武蔵府中熊野神社古墳は府中のパワースポット！解説とアクセス・周辺おすすめランチまとめ

東京都府中市、東京都のほぼ真ん中に位置し2008年には「生活実感値満足度都内第1位」を記録したことがあるこの街に『武蔵府中熊野神社古墳』はあります。

形状は上円下方墳と全国で5つしかない形をしており、希少な古墳としても名高いです。

今回はそんな『武蔵府中熊野神社古墳』を一緒に見ていきましょう！

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武蔵府中熊野神社古墳とは

全国で5つしか確認されていない「上円下方墳」という希少な古墳ですが、『武蔵府中熊野神社古墳』はそのなかでも国内最古・最大の上円下方墳です。

大きさは三段構成で一段目は直径32メートル、高さ約0.5メートル、二段目は直径約23メートル、高さ約2.2メートルの方墳で三段目は直径約16メートル、高さ約2.1メートルで円形となっています。

築造時期は副葬品から7世紀中頃〜7世紀後半で「大化の改新」と同時期と考えられており、畿内の政権と密接な関係にあったと考えられています。

7世紀頃の府中市には「武蔵国」があり、国府が置かれていたと考えられています。そのため『武蔵府中熊野神社古墳』の被葬者は明らかになっていませんが、武蔵国で権力を握っていた人物ではないかと推測されます。

『武蔵府中熊野神社古墳』は歴史的・社会的価値が高い古墳として2005年に国の史跡に登録されました。さらに現在は、保存整備工事が終わり築造当時そのままの姿を見ることができます。

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武蔵府中熊野神社古墳の基本情報

出土品

鉄地銀象嵌鞘尻金具1点、刀子4点、鉄釘多数、ガラス玉6点が出土しています。その一方で土器などは発掘されていません。

なかでも副葬品として埋葬されていた、刀の鞘（さや）に装着する七曜文の鉄地銀象嵌鞘尻金具には銀象嵌が施されていて、全国的にあまり見られない出土品となっています

武蔵府中熊野神社古墳展示館は体験型の展示館です

『武蔵府中熊野神社古墳』のすぐ南にある展示館です。古墳整備の一環として建設され、標本や古墳を調査している時の写真などが見学できます。

概要

見どころ：展示物と復元された展示室

先述した鉄地銀象嵌鞘尻金具のレプリカを見ることができます。さらに、現在は古墳内部に入ることはできませんが、展示館では原寸大で復元した石室復元展示室があり、その大きさを実体験することができます。

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武蔵府中熊野神社 古墳まつりへ出かけよう

毎年、秋頃に古墳まつりが2日間かけて開催されており、1日目は夜、2日目はお昼の開催となっています。

古墳をライトアップしたり多くの出し物が出るなど、非常に盛り上がるお祭りです。

見どころ1：古墳のライトアップ

夜の闇を照らすように古墳がライトアップされます。昼間とは違った古墳の姿はとても幻想的です。

見どころ2：演奏会

雅楽の調べをはじめ、篠笛や和太鼓など日本の和を感じられる演奏を聞くことができます。また、ジャズや子どもたちによる合唱も見どころのひとつとなっています。

武蔵府中熊野神社古墳へのアクセス

車

駐車場がないため、公共交通機関をおすすめします。

電車・バス

JR南武線西府駅から徒歩約8分。

京王バス府中駅発 『谷保駅経由国立くにたち駅行き』で「西府町2丁目」下車徒歩4分

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武蔵府中熊野神社古墳周辺のランチおすすめ3選

カレーダイニングChai

お肉がたっぷりと入ったカレーはボリューム満点です。満足度がとても高いお店なのでぜひどうぞ。

シマトネリコ

国産の食材を活かしたイタリア料理屋です。リーズナブルなお値段でパスタやピッツアなどを楽しむことができます。

いつみ屋

行列必至のラーメン屋さんです。ラーメン、つけ麺などを味わうことができます。そんななかでも一番人気はワンタン麺です！その日の気分に合わせて楽しむことができます。

まとめ

いかがでしたか？

今回は日本最古・最大の上円下方墳である『武蔵府中熊野神社古墳』のお話でした。出土品からもその希少さを感じることができますね。

全国で5つしか確認されていない上円下方墳のひとつですので、ぜひ訪れてみてください！

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