主菜や副菜など、さまざまな場面で活躍してくれるブロッコリー、みなさんは好きですか?6〜10月頃に旬を迎えますが、意外にも日持ちしないのが弱点です。では、一度蒸しておくことで変化はあるのでしょうか。
そこで今回は、
- 蒸しブロッコリーとは
- 蒸しブロッコリーは日持ちする?
- 蒸しブロッコリーが長持ちする保存方法
- 蒸しブロッコリーのリメイク方法
コチラについて紹介していきます。
スポンサードリンク
目次
|
|
蒸しブロッコリーとは
蒸しブロッコリーとは、その名の通りブロッコリーを蒸すだけのメニュー。 フライパンで作ることができ、たっぷりのお湯を使って茹でるよりも短い時間でできるのが簡単です。まずは、そんな蒸しブロッコリーの栄養や作り方について詳しく紹介していきます。
主な栄養素・効能
食物繊維やビタミンCなどの栄養が豊富に含まれているブロッコリーですが、実は茹でることによりビタミンC(水溶性ビタミン)が流れてしまうという弱点がありました。
そのため、茹でるよりも蒸す方が、ブロッコリーの栄養を生かすことができます。
ブロッコリーに含まれる主な栄養とその効能がコチラです。
- ビタミンC・・・免疫力の低下防止や血管や、肉、皮膚などを健康に保つ
- βカロテン・・・動脈硬化や免疫力の低下防止、皮膚や粘膜を健康に保つ
- 食物繊維・・・整腸効果、肥満や高血圧などの生活習慣病防止
- その他ビタミンKやカリウム など
下処理・作り方
蒸しブロッコリーの下処理、作り方はとても簡単です。
材料
- ブロッコリー
- 塩
- 水
まずはブロッコリーを小房に分け、茎は皮を剥いて薄く切ります。食べやすいサイズにカットしたら下処理は完了です。
次にフライパンにブロッコリーを並べ入れ、水と塩を加えます。中火にかけたら蓋をして、3〜4分程度蒸します。最後に水気を切り粗熱を取れば完成です。
スポンサードリンク
蒸しブロッコリーは日持ちする?
おいしい上に栄養が豊富なブロッコリーですが、意外にも傷みやすく、あまり日持ちしないという特徴があります。茹でブロッコリーは作っておくと大変便利ですが、どの程度保存しておけるのでしょうか。
冷蔵でどのくらい持つ?
蒸しブロッコリーを冷蔵しておく場合、保存期限はだいたい3〜4日が目安です。加熱しているにもかかわらず、この日数はやや短いようにも感じますが、これは生ブロッコリーのまま保存しておいた場合とほとんど同じです。
3〜4日の間に食べられるようであれば、事前に蒸しブロッコリーにしておくことで、調理時の時短になります。
冷凍保存は可能?
蒸しブロッコリーは冷凍保存も可能です。保存期間も約1ヶ月と長期保存が可能ですので、大量に余ってしまったときは冷凍しておくのがおすすめです。
スポンサードリンク
蒸しブロッコリーが長持ちする保存方法
蒸しブロッコリーは冷蔵、冷凍保存が可能です。とはいえ、保存方法に誤りがあれば目安の日数まで保たせることはできません。
ここからは、蒸しブロッコリーが長持ちする保存方法を紹介します。
タッパーで密閉しチルド冷蔵
蒸しブロッコリーを冷蔵保存する場合は、タッパーで密封しチルド室で保存しましょう。
まずは出来上がった蒸しブロッコリーの粗熱を取り、タッパーに入れます。このとき、ブロッコリーはできるだけ立てて入れて、空気を抜いて密閉することが大切です。
さらにチルド室で保存することにより、ブロッコリーにとって良い温度を保つことができます。
冷蔵庫の室温の違い
- チルド室:0~2℃
- 冷蔵室:3〜5℃
- 野菜室:5〜7℃
長期保存はジップロック冷凍
蒸しブロッコリーを冷凍保存する場合は、ジップロックを使います。蒸しブロッコリーの粗熱が取れたら、ジップロック(ジップ付きの冷凍用保存袋)に入れましょう。
このとき、冷凍庫の中でブロッコリー同士が重ならないよう、袋の中で平らにしておくことがポイントです。
また、既述のように冷凍した蒸しブロッコリーはサラダには不向きです。袋から出したら、鍋やフライパンに入れてスープやカレー、シチューなどに使いましょう。
スポンサードリンク
蒸しブロッコリーのリメイク方法
蒸しブロッコリーは保存方法によって使い方を変えられるのが魅力です。そのまま食べてももちろんおいしいですが、さらに楽しめる蒸しブロッコリーのリメイク方法を紹介していきます。
ブロッコリーのアヒージョ
蒸しブロッコリーの1つ目のリメイク方法は 「アヒージョ」 です。アヒージョは、ニンニクで香りを付けたオリーブオイルにえびなどの具材を入れて作るスペインの煮込み料理です。
まずはえびを下茹でしたら、蒸しブロッコリーや他の具材と一緒に小鍋に入れます。
そこにニンニクとオリーブオイルを入れ、弱火〜中火で煮ます。時々具材をひっくり返しながら、全体がしんなりしてきたら完成です。
ブロッコリーの焼きびたし
蒸しブロッコリーの2つ目のリメイク方法は 「焼きびたし」 です。蒸しブロッコリーをフライパンに入れ加熱し、水としょうゆ、みりん、かつお節で作った調味料と混ぜ合わせるだけで完成です。
蒸しブロッコリーは一度加熱していますが、フライパンに入れ、こんがりと焼き色をつけるとおいしいですよ。
まとめ
「蒸しブロッコリーは日持ちする?保存方法は?余りのリメイクも紹介」について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 蒸しブロッコリーはビタミンCが豊富
- 蒸しブロッコリーは冷蔵で約3〜4日保存可能
- 蒸しブロッコリーは冷凍で約1ヶ月保存可能
- 蒸しブロッコリーを冷蔵するならチルド室に
- 蒸しブロッコリーを冷凍するなら平らにして袋に
- 余った蒸しブロッコリーはアヒージョや焼きびたしにリメイク
蒸しブロッコリーを作っておくだけで、忙しい朝のお弁当や夕飯作りに時短ができます。この機会にぜひ、栄養を逃さない蒸しブロッコリーを作ってみてはいかがでしょうか。
スポンサードリンク