【家紋】村濃紋(むらご)の意味・由来を解説!レア?珍しい幾何紋の一種

みなさんは「村濃」という漢字を読むことはできますか?染物のグラデーション模様を表すもので、「むらご」と読む珍しいものです。

村濃紋」という家紋にもなっており、白と黒の模様グラデーションが表現されました。あまり種類のない村濃紋ですが、今回は村濃紋の種類についてご紹介いたします。

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村濃紋の意味・由来とは?

読み方 むらごもん
家紋の分類 器物紋
>>家紋辞典で他の家紋もチェック<<

村濃は、布を染める際に同じところで濃い部分を作ってその周りをぼかす染め方のことや、その模様のことを指します。

「村濃紋」は他に、「村紺」「斑濃」「叢濃」と書くこともあります。

グラデーションで綺麗なことから、家紋にも用いられるようになったと言われています。

後ほどご紹介する村濃紋の家紋を見るとわかりますが、そのグラデーションは家紋では表現されていません。

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村濃紋の種類いろいろまとめて解説

二階堂村濃

畠山村濃

村濃紋はレアな紋である上に、家紋の種類があまりありません。二階堂氏が使用していた「二階堂村濃畠山氏が使用していた「畠山村濃がありますが、共通点のないデザインですね。

「二階堂村濃紋」はギザギザとした模様で長方形、「畠山村濃紋」は角が切られた長方形にドット柄が描かれています。

白黒の家紋でグラデーションを表現するのはなかなか難しいですが、どちらも染物による色の濃淡を描いたものです。

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まとめ

染物のグラデーションを表現した「村濃紋」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

種類や使用家も少なく、家紋の中ではあまりポピュラーなものではない村濃紋ですが、そういったレアな家紋について調べてみるのも面白いですね。

有名な家紋やマイナーな家紋、色々なジャンルの家紋について調べてみてくださいね。

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