高菜は、ピリッとした辛味が特徴的な野菜ですね。高菜漬けが有名なため、漬物のイメージが強い人も多いでしょう。実は、高菜は緑黄色野菜で栄養豊富な野菜なのです。
この記事では、高菜は生で食べられるのか栄養素の違い、あく抜きは必要か、食べ方のレシピをお伝えします。ぜひ最後までお読みください。
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目次
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高菜は生で食べられる?
漬物の印象が強い高菜なので、生の高菜が手に入ったときにどうやって食べたらいいか頭を悩ませてしまいますね。高菜は種類によっては、生のまま洗ってサラダにしても食べられます。
けれど一般的にはアクが強いので、茹でるか炒めるかして食べるのがおすすめです。
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高菜に含まれる栄養・効果
高菜に含まれる栄養素や食べたときに得られる、効果をみていきましょう。
栄養素
生の高菜100gあたりの栄養素
栄養素 | βカロテン | ビタミンK | ビタミンC | 鉄分 | カリウム | カルシウム |
2300ug | 120ug | 69mg | 1.7mg | 300mg | 87mg |
高菜には、上記の栄養素以外にもイソチアシアネートが含まれます。イソチアシアネートのすごい効果は下記を読んでくださいね。
効果
<皮膚や粘膜に効果あり>高菜にはβカロテンが多く含まれています。βカロテンには皮膚や粘膜を正常に働かせ、免疫力を高める働きがあります。
<動脈硬化や心臓病予防にも有効>高菜には、イソチアシアネートが含まれています。イソチアシアネートは高菜の辛味成分で、カラシやわさびなどと同じ成分になります。この辛味成分が、癌予防、動脈硬化予防、殺菌作用があるのです。
<骨や歯を作る>カルシウムが含まれているので、骨や葉を作る働きがあります。
<整腸作用に効果的>食物繊維を含むので、腸の調子をととのえ便秘予防に効果的です。
<疲労回復、風邪予防に効果的>ビタミンCを含むので、疲労回復や風邪予防に効果的です。
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生と加熱で栄養に違いはある?
多くの野菜が生と加熱した時では、栄養価が違います。高菜も、茹でると水溶性ビタミンはお湯に流れてしまうのです。なのでビタミンCは、生の状態の方が多く含まれます。
しかし、βカロテンは熱が加えると栄養価がアップします。高菜を食べる時は、生よりもサッと湯がくか炒めるなどして火を通した方がたくさん栄養が取れるでしょう。
さらに高菜漬けになると水分が抜けて栄養が、ギュッと凝縮されます。水分が減ると量が減るので、たくさんの量を食べられるでしょう。昔の人は、漬物にすることで栄養がたくさん取れるのを知っていたかもしれませんね。
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生高菜にあく抜きは必要?
生の高菜は若菜と呼ばれる柔らかいものは、生で食べられるのでアク抜きがいりません。ただし、高菜は基本的にはアクがある野菜なので炒めたり茹でたりしてアクをとってから食べましょう。
ポイント
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高菜を湯がく時は、サッと湯がきましょう。長く湯がくと、栄養分がお湯に溶けてしまいます。
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生で高菜を食べるレシピ
高菜は漬物だけじゃない!生の高菜で炒めたり、湯がいたりして漬物とは違う味わいを楽しんでみましょう。生の高菜が手に入ったらぜひ、作ってみてくださいね。
生高菜×じゃこ
<材料>生高菜・じゃこ・ごま・しょうゆ・みりん
<作り方>
- 生高菜はよく洗いみじん切りにする。
- フライパンにごま油をひきじゃこを炒める
- みじん切りにした高菜を入れさらに炒める
- 全体的にしんなりしたら、しょうゆで調味し最後にごまをかける
生高菜×ひき肉
<材料>高菜・ひき肉・塩胡椒
<作り方>
- 高菜はよく洗いみじん切りにする
- フライパンを温め、ミンチを入れ炒める
- みじん切りにした高菜を入れさらにいためる
- 塩胡椒で調味する
高菜✖️たまご
<材料>高菜・たまご・砂糖
<作り方>
- 高菜はよく洗い、みじん切りにする。
- ボールに卵を割り入れ、みじん切りにした高菜を入れて混ぜる。
- 砂糖を少々いれ
- 卵焼き用のフライパンで、焼く
サラダ
<材料>高菜・レタス・きゅうり・トマト・わかめ・ごま油・しょうゆ・酢
<作り方>
- 高菜はよく洗い食べやすい大きさに切る
- レタス、きゅうり、トマトも食べやすい大きさに切る
- 切った野菜をボールに入れる
- 調味料を合わせ3にかける
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まとめ
ここまで、高菜は生で食べられるのか、栄養の違いやアク抜きは必要かについて書いてきました。
この記事をまとめると
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高菜は生でも食べられる。若菜と呼ばれる柔らかいものは、サラダで食べても美味しい。
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高菜は、アクがあるので若菜以外はアク抜きをして食べた方が良い。
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高菜の辛味成分にはイソチアシアネートが含まれている。イソチアシアネートは癌予防、動脈硬化予防などに効果的な成分である。
- 高菜はβカロテンやビタミンCが豊富なので、抗酸化作用や疲労回復など体に嬉しい効果がたくさんある。
高菜は高菜漬けが有名で、漬物の印象がありますが生でも食べることができる野菜です。辛味があるので、好みがわかれますが栄養価が高く癌予防や動脈硬化予防など生活習慣病にも効果がある野菜です。中年以降の方は、積極的に食べたい野菜ですね。
辛味があるので、調味料は控えめにして料理してくださいね。ほどよい辛味が食欲をそそるので、食べ過ぎには気をつけましょう。この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです。
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