夏になると水分補給のために麦茶をよく作りますよね。お水を飲むよりも風味が香ばしくごくごく飲みやすいに茶は老若男女共に親しまれている飲み物です。そんな麦茶はペットボトルでも販売されていますが、市販のものを買ってしまうと値段が高いので家で手作りしている人も少なくないはず。
基本的に麦茶は水出しのパックで作ると思いますが、一回使った後もなんとなくもったいなくてきてなかった経験はありませんか?今回の記事では麦茶のパックは実際に何回使えるものなのかについて紹介していきたいと思います。
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目次
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麦茶のパックは何回使える?
基本は一回だけ!
麦茶のパックが袋詰めされている食品表示にも書いてあると思いますが、麦茶パックは基本的に一回使ったらそれでおしまいです。
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水を継ぎ足し使えば薄くはなるけどなんとか飲める
もちろん2回目も風味が出ることは出るのですが、1回目に比べてかなり薄味の麦茶になってしまいます。もともと濃いのは苦手という方は2回目の麦茶でも丁度良いかもしれませんが、それ以上になると水と同じぐらい薄くなってしまいます。
逆に入れっぱなしにしていると苦みが強く出てしまったり、 焦げの匂いばかりが水にうつってしまうため美味しくなくなってしまうといった可能性もあります。
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使用済み麦茶パックを放置してはいけない!
栄養が染み出しているので細菌が繁殖しやすい
一度使った麦茶は中からでんぷん質といった栄養素が溶けてているので、それが細菌が繁殖する栄養になってしまうのです。なので水で保存するよりも麦茶にしたほうが細菌が繁殖しやすくなり、食中毒の危険性が高まってしまいます。
理想的なのは麦茶を作ったその日に飲み切ることですが、難しければ2日程度に分けて飲むとよいでしょう。
細菌が活動しやすい温度帯は20~40℃といわれており、少し暖かくなってきた初夏や夏場のお弁当の中などは細菌にとって最高に繁殖しやすい温度になります。
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麦茶の出がらしは何かに使える?
麦茶を抽出した後の出がらしは別の用途に使用することもできます。
排水溝に入れておくとぬめりを防いでくれる!
麦茶を抽出した後の出がらしは排水溝にパックのまま入れておくと、ぬめぬめになるのを防いでくれます。直接パックのまま排水溝のぬめりを優しく擦る方法もあります。だいたい1分くらいこするとぬめぬめした表面からキュッキュッと音がしてツルツルになりますよ。
排水口だけではなくシンクや油で汚れた食器、フライパン、コンロなども洗うことができますし、お茶には消臭効果もあるので麦茶のパックで洗ったものはしばらく嫌な臭いがしなくなるでしょう。ただし破れやすいのでやさしくこするようにしてくださいね!中身が出てしまったら逆に散らかしてしまうことになりかねません!
炒ってから乾かすと脱臭効果も!
むぎ茶の出がらしはフライパンで炒ったり、天日干しをさせて水分を乾燥させると消臭剤や脱臭剤の代わりとして使います。例えば冷蔵庫の中や下駄箱の中などに乾燥させた麦茶のパックを入れておくとニオイを吸い込んでくれます。これの良い点はパックをそのままゴミ箱に入れれば片付けが完了することです。
プランターの肥料に使える
麦茶にはたくさんの栄養素が含まれています。麦茶にすることで栄養素が溶け出してしまいますが出がらしであってもまだまだ栄養価が高いのです。出がらしはプランターの肥料として使うことができます。
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麦茶が余ったら?
麦茶でご飯を炊くと美味しい!
麦茶を作ったはいいけれど、どうしても飲めなかったということもあると思います。そういった場合にお勧めなのがご飯と一緒に炊くこと!余った麦茶をご飯の水の代わりに入れます。お米は普通に炊くように洗って炊飯器の内側の目盛まで麦茶を入れてください。
味に大きな変化はありませんが、麦茶の風味がまるで五穀米や玄米を食べているかのような感覚にしてくれますよ!
ちなみに麦茶のパックをそのまま水とお米を入れた炊飯器で一緒に炊いても麦茶ご飯はできますよ!いつもと違った味わいや夏の暑い時期に、麦茶の香りをしっかり感じたいなどにおすすめです!
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まとめ
この記事をまとめると
- 麦茶は基本的に一回だけしか出せない!
- 麦茶は放置するとすぐに細菌が繁殖してしまうので早めに飲もう!
- むぎ茶の出がらしは掃除に使えたり脱臭剤に使えるなど、いろいろな使い方ができる!
- 麦茶が余ったらご飯と一緒に炊いてみよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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