皆さんはもやしを生で食べたことがありますか?私は何回かもやしを生でかじったことがありますが、それってかなり危険なことなんです!もやしは加熱調理前提で販売されている食材ですので、生で食べるのはとても危険なこと。今回の記事ではもやしはなぜ加熱する必要があるのか、生のもやしを食べるとどんなことが起きる危険性があるのかについて紹介していきます。
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目次
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もやしは生で食べられる?
加熱調理の前提で作られている
もやしを育てるには日光を遮断した、湿度の高い場所で生育させる必要があります。これはもやしの生育にはとても適した環境ですが、それと同時にさまざまな雑菌が繁殖するためにとても適した環境なのです。ですので、もやしにはさまざまな雑菌が含まれている可能性が高いといわれています。もちろん袋詰めする前に洗浄はしっかりされているのですが、それでは取り切れない雑菌もいるため調理する際はかならず火を通す必要があるのです。
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もやしサラダはダメ?
加熱前提で作られたもやしは、生のままで食べることができません。もやしサラダにするなら茹でたもやしを和えるという形でサラダに入れてくださいね。
生もやしで下痢・腹痛、食中毒になる原因
傷みやすい
ほかにもやしを食べて下痢や腹痛になってしまう原因として、「消費期限が切れていた」という事も考えられます。私たちが想像しているよりも、もやしは痛みやすい食材です。買ってきて3日後には水分が漏れてきて、酸っぱい臭いが出始めます。それ以上になると、もやしから茶色の水が出てきたり、もやし自体が溶けてしまったりという状況になります。この状態は腐敗が進んだ状態で体に悪影響を与える細菌が繁殖している可能性が高いです。このようなもやしを食べた場合に下痢になってしまうということです。
サルモネラ菌や大腸菌
もやしには雑菌が繁殖しやすいという説明を行いましたが、過去に大腸菌O-157やサルモネラ菌などの危険な細菌が繁殖し、健康被害を引き起こした例があります。これら二つの細菌は特に力がつよく、摂取してしまうと体に大きな悪影響を与える危険性があるので細心の注意を払って料理に使いましょう。
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生もやしでなる食あたり・食中毒の症状
食中毒の一般的な症状として、吐き気や嘔吐、腹痛、下痢がみられます。それに発熱も伴う場合があります。
腹痛・下痢
食当たりの一番メジャーな症状は、腹痛や下痢です。早めに治るように下痢止めを飲む人もいますが、食当たりの場合は下痢や腹痛を引き起こす原因の細菌を早く体外に出すことが必要になってきますので、下痢を止めてしまうと逆効果になることがあります。
吐き気・嘔吐
食当たりは吐き気や嘔吐もよく引き起こされます。吐いてしまった後や、下痢をした後は体の中の水分が減った状態になるので脱水症状に気を付けましょう。水分と電解質を素早く補給できるように、薄めのスポーツドリンクなどを用意しておくと良いですね。
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もやしの加熱時間を解説
茹でる場合の加熱時間
もやしを茹でるときは熱湯で1分以上加熱する必要があります。もやしは水から茹でるとシャキシャキ感を保つことができますのでおすすめです。水から茹でる場合は沸騰してから1分ですぐにお湯から出してください。
電子レンジで加熱する場合
食中毒を引き起こす雑菌たちは熱を嫌います。なので、電子レンジで加熱することで雑菌を退治して食中毒を防ぐことができます。電子レンジに入れる前にしっかり水洗いして、それから水気を切って耐熱容器にラップをふんわりかけてからレンジに入れます。加熱時間はもやし一袋なら600wで3分加熱するとOKです。
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まとめ
この記事をまとめると
- もやしは生で食べてはいけない!
- もやしサラダにするなら茹でてから!
- 食中毒の危険性があるので、必ず茹でるか電子レンジで加熱しよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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