ダイエットをしている人にとっては、飲物のカロリーも気になりますよね。本当はオフィスやランチタイムなどで甘いカフェラテを飲みたいけれど、我慢して無糖コーヒーを選んでいるという人もいるのではないでしょうか?でも、そもそもコーヒーってカロリーゼロなのでしょうか?そこで今回は、
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無糖のコーヒーにカロリーはある?
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ダイエット効果は?
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コーヒーは体に悪い?
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目次
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無糖コーヒーは飲むと太る?
カロリー・糖質量
ブラックコーヒーと聞くと、なんとなくカロリーが低いイメージですが、缶コーヒーの無糖コーヒーにはカロリーと糖質がどのくらい含まれるのでしょうか?3社の缶入り無糖コーヒーで比較してみました。
缶コーヒー | 1缶当たりのカロリー | 1缶当たりの糖質量 |
サントリーBOSS(無糖) | 0Kcal | 0g |
コカ・コーラジョージア(無糖) | 0Kcal | 0g |
アサヒ ワンダ極(無糖) | 0Kcal | 0g |
どのメーカーも、カロリーと糖質量はほぼ無いという結果でした。コーヒー豆にも微量のカロリーは含まれますが、1日1~2缶飲む程度であれば気にしなくてもいいでしょう。
ダイエットには砂糖入りより良い
コーヒー自体には飲むと痩せるなどというダイエット効果はありませんが、砂糖やミルクが入ったラテを飲むよりは無糖のコーヒーを飲んだ方がダイエットには向いているでしょう。
甘い砂糖入りのラテなどは、それだけ砂糖や牛乳のカロリー、脂質、糖質も含まれますので、食事と一緒に飲むと、うっかりカロリーオーバーしてしまうこともあります。ですから、ダイエットでカロリーや糖質制限をしている人は無糖のコーヒーを飲むことをおススメします。
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コーヒーを飲む効果
整腸作用
コーヒーを飲むと便通が良くなる、というのを聞いたことはありませんか?それは、コーヒーに含まれる成分が関係しているのです。
- コーヒーに含まれるカフェインは胃腸を刺激して便意をうながす
- コーヒーに含まれるオリゴ糖が腸内環境を整える
特に、コーヒーに含まれるオリゴ糖は、消化されにくい物質であるため、消化されないまま大腸に届き、善玉菌やビフィズス菌のエサとなります。そのため善玉菌やビフィズス菌が増殖するのを助け、腸内環境を整える働きがあるのです。
眠け覚まし
コーヒーに含まれるカフェインは、眠気を妨げる効果があります。これは、カフェインが眠気を誘う「アデノシン」という成分の働きを抑制し、神経を興奮させる作用があるためです。
カフェインを飲むと一時的に眠気を感じにくくなるため、疲れが取れたと勘違いしてしまう人もいるのですが、眠気を感じにくいというだけで睡眠が必要なくなるわけではないので注意しましょう。
コレステロール値を下げる
コーヒーに含まれる「ポリフェノール」は、悪玉コレステロールを減らす効果があるということが分かっています。悪玉コレステロールは増殖すると動脈硬化を引き起こす恐れがあります。
しかし、コーヒー豆にはポリフェノールだけではなく、悪玉コレステロールを増殖させてしまう働きがある「カフェストール」という成分も含まれます。カフェストールはペーパードリップした場合はほとんど除去されるので、気になる人はペーパードリップでコーヒーを淹れることをおススメします。
疲労回復
コーヒーの香りにはリラックス効果があります。また、コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、疲労感を軽減させる作用があります。仕事や勉強で疲れた時に、コーヒーを飲むとホッとするのはこのためです。
コーヒーを飲むと疲労感は軽減されますが、根本的な回復はできないので、適度に休憩や睡眠をとるように心がけましょう。
むくみ改善
コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があります。そのため、むくみ解消効果が期待できます。
むくみが起こる原因は、血液中の水分が過剰に 血管の外に浸み出してしまうことにあります。そうなると、体内の水分のバランスが崩れ、顔や瞼が腫れたり、指輪が抜けなくなったり、靴がきつくなったりするのです。
ですから、カフェインの利尿作用によって体内の余分な水分が排出されやすくなるとむくみが解消されるのです。
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コーヒーの飲み過ぎは体に悪い?
カフェイン中毒
カフェインは摂取し過ぎると、カフェイン中毒を引き起こします。カフェイン中毒の主な症状は、
- 頭痛
- 吐き気・気持ち悪さ
- 嘔吐
- 手足の震え
- 動悸
- 意識が遠のく
- 心肺停止
などがあります。最近は若者の間でエナジードリンクが流行していて、カフェイン中毒で救急搬送されているケースも多いので、コーヒーの飲みすぎや他のカフェインを含む飲料と一緒に飲まないように注意しましょう。
下痢・腹痛
カフェインは胃を刺激する作用があります。ですから、コーヒーを飲みすぎることによりカフェインを過剰に摂取すると、下痢や腹痛になることもあるのです。
また、多量に飲んでいるわけではなくても、空腹時にコーヒーを飲むとカフェインの刺激で胃痛がすることもあります。寝起きにブラックコーヒーを飲む習慣がある人は、カフェインレスに帰るか、カフェオレなどにするといいでしょう。
不眠・眠れない
カフェインは体内に入ってから完全に摂取されるまで8時間以上かかることが分かっています。ですから、夜寝る前などにコーヒーを飲むと、睡眠の妨げになり眠れなくなってしまうのです。
また、日常的に夜コーヒーを飲んでいると、睡眠の質が悪くなったり不眠症になる可能性もありますから、どうしても夜にコーヒーを飲みたい場合はカフェインレスコーヒーにするなどの工夫をしましょう。
心拍数が上がる
コーヒーに含まれるカフェインは神経を興奮させる働きがあります。そのため、カフェインを摂取し過ぎると心拍数が上がり、動悸がすることがあります。
健康な成人のカフェイン摂取量は1日400mgと定められていますので、コーヒーを飲むと動悸がするという人は、飲みすぎていないかチェックしましょう。
吐き気・むかつき
コーヒーは胃に負担がかかる飲物です。これは、先にも開設しました通り、コーヒーに含まれるカフェインが胃腸を刺激するためです。
過剰に胃酸が分泌されると、自分の胃壁を溶かしてしまい、胃炎になったり、逆流性食道炎になってしまうこともあります。ですから、できるだけ空腹時にコーヒーを飲むのは避けた方がいいでしょう。
1日の摂取量は?
健康な成人の場合、一日に摂取していいとされているカフェインの量は400mgです。
ブラックコーヒー1杯に含まれるカフェインはおよそ90mgなので、4杯は飲めるじゃないか、と思いがちですが、カフェインはコーヒー以外の食品にも含まれますので、知らず知らずのうちに過剰に摂取してしまわないように、一日2杯くらいにしておくことをおススメします。
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まとめ
いかがでしたか?香りがよく、リラックスしたいときや集中したいときに飲みたくなるコーヒー。ダイエット中はカロリーを気にして無糖を選ぶ人も多いですよね。今回の内容をまとめると、
この記事をまとめると
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無糖のコーヒーのカロリーと糖質量はほぼ0
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コーヒーは眠気覚ましや疲労感の軽減に役立つ
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コーヒーを飲みすぎるとカフェイン中毒になる恐れがある
ということが分かりましたね。無糖のコーヒーはカロリーが無くてダイエットの面では安心ですが、飲みすぎるとカフェイン中毒になる恐れがあるので飲みすぎないようにしましょう。