オシャレなランチプレートやサンドイッチの彩に欠かせない紫キャベツ。通年買える野菜ではありますが、メジャーな野菜ではないので売り切れていることもあるかもしれませんね。そこで今回は、紫キャベツの代わりになる野菜をご紹介していきます。栄養面でのメリットも詳しく解説していきますよ。
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目次
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紫キャベツとはどんな野菜?
紫キャベツはその名の通り、赤紫色をしたキャベツの一種です。まずは紫キャベツについてご紹介していきましょう。
紫色は何でできてる?
紫キャベツが赤紫色をしているのは、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」が含まれるためです。アントシアニンはブルーベリーなどにも含まれている成分で視力回復効果があります。
また、紫キャベツにはビタミンCやミネラル(カリウム・亜鉛など)が一般的な緑色のキャベツよりも多く含まれていて、彩がいいだけでなく美容と健康にもいい食材です。
使い方・食べ方
紫キャベツの食べ方は、一般的な緑色のキャベツとほぼ同じで、サラダなどにして食べます。サラダの他によく食べられている料理は次のようなものがあります。
- ザワークラウト
- ピクルス
- 紫キャベツのラぺ
- 生春巻き
- バインミー
紫キャベツはお酢との相性が良く、ピクルスやザワークラウト・ラぺなどにして、付け合わせにされることが多いです。また、生春巻きやバインミーなどのエスニック料理の具材としてもよく使われています。
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紫キャベツの代用野菜
色鮮やかで付け合わせにピッタリの紫キャベツですが、スーパーに置いてない場合もありますよね。そこで、手に入らなかったときに代用できる野菜をいくつかご紹介していきましょう。
ナス
ナスは紫キャベツと同様にアントシアニンを含む紫色の野菜です。食感は葉物野菜とは異なりますが、彩で代用したい場合はおすすめの野菜です。水分を多く含んでいるので、煮ると食感が変わり、味がしみ込んで美味しいですよ。
ピクルスにしたり、細かく刻んで使ったりしましょう。
紫玉ねぎ
紫玉ねぎは、サラダや生春巻きの具材にするときの代用にピッタリの野菜です。
シャキシャキの食感と玉ねぎの風味がアクセントになって美味しいですよ!紫玉ねぎを生で食べてから胃と感じるときは、酢を入れた水にさらしておくと辛味が抜けて食べやすくなります。
紫キャベツのピクルスやザワークラウトの代わりにするときは、紫玉ねぎをピクルスにするのがおすすめ。美味しいレシピをご紹介します。
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紫玉ねぎを薄切りにして水にさらす
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ポリ袋に酢・砂糖・ローズマリー・ローリエを入れる。揉んで砂糖を溶かす
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水気を切った紫玉ねぎを半日以上漬け込む
たったこれだけで美味しい紫玉ねぎのピクルスができますので、ぜひ作ってみてくださいね!
普通のキャベツ
紫色の彩よりも、味や食感を重視する場合は一般的な緑色のキャベツで代用するのがベストです。同じキャベツなので食感も味もほぼ同じなので使い勝手がいいですよ。
また、紫色でなくても緑色が生えるので彩も綺麗になります。普通のキャベツを使ったザワークラウトの作り方をご紹介します。
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調理器具と保存容器を消毒する
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良く洗ったキャベツの芯を取り、細切りにする
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キャベツから水分が出るまでよく塩もみをする
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消毒した容器に塩もみしたキャベツを入れ、重石を入れ、しっかり蓋をする
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3日ほど常温で発酵させる
ザワークラウトは発酵食品なので、常温で発酵させ、出来上がったら冷蔵庫へ入れましょう。また、雑菌やカビ菌が入ると腐ってしまうため、調理器具や保存容器は必ず消毒してから使うようにしましょう。
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紫キャベツを食べる効果
紫キャベツは彩がいいだけでなく、栄養面も優れた野菜です。紫キャベツを食べるメリットと、代用したい野菜をご紹介していきましょう。
美肌効果
紫キャベツに含まれるビタミンCは、コラーゲン生成に欠かせない栄養素であり、またシミやそばかすの素となる「メラニン」の生成を抑制する作用があるビタミンです。
緑色のキャベツにもビタミンCが含まれていますから、紫キャベツが無い時の代用に有効ですよ。
アンチエイジング
紫キャベツにはビタミンCやアントシアニンを始めとする抗酸化作用を持つ栄養素が多く含まれています。抗酸化作用は、活性酸素の発生を防ぎ、肌の老化や動脈硬化などを予防する効果があるもののことをいいます。
紫玉ねぎやナスにも抗酸化作用を持つアントシアニンが含まれていますので、彩だけでなくアンチエイジング効果においても紫キャベツの代用に効果的です。
アントシアニンは水に溶けやすいという性質を持っているため、効率良く摂取するには生で食べることをおすすめします。
便秘解消
紫キャベツには食物繊維が含まれます。食物繊維は腸内環境を整えたり、便を柔らかくして排便をスムーズにする効果があるため、便秘解消に効果的な栄養素です。緑色のキャベツやレタスなどの葉物野菜に食物繊維は多く含まれます。
風邪予防
紫キャベツに含まれるビタミンCは免疫をつかさどる白血球やリンパ球に多く含まれる成分であるため、免疫力を高める効果があります。紫キャベツは緑色のキャベツに比べてビタミンCの量が多いことも特徴です。
ですから、緑色のキャベツで代用する時はレモンドレッシングをかけるなど、他の食材からもビタミンCをとるようにすると良いでしょう。
疲労回復
紫キャベツに含まれるカリウムには疲労回復効果があります。また、利尿作用もあるため浮腫み解消効果もあります。夏野菜のスイカやキュウリにもカリウムが含まれていますよ。
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まとめ
彩を添えるだけでなく、栄養も豊富な紫キャベツですが、他の野菜でも代用ができることが分かりましたね。今回の内容をまとめておきましょう。
この記事をまとめると
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紫キャベツの代用には、ナス・紫玉ねぎ・普通のキャベツがおすすめ
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紫キャベツにはアンチエイジング効果・美肌効果・便秘解消効果などがある
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代用できる野菜にも紫キャベツと同じ栄養素が含まれる
という内容について詳しく解説してきました。紫キャベツは通年収穫される野菜ではありますが、スーパーで取り扱っていないこともあるので、購入できなかったときはぜひ他の野菜で代用してみてくださいね!