牛乳売り場に行くと、「無脂肪牛乳」と書かれたものなどいろいろな種類の牛乳を目にしますよね。いろいろな種類のものをみるとどの牛乳を買ったらいいのか迷ってしまいます。「無脂肪」と書かれているとなんとなくダイエットに良いというイメージがありますが、実際のところどうなのでしょうか?今回は、
- 無脂肪牛乳とは
- 無脂肪牛乳は太るの?
- 牛乳を飲むタイミングは?
についてご紹介させていただきます。
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目次
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無脂肪牛乳の特徴・分類
無脂肪牛乳の特徴などについて以下に記載させていただきます。
牛乳の分類一覧
- 牛乳・・・絞った生乳を殺菌したもので、スーパーなどのお店で売られている牛乳のそとんどはこちらになります。
- 特別牛乳・・・特別牛乳さく取処理業の許可を受けた施設で処理したさく乳を処理して製造されたもので、限られた地域で販売されています。
- 成分調整牛乳・・・生乳から乳成分の一部を除いて殺菌したもののことを言います。
- 低脂肪牛乳・・・生乳から規格に合うように乳脂肪分の一部を除いて殺菌したもののことを言います。
- 無脂肪牛乳・・・生乳から規格に合うように乳脂肪分のほとんどすべてを除いて殺菌したもののことを言います。
- 加工乳・・・加工乳は無脂乳固形分や乳脂肪分を調整して好みに合った組成のものを選ぶのに適しているものです。
無脂肪牛乳とは?
牛乳には上記のような分類があり、無脂肪牛乳とは生乳から規格に合うように乳脂肪分のほとんどすべてを除いて殺菌したもののことを言います。
乳脂肪分の比較
低脂肪牛乳や無脂肪牛乳の方が、一般的な牛乳よりも乳脂肪分が少ないと言われています。
カロリー・栄養成分
低脂肪牛乳や無脂肪牛乳は、一般的な牛乳と比べると脂質やカロリーは少ないですが、その他の栄養成分はさほど変わらないと言われています。
脂質は本当にゼロ
脂質がゼロと書かれているものは本当にゼロです。
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無脂肪牛乳は太りやすい?デメリットは
無脂肪牛乳は太りやすいのでしょうか?以下に記載させていただきます。
他の牛乳より太る?
ダイエットのために無脂肪牛乳や低脂肪牛乳を取り入れたらかえって太ってしまったという声もあります。
満腹感が得られづらい
無脂肪牛乳もしくは低脂肪牛乳で太ってしまう理由には、満腹感が得られづらいということもあります。乳脂肪の摂取量が多いとコレシストキニンやGLP-1といった物質が分泌されることで満腹感が得られ、カロリーの高い他の食品への欲求が減ると考えられています。ですが低脂肪乳ですと乳脂肪量が少ないため、上記物質の分泌が減ってしまいます。その結果、満腹感の低下をきたしかえって摂取量が増えたり他の食べ物の摂取量が増えて太ってしまう可能性があるのです。
添加物の影響で太る?
低脂肪牛乳は牛乳の中の成分調整牛乳の1つで、生乳100%でそれ以外の成分は含まれていません。ですが加工乳である「低脂肪乳」には生乳以外の脱脂粉乳やクリーム・バターなどの成分が含まれているものがありす。
無脂肪牛乳はまずい?
一般的な牛乳を飲みなれている方の中には、無脂肪牛乳がまずいと感じる方もいるかもしれません。
効果的な牛乳の飲み方
朝は忙しくてなかなか朝食の時間が取れない…という方には牛乳を朝に飲むことをおすすめします。牛乳にはタンパク質が豊富に含まれているため、朝に牛乳を飲むことで1日の活力源になります。また、牛乳に含まれる乳糖は腸内で乳酸菌のエサになるため、善玉菌が増えて朝のお通じも良くなる可能性があります。お通じが気になる方も朝に牛乳を飲む習慣をつけると良いかも知れません。
安全な牛乳の選び方
安全な牛乳を選ぶためには、牛乳パックの成分表示を見て「成分無調整牛乳」と書かれているものを選びましょう。「成分無調整牛乳」と書かれていない牛乳ですと、牛乳以外の食品添加物などが入っているからです。また、体にいい牛乳を選びたいのであれば「低温殺菌」と書かれた牛乳を選びましょう。
1日の適量
年齢にもよりますが、コップ一杯程度を目安に考えましょう。
飲むタイミングが大事
朝牛乳を飲むこともおすすめですが、骨や筋肉は夜寝ている間につくられるため、体をつくるためには夜寝る前に牛乳を飲むことがおすすめです。体をつくる際に必須のカルシウムは、寝ている間にも体の各所で使われます。そのため食事が摂れない睡眠中はカルシウムが不足しがちなのです。なので牛乳を夜に飲むことでカルシウム不足を補うこともできます。また、牛乳に含まれるアミノ酸の一種であるトリプトファンには睡眠を促すホルモンのメラトニンを作りだす働きもあるので、夜に牛乳を飲むことで安眠効果も期待できます。
プロテインに混ぜて飲める
牛乳はプロテインに混ぜて飲むこともできます。
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まとめ
この記事をまとめると
- 牛乳にはさまざまな分類があり、無脂肪牛乳とは生乳から規格に合うように乳脂肪分のほとんどすべてを除いて殺菌したもののことを言う。
- 無脂肪牛乳もしくは低脂肪牛乳で太ってしまう理由には、満腹感が得られづらいということがある。乳脂肪の摂取量が多いとコレシストキニンやGLP-1といった物質が分泌されることで満腹感が得られ、カロリーの高い他の食品への欲求が減ると考えられている。だが低脂肪乳だと乳脂肪量が少ないため、上記物質の分泌が減ってしまう。その結果、満腹感の低下をきたしかえって摂取量が増えたり他の食べ物の摂取量が増えて太ってしまう可能性があるのである。
- 朝牛乳を飲むこともおすすめだが、骨や筋肉は夜寝ている間につくられるため、体をつくるためには夜寝る前に牛乳を飲むことがおすすめである。