敗してしまう原因は以下の2つです。
- 生クリームが植物性
- 牛乳が多すぎる
生クリームは植物性と動物性があります。植物性の生クリームの場合は、動物性に比べて価格が約半値程度ととても安価です。その分添加物などが多く泡立ちしやすいなどの特徴がありますが、乳脂肪分が使われていません。
生キャラメルを固める大切な成分である乳脂肪分が使われていませんから、生キャラメルが固まらなくなってしまいます。成分が分離してしまうこともあるかもしれません。
また、牛乳が多すぎても固まらなくなってしまいます。柔らかい場合は牛乳を減らし、生クリームの割合を増やすといった工夫が必要です。
煮詰める時間は?
煮込み時間もとても重要なポイントです。煮込み時間は30分程度が一般的ですが、使う材料の量によっても変わってきます。できれば生キャラメルの液体の硬さで判断したい所です。
目安はとしては、鍋をかき回した時にトロっと戻る程度が目安です。判断が難しいときは、氷水に生キャラメルの液体をたらしてみて、その際のかたまり具合で判断しましょう。
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リメイク方法はある?
生キャラメルを失敗してしまった!という場合でも大丈夫です。リメイクする方法はいくつかありますよ。1つずつ紹介していきます。
生クリームで伸ばす
うまく固まらなかった場合は牛乳の割合が多かった可能性があります。その際は生クリームの量を増やし、煮詰めましょう。それでもゆるい場合は、キャラメルを足してみて牛乳の比率を下げれば固まります。
それでも固まらない場合は、液体のままパンに塗ったりヨーグルトに入れたりといったソースとして使う方法がおススメです。
材料自体は間違いなく美味しいものですから、たとえ失敗してしまっても色々な食べ方ができますよ。
ファッジにする
生キャラメルを失敗させてしまった場合は、更に煮詰めてファッジにするのもおススメです。
ファッジは元々、グラニュー糖と牛乳、バターを煮詰めて固めた西洋のお菓子です。生キャラメルの場合でも、更に煮詰めていき水分を飛ばし、バットなど入れて冷やすことでファッジに近いものができますよ。
キャラメルプリンにする
生キャラメルがゆるすぎた、という場合は生キャラメルプリンにする方法がおススメです。プリンの材料に失敗した生キャラメルを一緒に混ぜて、固めるだけです。
プリンとキャラメルの相性は抜群ですから、美味しいことは間違いありません。
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失敗しにくい方法は?
生キャラメルを失敗しにくくする方法はあるのでしょうか?リメイクレシピが多いことはありがたいですが、せっかく生キャラメルを作るわけですから本来の目的通りに食べたいものです。
水分
水分量が多いことで生キャラメルが緩くなってしまいます。牛乳と生クリームの比率によって、固まらなくなってしまうことも多いです。ゆるい場合は生クリームの量を増やしましょう。
生クリームの種類
生キャラメルを作る場合は動物性生クリームを使うようにしましょう。植物性油脂は安価で取り扱いしやすいという特徴がありますが、生キャラメルを固める乳脂肪分が含まれていません。
そのため、植物性油脂の場合は液体が固まらない可能性があります。また、成分が分離してしまう場合もありますよ。
途中で固まり具合を確認する
固まるかどうか心配な場合は、途中で固まり具合を確認しましょう。氷水をボウルにはり、その中に生キャラメルをたらしてみてください。うまく固まればそのまま固めて大丈夫ですが、ゆるい場合は生クリームを足す、煮込み時間を延ばすといった工夫ができます。
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まとめ
今回は手作り生キャラメルが失敗してしまった場合の対処法について紹介してきました。
この記事をまとめると
- 生キャラメルの失敗のほとんどは硬さ
- 牛乳と生クリームの比率、煮込み時間の長さで硬さを調整
- 生クリームは動物性生クリームを使うこと
いかがでしたでしょうか?材料さえ買ってしまえば、後は煮詰めるだけで簡単にできる生キャラメルですが、出来栄えの部分で失敗が多いものです。そんな際は是非参考にしてみてください。
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