ナガノパープルは皮ごと食べることができる?栄養素や食べ方を紹介!

秋の果物として人気のぶどう。その中でも高級品種であるナガノパープルをご存知ですか?

長野が産地で、大粒で食べ応えがあり、種がなく皮まで食べられるのが特徴です。この記事では、

  • ナガノパープルとは
  • ナガノパープルの栄養素・味は?
  • ナガノパープルの食べ方
  • ナガノパープルはどこで買える?

をテーマに紹介していきます。ナガノパープルについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ナガノパープルとは

ナガノパープルは、巨峰とリザマートを両親に、須坂市にある長野県果樹試験場で育成されたぶどうです。

2004年には品種登録がされ、シャインマスカットと同等に扱われる高級ぶどうとなりました。

2013年8月、日本野菜ソムリエ協会の「第15回野菜ソムリエ サミット:テーマ”ブドウ”」において、JAながのが食味評価部門で大賞を受賞したことでも有名です。

ここでは、ナガノパープルの特徴や旬について紹介していきます。

ナガノパープルの特徴

ナガノパープルは、種がなく、皮まで食べられるという特徴があります。果粒の大きさはやや小粒の巨峰くらいです。

果皮の色は濃い紫黒で透明感はありません。巨峰に勝るとも劣らない糖度ながら、さわやかな甘さが楽しめます。

生産地の須坂市周辺は内陸性気候で雨が少なく、1日の気温の高低差(日較差)が大きいうえ、砂礫質の土壌は水はけもよく、果実栽培、特にぶどう栽培には最適の条件を備えています。

また、これまでに培ってきた高度なぶどう栽培の技術が、栽培が特に難しいとされるナガノパープルにも生かされています。

旬の時期はいつ?

ナガノパープル(露地)の収穫期は、須坂では9月上旬から9月下旬です。ハウス栽培されているものもあります。

大粒のブドウの仲間の巨峰やピオーネなどの品種は夏場から出回りますが、ナガノパープルはほかの品種が出回った後に店頭に並び始めます。

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ナガノパープルの栄養素・味は?

ここでは、ナガノパープルに含まれている栄養素と、味について紹介していきます。

ポリフェノールが豊富

近年、種無し・皮食のぶどうが次々と誕生する現代ですが、特にナガノパープルは黒系のぶどうでもあり、皮にはポリフェノールがたっぷり入っているのが最大の強みです。

ナガノパープルを一房食べると、赤ワイン1本分と同程度のレスベラトロール(ポリフェノールの一種)を摂取できるといわれています。

高級感溢れる食べ応え

ナガノパープルは、巨峰に負けない糖度を誇っているので甘く、皮には渋みがあります。

香りはピオーネと比べるとほんのり優しく、風味は上品です。果肉もほぐれやすく、味・食感・風味のバランスの取れた黒ブドウです。

一粒あたりが大粒なので、しっかりとした食べ応えがあります。

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ナガノパープルの食べ方

レシピ

ナガノパープルのおすすめの食べ方を紹介していきます。

皮ごとそのまま食べられる

ナガノパープルの最大の特徴は、種無しなので皮ごと食べられる点です。その特徴を最大限に味わうために、そのまま食べるのをおすすめします。

一粒が大きいので、お子さんが食べるときは、半分に切ってあげると食べやすくなります。なるべく新鮮なうちに味わってください。

そのまま皮ごと潰してスムージーに

時間が経ってしまったナガノパープルは、皮ごとジュースやジャムにするのもおすすめです。

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ナガノパープルはどこで買える?

ここでは、ナガノパープルの購入場所や価格について紹介していきます。

長野県の名産品

ナガノパープルは、旬の時期の9月~10月になるとスーパーなどに並ぶ機会も増えます。しかし、希少価値が高いのでほかの品種より見かける機会は少ないでしょう。

産地以外の方は通販で購入するのがおすすめです。ナガノパープルの生まれた町・長野県須坂市のふるさと納税の返礼品として手に入れることもできます。

お得にナガノパープルを味わえるのでおすすめです。楽天などのふるさと納税の通販サイトで注文できます。

旬のナガノパープルを食べたい方は「豊洲市場ドットコム」で購入するもおすすめです。

全国から選りすぐった最高級品が集まる豊洲市場で取り扱うナガノパープルは品質も高く、贈答品としても人気があります。

旬の時期にはJAが提携している通販サイトなどでも購入が可能です。また、ハウス栽培している農家もあるので、時期を選ばず食べられることもあります。

ハウス栽培のナガノパープルの販売店についてはJAながの須高営農センターに問い合わせてみてください。

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ナガノパープルの価格

ナガノパープルの値段は小ぶりのもので1房1000円前後、大きい物であれば1500円~2000円ほどです。

同じ大粒のブドウである巨峰は1房500円ほどが平均的な値段なので、ナガノパープルは高額なフルーツということがわかります。

まとめ

ナガノパープルについて紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • ナガノパープルは、長野県須坂市が生産地の、種なしぶどうです。
  • ポリフェノールが豊富で、大粒のため食べ応えがあります。
  • 生でそのまま食べるのがおすすめですが、スムージーやジャムにしても美味しく食べられます。
  • ナガノパープルは希少性が高く、巨峰よりも値が張ります。

産地でないとなかなか手に入りにくい品種のぶどうですが、通販でも販売されているので、ぜひ一度試してみてください。

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