ナガレ山古墳のはにわに会いに行こう！解説とアクセス・周辺おすすめランチまとめ

奈良県北葛城郡河合町にある56.2ヘクタールもの広さを誇る「馬見丘陵公園」の中に今回の主役である『ナガレ山古墳』はあります。

小学校の社会科の教科書にも載ったことがある古墳なので、あなたも見たことがあるかもしれません。

今回はそんな『ナガレ山古墳』を一緒に見ていきましょう！

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ナガレ山古墳とは

『ナガレ山古墳』5世紀後半に築造された前方後円墳で全長105メートルの大きさを誇ります。奈良県下有数の古墳群である「馬見古墳群（うまみこふんぐん）」のひとつとしても有名です。

さらに『ナガレ山古墳』の後円部墳頂が馬見丘陵公園の最も高い位置にあり、後円部からは「馬見古墳群」を見渡すことができます。

『ナガレ山古墳』は非常におもしろい復元方法をしており、墳丘の東半分は築造当時の形を再現していますが、西半分は芝生を張っています。

特徴的なのは古墳の東側です。2列の埴輪列で区画された通路状遺構が確認されていて、埋葬する際に墳丘へ登る”通路”だったのではないかと考えられています。ちなみにこのような通路が確認されているのは全国で『ナガレ山古墳』のみです。

被葬者は明らかになっていませんが、葛城氏の一族との説や葛城氏の一族ではない地域の有力者という説があります。

1976年、国の史跡に登録されました。

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ナガレ山古墳の基本情報

出土品

勾玉（まがたま）、管玉（くだたま）、鉄製品、刀子形などの石製品、土師器、須恵器と様々な種類の物が出土しています。

中でも埴輪の種類の豊富で円筒埴輪、朝顔形埴輪、家形埴輪などが出土しています。

ナガレ山古墳は、埴輪が沢山！

先述したようにさまざまな埴輪が見つかっている『ナガレ山古墳』では、復元された現在も多くの埴輪が並んでいる姿を見ることができます。

埴輪は『ナガレ山古墳』をぐるりと取り囲むように並べられており、これらは地元の人が実際に手作りしたものとなっています。

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はにわってそもそも何の役割があるの？

埴輪には死者を供養する役割として、食べ物を入れる役割がありました。

さらに円筒埴輪は隙間無く列をなして並べられることもあったため、人が古墳の中に入れないようにする役割も果たしていました。

県営馬見丘陵公園へ行ってみよう

『ナガレ山古墳』も含まれる「馬見古墳群」も見れる県営馬見丘陵公園へ行ってみましょう！

『ナガレ山古墳』以外にも多くの古墳が見ることができます。また、四季折々に見事な花が園内を彩りますのでどの時期に行っても楽しむことができます。

公園の概要

見どころ1：古墳群

園内では『ナガレ山古墳』をはじめ、全長200メートルを超える『巣山古墳』や帆立貝式古墳である『乙女山古墳』など全部で”13基”の古墳を見ることができます。

園内の北エリア・中央エリア・南エリアにまたがっていますので、まさしく古墳”群”を感じることができます。

見どころ2：園内を彩る花園

奈良県が生産量１位を誇るダリアを利用した『ダリア園』や『菖蒲園』、『バラ園』、『馬見花苑』と多くの園が点在しています。

さらに、夏にはひまわりが秋にはコスモスが咲き乱れ、自然が溢れる園内となっています。

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ナガレ山古墳へのアクセス

車

西名阪自動車道法隆寺ICから約4km、約15分の道のり。無料駐車場あり。

電車・バス

近鉄高田駅から竹取公園東行きバスで約17分、終点下車で徒歩約5分。

近鉄五位堂駅から馬見丘陵公園行きバスで約15分、終点下車すぐ。

近鉄池部駅から徒歩約2分で緑道エリア入口に到着

ナガレ山古墳周辺のランチおすすめ3選

古民家レストラン ヒロズ ルーム

古民家を利用した落ち着いた雰囲気で料理を味わうことができます。なかでも奈良県が産地である野菜を使ったメニューが人気です。

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旬彩ゆうはな 

美味しい和食料理をいただけます。えびの天ぷらの大きさはボリューム満点です！

金峰閣 

本格的な四川料理を味わうことができるお店です。麻婆豆腐や坦々麺など中華の定番メニューが人気です。

まとめ

いかがでしたか？

今回は埴輪が囲う古墳、『ナガレ山古墳』についてお話しました。

非常に圧巻の光景が目の前に広がるのでぜひ、見に行ってみてください！

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