【大人】麦茶アレルギーの症状で蕁麻疹・かゆみ|小麦アレルギーは?

麦茶はノンカフェインなので、日々の水分補給に飲んでいる方も多いかと思いますが、人によってアレルギーとなることを知っていますか?小麦アレルギーでも、麦茶を飲むことはできるのでしょうか?今回は、

  • 麦茶でアレルギーになる原因
  • 小麦アレルギーでも麦茶は飲める?
  • 主なアレルギー症状
  • 赤ちゃんはいつから飲める?

これらのテーマについて紹介いたします。

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麦茶でアレルギーになる?

麦茶はアレルギーとは無縁の飲み物に見えますが、稀に麦茶が原因でアレルギー症状が出ることがあります。麦茶の原料は大麦なので、小麦アレルギーとはまた別物になります。

大麦はアレルギー食品としてはあまりメジャーなものではありませんが、中には大麦でアレルギーを起こすことがあるのです。

では、麦茶によるアレルギー症状には、どのようなものがあるのでしょうか?

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大麦アレルギーの主な症状

麦茶によるアレルギーの症状には、どんなものがあるのでしょうか?アレルギーではない人でも、ある日突然アレルギー症状を発症することもあります。起こり得る主なアレルギー症状について見ていきましょう。

主なアレルギー症状
  • 蕁麻疹・湿疹
  • 喉の痒み
  • 腹痛
  • 下痢
  • 吐き気・嘔吐

蕁麻疹

1つ目は、蕁麻疹やまぶたの腫れです。普段はなんともなくても、ある時なにかに反応してじんましんが出る経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。蕁麻疹は食品アレルギーで最も起こりやすい症状と言われています。

皮膚にぷつぷつが出たり、全体的に赤くなったりするほか、むくみが見られることもあります。このむくみはまぶたにできやすく、片目のまぶただけ腫れることもあります。

注意

ちなみに、皮膚反応はその対象である食品を摂取してから最短で1時間で症状が現れると言われています。また遅くとも4時間以内に症状が体に現れるようです。

腹痛

消化器系が弱ってしまい、胃痛・腹痛を発症して結果下痢となりことが起こり得ます。消化器系が弱ると腸内で上手く消化ができないため、下痢を起こします。

唇・口内の腫れ

唇や口腔内の腫れが起こることがあります。食べた後に、唇がヒリヒリして大きく腫れたり、口の中がイガイガして風邪の時のように腫れたりします。

口腔アレルギー症候群

このような症状は口腔アレルギー症候群と呼ばれ、特定の食べ物を食べた時のほかに、花粉と反応して起こる場合もあります。花粉症を持っている人はなりやすい傾向があります。

症状は早いと食べてすぐに現れるので、食後にお子様の唇が腫れてきたり、口の中の違和感を訴えてきたらすぐに処置するようにしましょう。

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のどの違和感

また、のどの違和感“口腔内アレルギー症候群”の症状の一つで、喉がヒリヒリと痛くなったり、なにか詰まっているような違和感を感じることがあります。

のどの奥にとどまらず、耳にもかゆみや痛みなどの違和感を感じることもあります。アレルギー症状でのどに違和感が起きるというのはあまり知られていないので、最初は風邪と勘違いする方も多いようです。

しかし早い時は15分ほどで症状が出てくるようなので、食事中に急にのどに違和感を感じることがあったら何を食べたのか確認するようにしてみてください。

咳込み・喘息の症状

そして、咳き込みや喘息症状もあります。咳が出たり、ゼーゼーした呼吸になり喘息状態に陥ります。また、この気管支系症状だけではなく、同時に体全体が赤くなるという皮膚の異常が合わさって出ることもあるようです。

一番多く発症する症状として、蕁麻疹を挙げましたが、その次に多いのがこの気管支系の異常です。アレルギー反応を起こす方の20〜30%が咳や喘息の症状を発症しています。

アレルギーが起きた時の対処法

アレルギーが起きた時の対処法ですが、飲むのをやめるのに尽きます。なかなか治らず、吐き気や下痢など症状が悪化してくる場合は、病院でみてもらうようにしましょう。

アレルギーの応急措置は水を飲む

アレルギーが起きた時の応急処置としては「水を飲む」ことも大切です。胃の中でアレルギーの原因となっている成分が水で薄まるので、体への影響を緩和させることが目的です。

赤ちゃんはいつから麦茶を飲める?

離乳食は生後5〜6ヶ月からスタートするものですが、 麦茶は離乳食初期の生後5〜6ヶ月から与えることができます◎  離乳食期は、主にこの4つに分かれています。

MEMO
  • 離乳食初期……生後5〜6ヶ月
  • 離乳食中期……生後7〜8ヶ月
  • 離乳食後期……生後9〜10ヶ月
  • 離乳食完了期…生後12ヶ月〜18ヶ月

完全に離乳食を終えるのは、1歳〜1歳6ヶ月が一般的です。麦茶を与えても良い時期は早く、離乳食のスタートと同時でも問題ありません。

与えても良い時期は生後5〜6ヶ月ですが、目安なので赤ちゃんの発達状態によって始める時期を決めましょう。中には、麦茶を苦いと感じる赤ちゃんもいるので徐々に慣らしましょう。

赤ちゃんに与える時の注意点
  • 2倍ほどに薄める
  • 常温または少し温める

大人が飲んでいる麦茶と同じものを与えられますが、赤ちゃん用の麦茶も販売されています。

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妊娠中(妊婦)でも麦茶を飲んでもいい?

妊娠中はカフェインの摂取を控えた方が良いものですが、麦茶にはカフェインが含まれていないので、妊婦さんでも安心して飲むことができます。

ノンカフェインなので、日々の水分補給にオススメですよ。下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

まとめ

この記事をまとめると

  • 麦茶の原料「大麦」によってアレルギー症状を起こすことがある
  • 小麦とは別物なので、小麦アレルギーの方でも麦茶は飲める
  • 主なアレルギー症状には蕁麻疹・口の痒み・下痢などがある
  • 赤ちゃんは生後5〜6ヶ月から与えられるが、薄めて少量からにすること

麦茶は身近な飲み物ですが、体質によってはアレルギー症状を引き起こすことがあります。万が一体調が悪くなった時は食べるのをやめ、様子を見て病院を受診しましょう。小麦アレルギーでも麦茶は飲むことができるので、安心してください◎

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